きれないひと。
今日水筒の魔の領域につい足を踏み込んでしまい、外してはならない部品を外して戻せなくなった私です。
さて本題の切れない人です。
彼との初デート後、疲れ切ってしまいもう会いたくないなーと思っていました。
彼とは家が近すぎて(多分自転車で20分圏内)、その後もなぜか連絡だけは続いていました。
そんなある日
「海外旅行に行ったお土産を渡したいから時間を作って欲しい」
と連絡が来ました。
彼は趣味で和〇〇をやっていて、そのお披露目というか、文化を広めるために海外に行ったそうなんです。
行きたくないなぁ…会いたくないなぁと思いつつ、賞味期限があるというお土産をいらないと突っぱねることもできず、時間を作ることにしました。
彼と会うのは、正直嫌でした。
私が断れなかったのが原因だけど、初回デートの印象が悪すぎる。あれがあまりにも強烈すぎて、尾を引きまくっていました。
行きの電車、あまりにも嫌すぎてずっとブルーだったのを今でも覚えています。
なんで行かなきゃいけないんだろー
嫌なんだから断ればいいじゃん
嫌だなー嫌だなー…
はー…
そんな憂鬱状態で待ち合わせ場所につき、彼に会うと一気にテンションを通常まで引き上げる自分。彼オススメのコーヒーとカレーの店で、海外でどんな体験をしたのかたくさんたくさん聞きました。2時間くらいだったと思います
いつ本題の土産物に入るんだよ!と内心イライラしていた
よくもまぁコーヒー1杯で粘れるな!女子顔負けだぞ!いや違うな、私が盛り上げたんだ
食文化とか、毎日何食べたのとか。練習はどこでしたのかとか、海外のテレビ局が取材に来たなんてすごいねとか、誰と行ったのとか、どういう繋がりなのとかいっぱい聞いたな!
自分で自分の首を絞め、爆死
彼からのお土産は、クッキーと紅茶でした。
やっと、ミッションコンプリートしたぜとフラフラになって会計を終え、駅まで一緒に行きました。
今日はまだ明るいが、私はライフがマイナス100なので、もう帰る…とフラフラしていたら
「仮面さん、もし今度時間があったら、イルミネーションを見に行きませんか?綺麗なところ知ってるんです!」
「い、イルミネーションですか?あー…うちの近所もよく光ってますよ…3月くらいまで」
「12月に一緒に行きたいところがあるんです!」
「12月だとー…まだ予定がわかってないのでー…」
「わかりました!じゃあ予定がわかったら教えてください!楽しみにしてますね!」
帰りの電車、私の頭は冴えていた。
恋人達のクリスマスにイルミネーション見に行ったら
確実に
告られる‼️
会うのも嫌な人とそんな意味深な時期に出かけるのはナシだ
というわけで、その後彼からの連絡には12月は忙しい。
それにイルミネーションは
貴方とは行きたくないと返信しました。