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カイゼンコンサルタント スタッフ日記

世界にブランチを広げるGemba Reseachグループ 日本ブランチのスタッフ日記です。会社は世界中の工場・現場・オフィスの『カイゼン』を手掛けています。


カイゼンコンサル 女性スタッフの日記


3.11の震災の影響でジャスト・イン・タイム(JIT)の考え方が否定されることが多々あります。果たして本当にそうなのでしょうか。
トヨタ生産式は、現在原点からだいぶ離れ彷徨していると言えるかもしれません。
しかし、これからグローバルな市場を相手に生き残っていくためには日本企業はトヨタ生産式しかないとも言えます。


今井正明の著書からの引用です。(1997年)

'I have often come across a narrow understanding of JIT, one which focuses solely on supply delivery issues. Actually, JIT is far broader. It must cover the entire value chain from the origins of the raw material to the end user -- and it should be implemented at every step in that value chain. And because JIT removes waste (remembering that unused, excessive inventory is considered waste), every process in the value chain needs to be flexible and able to respond within the time it takes for a customer to place an order. That's true JIT.'


ジャスト・イン・タイムの考え方を、より幅広い観点でとらえると、一部の工程(例えば最終工程であるお客様等)だけでなく、全行程におけるあらゆる段階で、日々対応させていくべきものです。トヨタ生産式の柱と呼ばれるジャスト・イン・タイムができてこそ、「どこでも・誰でもできる改善」が可能になります。


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日刊工業新聞社 「工場管理」誌 20118月号

Kyly Industria Textil Ltd社 (所在地:ブラジル/製品:子供服)の改善取組について『ビジネス、物流、ジョークどれもタイミングがすべて』というタイトルの記事が載っています!

ご興味をおもちの方は、工場管理8月号『「Boys Be Ambitious(シュミット・ブラッド)』をご覧ください。



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 弊社KAIZEN Institute Consulting Group Ltd. の会長、今井正明の最新インタビューをご紹介します!



 今井会長は、日本で発達した品質管理やTPM、トヨタ自動車での改善活動などを国際的に普及させてまいりました。

 また世界各国で改善推進の会社を設け、改善指導者を育成し、自らも講演やコンサルティングなどで活躍しています!

 リーン思考の推進者であり、「改善の父」、改善の名前を世界に広めたリーダーとして知られています。
 主な著書はカイゼン、および現場カイゼンについてのものです。
 世界二十数カ国で翻訳されています。




 そのインタビューの冒頭部分をお聞きいただけます(英語のみ)!下記リンクにてご確認ください。http://www.gembapantarei.com/2011/07/video_interview_with_massaki_imai_kaizen_pioneer.html


 インタビューでは大野耐一先生への思いなども語っております。
 今年は、大野耐一先生の生誕100周年です。記念の年にぜひ今井会長のお話を通して、先生の言葉や思いを皆さんにお届けしたいです。


 ※全インタビューは、後日Gemba Academyにてリリースする予定です。
ご興味のある方は、是非チェックくださーい!


 2011年6月アメリカのシアトルで、今井会長は弊社お客様の「現場ウォーク」を実施し、講演会を開きました。その際、インタビューにも答えています!

今年の夏は、震災の影響もあり、多くの企業にとってこれまで以上に大変な季節になっていると思います。

自然破壊や価値観の転換など、時代の変化にトヨタ生産式をいかに活用できるかは今後の重要な課題になるのではないでしょうか。

「当たり前のことを当たり前のようにする」ことが困難になっているこの頃ですが、前向きに頑張っていきたいです!!

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以前、台湾の自転車産業におけるトヨタ生産式を基本とする改善活動の成功事例について取材をさせていただいたことがあります。その記事がPHP研究所、Voice月刊誌8月号に掲載されました(「トヨタ式」で甦る台湾の自転車産業)。
http://www.php.co.jp/magazine/voice/

是非、お時間ございます時、ご覧いただけますと幸いです。


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長い間お休みしましたが、これからまたブログを復活させます。
弊社から2点お知らせがあります。


弊社Gemba Research Ltd.はこの度KAIZEN Institute Consulting Group Ltd. と合併いたしました。 http://www.kaizen.com/

今後はより一層グローバルなオペレーションをサポートします!


Gemba ResearchKaizen Instituteは、世界のクライアントの求めるあらゆるサービスを提供できるため一つの会社になりました。改善指導者・メンバー350人のチームが40か国で活躍しています。


弊社は61日より事務所の移転をいたしました。

新住所は下記の通りです。


〒102-0083

東京都千代田区麹町2-12-1

グレンパーク半蔵門310号


オフィス改善に日々励んでおります。

写真のアップデータが楽しみです。


ホームページの更新作業も逐次務めていきます。


それでは今後ともよろしくお願いします~。

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工場管理新聞社 、「工場管理」誌 2011年2月号



Eastern Asia Technology Limited社(台湾/グローバル電気メーカーの委託生産)の改善取組について『影響力増加・リーンな行動基準が身に付く』というタイトルの記事が載っています!



ご興味をおもちの方は、工場管理2月号『「海外のゲンバから」お!ナイスカイゼン」(シュミット・ブラッド )』をご覧ください。


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工場管理新聞社 、「工場管理」誌 11月号

DL Martin社 (アメリカ/機械加工部品)の改善取組について『汚れゴシゴシ生意気組参上』というタイトルの記事が載っています!

ご興味をおもちの方は、工場管理11月号『「海外のゲンバから」お!ナイスカイゼン」(シュミット・ブラッド)』をご覧ください。











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日本を美しくする会 」鍵山秀三郎相談役と田中義人会長による対談を収録したDVDを見ました!

そこでは掃除の価値や掃除の可能性と広がりについて語られています。


更に街頭掃除における掃除の段取りと手順を実演し、解説されています。マニュアルのようなもので、すべての人、小学生からサラリーマン、主婦や政治家まで役立つ内容です。


実はこの「街頭掃除」は以前発表された「トイレ掃除」の続編だそうです。


掃除は、物事を受け入れることです。その中で受け入れた条件を活かすことです。
掃除は変化をつくっていきます。良い変化です!変化をつくることは、つまり、気づきをもたらします。
掃除を通してお互いに繋がりをつくります。これは人に安心感をもたらします。モノを大切にすると同時に心の繋がりをもちます。
掃除によって、気づきの心が生まれます。



「一つ拾えば、一つだけきれいになる」というコメントが印象深いです。



「一人が100歩進むより、100人が一歩進んだ方が良い」と鍵山氏が述べています。



皆さん是非機会がありましたら、ご覧になってください。





地域にいかに根ざしていくかは今後の課題です。「掃除が日常生活に入っていくように頑張りたいです」と田中氏は主張しています。
掃除の可能性は大きなものです。
掃除には人の良さを出すだけではなく、その人の可能性を産み出し、広げていく力があります。
などのようなことが述べられています。


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最近では、製造業だけでなく、医療やサービス業においても現場改善は大きな役割を果たしています。サービス業では大手企業はもちろんのこと、中小企業における取り組みも少なくありません。
今日は先日伺った美容室について簡単にご紹介します。TONY TANAKAさんという歴史ある美容室です。訪れたのは大阪にある店舗です。代表の森下朋広さんからお話を伺うことができました。
このお店は、トータルビューティーサービス、つまりヘア、メイク、ネイル、エステまで幅広く事業を展開しています。
現場改善を始めるまでは、各部門に専門家がおり、それぞれでの顧客情報をそれぞれの部署で管理し、共有しないという状況が続きました。情報共有化をはからなかったため、部門ごとに個人主義が横行していました。
そこで、トータルビューティー提案ができる体制を目指して現場改善を始めたとのことです。
活動の主な課題は、情報共有の他、従業員全員による価値観の共有、また全従業員の能力の標準化、コミュニケーション向上などが挙げられます。また、チームづくりと組織力の向上も徹底しており、従業員のお祝いなど一つ一つのイベントを大切にして、お店単位で仲間意識の向上を試みているそうです。そうすることで情報の共有のみではなく、働く場所としての店舗の大切さも見てくるそうです。

改善活動は、課題自体の実行以前に、それを実行できる環境をいかに作り出せるかが大切な活動となります。

ところで、お見せに訪問した際、特に印象に残ったのは、お店での朝礼でした。その元気さやはっきりとした力づけられるような皆さんの声、その言葉には感激しました。

「美を通してお客さまに元気を提供する」というこのお店の経営理念は活動そのものを反映しているように思えました。

森下代表のマネージメント力の高さを実感した一日でした。