皆さん、お世話様です。
ウィザードの一言感想、いきます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第32話『危険なアルバイト』

 仁藤(永瀬匡)が高校時代の親友・土屋(松澤傑)と偶然再会した。その土屋の招きに応じて“自宅”にやってくると、なんとそこは手作りの小屋。中には高価なギターがずらりと並んでいるが、そのギターを購入するためにアパートを引き払ってしまったのだという。趣味のためなら家なんて…、と破天荒な土屋にどこかうれしくなる仁藤。しかも土屋は最近、日給100万円というアルバイトを見つけて面接に行くという。
「世界中のギターを買い占められる!」。
 大はしゃぎの土屋を前に仁藤は…。

 一方、グールを倒したもののゲートがわからない晴人(白石隼也)は、動きようもなく「面影堂」で待機。そこへ瞬平(戸塚純貴)が「日給100万円」というアルバイトのチラシを持って駆け込んでくる。そんなうまい話があるはずがない。晴人やコヨミ(奥仲麻琴)に脅され、浮かれ気分も吹っ飛んでしまう瞬平。ただ、輪島(小倉久寛)は思わず100万円を手にしたときの胸算用してしまい、晴人らにたしなめられる。

 1日で100万円ももらえるアルバイトって?興味を抱いた仁藤は、土屋とともに面接会場へ。やがて応募者の前に面接官の笠原(やべけんじ)が現れるが、なにやらけだるそうな様子でやる気があるのかないのか。その笠原の前で土屋は「ひとーつ、覚悟なき者、働くべからず」と得意のポーズでアピールするが、それを見ただけで笠原は面接を終了してしまう。

 そんな“面接”の様子を隣の部屋からマジックミラー越しにソラ(前山剛久)とミサ(中山絵梨奈)がチェックしていた。実はすべてはソラが仕掛けたワナ。高額な報酬につられてやってきた人間たちをミサに見せ、ゲートを見つけようとしていた。
 ソラの作戦に従うとは…。苛立ちを露にするミサだが、ワイズマンの意志に逆らうわけにもいかず…。

 土屋が“面接”に合格した。意気揚々と出社した土屋だが、終業時間まで何もすることなし。それでも100万円を手にして帰宅する。
 さっそくギターを買い、仁藤に食事をごちそうするなど羽振りのいい土屋。翌日から日当1000万円の研修が始まるから大丈夫だという。さすがの仁藤も心配になるが、土屋は「俺が金持ちになるのがうらやましいんだろ」と取り合おうとしない。

 そんな状況を仁藤は晴人らに相談。何かウラがあるに違いない、と、晴人と仁藤らはその会社を望遠鏡で監視。すると、以前晴人が見かけた、グールに襲われていた男もいた。あいつがゲート?だとしたらファントムが絡んでいる?
 晴人は仁藤とその会社へと潜入する。

 ビルの部屋を一つ一つ調べていた晴人と仁藤は、ミサの姿を発見する。ソラの作戦を失敗に終わらせたいミサは、面接を装いゲートを見つけようとしていたことを暴露。つまり面接の合格者は土屋を含めて、すべてゲートであるらしい。

 ミサの話を聞き、研修が行われている場所へ急行する晴人と仁藤。その研修施設では土屋らの前で笠原がボギーに変身、6人のゲートたちを絶望させようとしていた。
 間一髪間に合った晴人と仁藤。それぞれウィザード、ビーストに変身すると、ウィザードはボギーと、ビーストは土屋らを襲うグールに立ち向かう。
「ツッチーには指一本触れさせねえ」。
 ビーストはハイパーにチェンジするとグールを一蹴。
 ボギーの攻撃に手を焼いたウィザードもインフィニティーにチェンジすると圧倒的なパワーを見せつけ、ボギーをアックスカリバーで粉砕する。
 その瞬間、ボギーから放たれた光が6人のゲートの体に侵入したように見えたが、誰も気づくことはなく…。

 危ういところを救われた土屋は、金に目がくらんだ自らを反省。「友情の証だ」とギターのピックを仁藤にプレゼントし、東京から去っていく。
 走り去る土屋の軽トラックを見送りながら、晴人と仁藤もホッと胸をなでおろして…。




脚本:石橋大助
監督:石田秀範
アクション監督:石垣広文
(ジャパンアクションエンタープライズ)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コメディ回プラスシリアスなアクション、
石田監督演出と、
石橋さんの脚本に脱帽!!

土屋氏と仁藤のやりとりは、爆笑。
完結にみえて、来週に続くらしい展開も、すごい。

おかわり連続は、笑いましたが、
コヨミがちょっと可哀想にみえました。
自分でよそったんじゃ、面白くないシーンですよね、コレ。