佐藤優式受験勉強(2) | 『月刊日本』編集部ブログ

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日本の自立と再生をめざす言論誌

時は6月、場所は池袋。
本誌副編集長はT君に呼び出されて池袋の場末の飲み屋におりました。

ここに、これから主人公になるT君のスペックを書いておきましょう。
・高校中退
・大検取得
・某大学に入学
・その大学を中退
・その後フリーター生活を幾星霜
・寄る年波は25になんなんとす。

こうした経歴を見れば、自分探しをしなければならないほどにアイデンティティーが崩壊している迷える青年像が見えましょう。
さて、このT君はフリーター時代に当『月刊日本』主催「太平記勉強会」にちょこちょこ顔を出していました。本人いわく、「最初は(今で言う)ネット右翼的活動に惹かれたんだけれども、なんだかちがうと思った。そういう時に佐藤優の言論に出会って、佐藤優が国体の本義として『太平記』を論じているというので、来てみた」そうで、ここから関わりが始まります。