お腹から どすん!とケリが入り、すわ地震か?と目が覚めた午前3時。
どうにも寝付けなくなってしまいました。
そこで最近、ちょっと思っていることを・・・・。
現場をほぼ引退し、マネジメントに特化している昨今。
客先へのご提案を行うために、多くの技術者の方と面談いただく機会がとても増えました。
勝ち組、負け組と決め付けたくはないけれど、
この先どうやって仕事をしていくつもりなのかしら。。。と、
ヒトゴトながら心配になるエンジニアが少なくありません。
どういう方向の仕事をしていきたいのか、
どんなタイプのエンジニアになりたいのか、
今後のキャリアパスを描けず、
かといって技術要素をマスターする努力もしないまま、
スキル不足から思うような案件にめぐり合えない自分の現状を嘆くエンジニアが、
想像以上に多いのです。
そして、「今までと違う仕事をしたいけど、エージェントがダメで。案件ありませんか?」
あるわけありません。
仕事は空からイキナリ降ってくるものではありません。
努力で出会うものです。
技術者というのは、一生勉強をしていく職業だと私は思っています。
開発技術を極める人もいれば、マネジメントやプロジェクト管理に特化していく人もいて当然。
自分で適性に気づき、学び、体験し、常に次のステージを求めていくことをやめない人だけが
大きな案件やチャンスに出会うことができるのだと、私はかたくなに考えています。
努力をしないエンジニアにまわす仕事はありません。
私は、弊社が東京進出するきっかけを下さった取引先の方を、
とてもとても尊敬していますが、
この方も50歳をすぎてなお、日々勉強を怠りません。
大きな組織の上層部にいらっしゃる方ですが、
必要とあらば先陣を切って部下のミスをカバーするために数日にわたる徹夜をし、
若い要員が書いたソースコードを書き直し(!)、レビューを重ねています。
主人の上司でもあるこの方には、いつもエンジニアとしてのプライドをお勉強させて頂いています。
弊社で一緒に仕事をしている中には、中国から来ているエンジニアもいますが、
彼らは日本語試験だけでなく、日本の各種情報処理試験も突破した上で、
さらにベンダーの資格試験にも意欲的に挑戦し、短期間で着々と合格しています。
みんな、本当によく努力しています。
彼らと出会ったことで、長い間、まったくよい印象がなかった外国人エンジニアへの意識が
私の中ですっかり変わってしまったくらいです。
外国からはきっとこれからも、たくさんの優秀なエンジニアが進出してきます。
大きな企業では、開発費を抑えるためのオフショア開発があたりまえにもなっています。
ただソースが書けるだけの日本人エンジニアの立ち位置は、単価的な問題もあり、
よほどの技術力がない限りは、これからなくなっていくでしょう。
技術力のあるオフショア要員の力を見抜き、評価し、管理し、一緒に仕事をしていくためにも、
使う側として技術力は必要なのです。
そうなると新しい技術要素の習得は、目的ではなくて手段です。
ものづくりのひとつ上のレイヤーの目線で技術を捉え、
活用する力をもつことに目を向けて自力で自分を磨けるような、
そういう、プライドと品格のあるエンジニアが増えないと、
日本の未来は非常にヤバイんじゃないか?
書いてるうちに少し眠くなってきて、伝わっているかどうか不安ながらも
なんだかとても危機感を感じている今日この頃です。
世直しプロジェクト、やりたい気分です。