次の日から 「観察工場」に配属され 二週間程 担当職員が
どの作業に見合っているかまさに 観察 されます
初日は またしても書類書き
そして中学程度の 国語 数学のテスト 枚数は10枚 (裏表5問くらいの小テスト)
数学は ルート計算 面積 体積の求め方 方程式 など
漢字の読み書き 正しい文法の書き方 です
ちなみに 30分のところ 5~6分で解いたら 驚かれました
100点だと自信があります
こんなところで なんの力を発揮したんだろうと むなしくなりましたけど
大抵は 仮釈放と言う 満期刑の三分の一ほど早く出られる制度があることはご存じだと思いますが
そう 無期懲役でも 30年刑期を過ぎたころ 仮釈放の話があります
裁判の時 「仮釈放なしの無期懲役がふさわしい」と判決が出たら 海外でいう 「終身刑」(日本にはありません)死ぬまで労役しなければいけません(麓にも数名いました)
仮釈放で1番必要なのは 身元引受人 両親 兄弟姉妹 親類 友人 愛人
人なら誰でも 大丈夫です
もし 親類が離れていたり経済的に無理 拒否されるなど 相手側にゆだねることができない場合
自分も頼みづらい場合は
「更生保護施設」という方法もあるので心配はありません こちらの詳しい話も後程綴っていけたらとおもいます
書類書きしてる合間に 「医務」で呼び出し
体重 身長計測 尿検査 通院歴 薬歴 飲んでる薬があったら薬の処方確認
など ちょっと違うけど 外の病院とさほど変わらぬ診察があります
教育担当の(刑務官ではない)先生に呼び出され
犯罪の犯してしまった経緯い や心境を聞かれました 矯正させるための教育プログラムをどう組み入れるか のための呼び出しです
お昼は 食堂で各工場に配置されてる全員の受刑者と食事
他人と顔を合わせぬように 静かに座り 下を向いて座ります
食堂で問題を起こすと すぐ 懲罰になるといわれているくらいなので ここでは本当に静かにしてます
受刑者が配膳する「カタカタ カチカチ」「ガチャガチャ」
その音だけが響く 無の世界
落し物を拾う どうしても聞きたいこと 隣の席の人にお願いがあるときなどは
手を挙げて 許可が下りたら 話すことができますが
雑談は一切だめです
でも 職員さんが 面白い事言ったら 大声で笑ったりしますけどね
2週間の 観察工場は薬物依存者の古いDVDを見たり ミシンを動かしたり 手縫いでのまつり縫いをしたり
紙袋の紐通しをしたり
上層部の講話を聴いて 感想文を書いての繰り返し なんか 学校みたい
誰かが言っていた 自由じゃない学校の女子寮みたいなもんって いや否定はしないけど 固定もできかねる
観察での2週間で 遵守事項を徹底的に覚え 調査の対象になることなく
施設での生活をする
注意されても 知りませんでした わかりませんでした で通るのはこの2週間だけです
貸与された衣類が小さい 大きいと替えてもらえるのもこの観察のみ
あとは 無理です
その一言で終了です