ウチのような小さな会社にも、飛び込み営業に来てくださる企業さんがあります。


先物取引とかコピー機のリースとかはほとんど電話ですし、

受付嬢が速攻でお断りしてくれるようになってますが、

困るのは同業他社からの技術者派遣や人材紹介の営業です。

飛び込み営業というと、足で稼ぐ、電話でがんばる、という雰囲気がありますが、

同業他社は、ほとんどの方がメールを使って”飛び込んで”きます。


infoのアドレスに、突然、慇懃無礼ともいえる敬語を使ったメールが届きます。

メール添付資料が、会社案内だけなら全然OKなのですが、

個人情報満載の要員経歴書をいきなり送ってくる、ある意味命知らずなところもあります。


で、


「お名刺交換を」

「情報交換を」


という名目でアポがほしいという結びになっており。


人材確保が一番の課題であるわが社。

最初は考えなく会っていただいてました。


ですが、

最終結論として時間の無駄になること数知れず。


だんだんわかってきたのは、

ウチのような会社にだからこそ、飛び込みができる、ということ。

名のある会社に突然出向いていけるような根性と気力と知恵のある営業さんは、

最初から弊社など相手にしません。


飛び込み営業メールを下さる方には、ある傾向があります。


東京ですでに実績があったり、他業種を長くやっていらしたりして

業務拡張のため、大阪営業所を配置した直後の企業さんの営業担当者。

しかも、ほぼ全員が20代。


会社が大阪営業所開設して、営業要員としてアサインされたはいいものの、


大阪は全然不案内でしらなくて、

毎日行くところがないけど、会社に提出する日報には何か書かないといけなくて

だけど大手に突然行くには手段がなくて(思いつかなくて)


だから、タウンページで適当に見つけた会社に適当に出向いて時間をつぶす。


そんな感じでしょうか。


お名刺交換させてください

 = 本日の日報埋めさせてください

情報交換させてください

 =大阪ってどんなとこか知りたいですー。どこいけば仕事ありますかー?


まぁそんな感じに読み替えて正解。


実際、数社には具体的に案件を振ってみましたが、

提案にもいたらず

ひどいところは返事がないままフェードアウト。。。というところもありました。


ウチは小さな有限会社ですが、

ありがたいことにありえないくらい大手さんと直接お取引いただいているので、

コンプライアンスが厳しくなりつつある昨今、

資本金や会社の規模に依存する与信の問題がどれほど大きいか、

よくわかっているつもりです。


だからこそ、営業に来るからには

与信の問題はクリアしてくださいね、と話してあるけれども、

とりあえず、アポだけとろうとするんですね。


取引を開始しようと面談を依頼するのですから、

与信は大丈夫なのか、とか

この会社の開発実績や求人の方向性はどうなのか、とか、

そんな基本的なことは営業に出向く前に完了しておくべき調査です。


もっというと、


そんなこともわからない営業担当者しかいない会社とお付き合いを始めたところで、

おそらくはトラブル続出するであろうことが簡単に予測されます。


さらに言うと、


営業担当者が上記のような方ですと、


だいたい会社自体も、

関西の地方性や案件の傾向、自社技術傾向とのマッチングもできないまま

とにかく営業所だけ作って、人さえ集めたらシステム開発は商売になる、

という安易な考え方で展開されている企業であり、

かつまた社員教育も管理もろくすっぽできてない、ということが簡単に予測され


ひっじょーに印象悪いです。


だいたい、資本金そこそこの株式会社が、飛び込みしないと仕事が取れないなんてことないはずですし、ハコもの先行状態で営業所展開すること自体が企業の判断として間違ってるような気がするのは私だけなんでしょうか。


・・・ともかく、弊社は飛び込み営業一切お断り。

ゴルフ会員権であろーが先物取引であろーがIT企業であろーが、

一切合切お断りです。


営業ゴッコに、付き合ってる暇がないんだよね。