Google Scholar という論文検索エンジンがあると聞いたので、
早速、検索語に「補助人工心臓」と入れて検索してみました。
J-stageに検索語を入れなくても論文を探すことができる時代になったなんて!
期間を「2023年以降」にしてヒットした論文で、
VAD患者側にとって参考になりそうなリンクを貼っておきます。
なお、掲載誌「人工臓器」は
一般社団法人 日本人工臓器学会の学会誌です。
紙版を閲覧したい場合は
通院先の大学病院の医学部付属図書館などで探して触ってください。
「長期の植込み型補助人工心臓患者におけるケアギバーのあり方」
(人工臓器52巻1号 2023)
東北大学心臓血管外科の片平 晋太郎先生、齋木 佳克先生の
●特集「5年を超える長期補助が可能となった植込型補助人工心臓」 植込型補助人工心臓患者の再入院を予防するための管理 (人工臓器52巻1号 2023年)
北海道大学病院心臓血管外科の大岡 智学先生の
●特集「5年を超える長期補助が可能となった植込型補助人工心臓」5年を超える待機が必要となった我が国の心臓移植の現状
(人工臓器52巻1号 2023年)
大学院医学系研究科心臓血管外科、
大阪大学医学部附属病院患者包括サポートセンター、
市立豊中病院循環器内科の6人の医師の共著の
●特集「5年を超える長期補助が可能となった植込型補助人工心臓」植え込み型補助人工心臓(VAD)治療におけるAdvance Care Planningについて
(人工臓器52巻1号 2023年)
→DTの場合のACPの中身に興味があったので、
図 1の「事前指示書(大阪大学医学部附属病院)」
図2の「DT 治療のディシジョンエイド
(大阪大学医学部附属病院)」を垣間見ることができて、
非常に参考になりました。
九州大学病院心臓血管外科、大学院医学研究院重症心肺不全講座、
九州大学病院看護部、九州大学病院臨床工学部門の6人の共著による
●特集「5年を超える長期補助が可能となった植込型補助人工心臓」植込型補助人工心臓患者管理における管理施設との連携‶Kyushu Style”
(人工臓器52巻1号 2023年)
名古屋大学大学院医学系研究科病態外科学講座心臓外科学の
六鹿 雅登先生の
●特集「5年を超える長期補助が可能となった植込型補助人工心臓」BTTにおける5年を超える長期補助のために重要となる患者管理
(人工臓器52巻1号 2023年)
東京大学医学部付属病院心臓外科の安藤 政彦先生と小野 稔先生の
●特集「5年を超える長期補助が可能となった植込型補助人工心臓」DT症例において 5年,もしくはそれ以上の長期補助を可能にするためには
(人工臓器52巻1号 2023年)
国立循環器病研究センター病院の田所直樹先生、福嶌 五月先生の共著の
(人工臓器52巻1号 2023年)
...たぶん、成人の心臓移植実施施設、割と網羅して拾ってるよね?
埼玉医科大と千葉大に所属している著者を拾いきれてませんが。
とりあえずは、
Google Scholar という論文検索エンジン、
割とヒットすることがわかりました。
ああ、久しぶりに論文ハンター魂に火が点いた…
学会誌を追うのは趣味みたいなものなのですが、
まさかGoogle Scholarを使ってみるレポートが
学会誌「人工臓器」祭りになるとは思わなかった…