なーんも詳しくないし

むしろなーんも知らないけど

美術館は大好きで


ダ・ヴィンチ・コードを見てから

更に美術館熱高まって

「もしルーヴル美術館に行けたら」っていう

たられば話で旦那と盛り上がって


架空の日程まで組んで

イメージトレーニングは完璧だったのに

実現しないまま旦那はいなくなってしまった


そんな自分の欲求を満たす為に

この日は美術館へ足を運んでみた





全てが陶板印刷で

オリジナル作品はひとつもないけど

原寸大に再現された作品と空間


作品触り放題

写真撮り放題


たぶん迫力とかは全然違うんだろうけど

ホンモノを知らない私には

ニセモノでもとても満足できた





芦屋で消失した作品も含め

「ヒマワリ」7点がズラッと並んでたり





ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は

修復前後の状態が向かい合わせに展示されて

交互に見比べることも可能





屋外展示のモネの「大睡蓮」の周りには

睡蓮の庭が広がっていて

池の周りで食事も楽しめる





ゴッホの部屋が

小ぢんまりと再現されてるスペースで

椅子に腰掛けてゴッホ気分味わって終了




展示作品には

ホンモノがどこの美術館に所蔵されているか

一点一点に書かれているので

「ホンモノを見に行きたい」と思ったら

その場で確認できて

初心者にとても優しい美術館


入館料は普通の美術館に比べてとても高い

年パスがあるなら買いたいところだが

残念ながらそんなシステムはないようだ





開館から閉館まで入り浸り

音声ガイドまで借りたのに

半分も聞けないままタイムアップ


例えば最初の写真の「システィーナ礼拝堂」

天地創造や最後の審判が

描かれているはずなんだけど

聖書の知識が薄いから

何が何だかよく分からない


旦那と来れたなら

私の質問に答えてくれていたはずで

楽しみ方が何倍も違ったと思う


「うわぁ!すごい!」の感想しかない

こんな低レベルな鑑賞の仕方でも

時間が全く足りなかったんだから

旦那と来れたらもっと楽しかっただろう




こんなことを思っても仕方ないのに

たらればの想像は止められなくて

勝手に妄想しては落ち込んでの繰り返し


こんな苦しさがいつまで続くのか?

身体の健康だけは保てている自分を

褒めて褒めて頑張って生きている