いかがお過ごしでしょうか。
一気に暑くなりましたね![]()
室内でもエアコンは必須です。
痩せ我慢の時代ではありません。
適度にエアコンを利用して、
快適な生活空間
を保持しましょう。
ところで、これ知っていますか![]()
お店で目を引き、完全なる興味本位で購入しました。
「昆虫食が私たちの生活を救う!」と
デカデカとポップ文字で書かれていたので。
生活を救う?
世界を救う?
コオロギが?
少し、おさらい。
要チェックポイント
です。
フードロス・・・
まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと![]()
日本では年間600万t以上もの食品が捨てられています。
半分に当たる300万tは家庭から発生しています。
つまり、毎日大型10tトラック
で1760回分積まれた食品が
捨てられていることと同じ。
まだ食べられる賞味期限のものも少なくありません。
例えると、
日本で生活する人全員がまだ食べられるのに
毎日お茶碗一杯分のごはん
を捨てているのと同じ。
毎日おにぎり
1個を日本で生活する人全員が
惜しげもなく捨てているのと同じ。
私自身もうまく説明できるほど
分かっていませんでしたが・・・
賞味期限とは
美味しく食べられる期限です。
消費期限とは
食べても安全な期限です。
ここまでお読みになり、この先も我が国の食の豊さは
このまま継続するとお思いでしょうか![]()
恵まれているからこそ、気がつくことが難しい![]()
地球の反対側では、食糧難がすでに起きており
飢餓や栄養失調で命を落としている人が沢山います。
生きるための手段として、
強奪が起こったり、パンデミックが起こったりと深刻です。
SDGsの目標2にもある「飢餓をゼロに」は、
2030年までにあらゆる形態の飢餓と栄養不良を終わらせ
子どもや社会的弱者を始めとするすべての人が、
1年を通じて栄養のある食料を十分に得られるようにすることを
狙いとした目標。
先進国や新興国で
飽くことのない毎日廃棄される食品。
今、地球環境に大きな負荷をかける
サスティナブル(持続可能)でない食料システムを
見直す動きが高まっています![]()
飽食が食糧システムを歪めている中
私たちに求められているのは
食のスタイルを変えること。
そこで注目されているのが![]()
国連機関が推奨しているのが「昆虫食」です。
今日は、昆虫食の入門として、「コオロギ」
にフォーカスします![]()
コオロギに行く前に・・・
私(書いている人)の実家では
イナゴをキロ単位で採り、たい焼き屋さんと
物物交換をしていました![]()
採る側のメリットは遊び感覚で楽しく、
たい焼きと言うベネフィットご褒美がもらえる。
懐かしいですね![]()
なので、イナゴは食べ物だと思っていましたし
イナゴの佃煮なんて当たり前でした。
昨年5月、無印良品で「コオロギせんべい」を出し
話題をかっさらっていましたね![]()
事実、2030年までに栄養として最も必要なタンパク質の確保が
重要だと叫ばれています。
コオロギは、
・飼育が簡単![]()
・35日位で成虫になる![]()
・雑食のため、なんでも食べる![]()
タンパク質が豊富で美味しいお肉・・・
生産に大量の水と穀物を必要とすると言われています。
そして、コオロギ・・・
飼育する場合、環境への負荷(えさ、水、温室効果ガス排出量)
が少なく栄養価「タンパク質」がすこぶる豊富だと分かっています![]()
タンパク質(100gあたりの含有量)〜栄養成分早見表より
コオロギ:64グラム
鶏肉 :23.0グラム(ささみ肉)
豚肉 :22.8グラム(ヒレ肉)
牛肉 :21.3.グラム(ヒレ肉)
サバ :20.7グラム
しかも、コオロギは、カルシウムも豊富![]()
100gあたり
コオロギは210ミリグラム。
牛乳は110ミリグラム。
コオロギ最強説
が浮上するわけです。
コオロギせんべい食べてみました![]()
えびせん?よくある海藻せんべい?
普通に美味しい。
しかも、ヘルシー。
コオロギの食品の一例![]()
ケーキ、パン、スナック菓子、洋菓子、
お醤油、ラーメンと、コオロギの魅力に
気付いた企業さんが商品化しているようです。
タンパク質は必要です。
お肉は大好きです![]()
焼肉屋さん
は私にとってアミューズメントパーク
です。
タンパク質が沢山含まれているコオロギ。
お肉の代わりにとはいきませんが、たまにはコオロギも
いいかもしれません![]()
今日は、飽食の日本に住んでいるからこそ、
俯瞰して世の中を見て
、訪れるであろう食糧問題と
「昆虫食」そしてコオロギについて考えてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました![]()

