月刊BOSS7月号は本日発売です | BOSSの独り言

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月刊BOSS編集長・関慎夫がつづるインサイドニュース・ブログ

今日22日は月刊BOSS7月号の発売日です。
今号の特集は、「ドコモの憂鬱」。
携帯業界のガリバーとして君臨してきたドコモですが、前3月期決算で、ドコモの利益はソフトバンクの利益を下回りました。ソフトバンクが携帯に参入してまだ10年もたっていないのに、後塵を拝すことになったのです。
もっとも、ドコモの事業が携帯に限られるのに、ソフトバンクの場合は固定電話もインターネット事業も、出版や卸事業も全部入っています。しかも前期はガンホー買収などによる一時益があったため、単純に比較することはむずかしいのですが、ソフトバンクがドコモを抜いてことはまぎれもない事実です。
危機感を強めたドコモは、ついに通話料金の定額制に踏み切ります。来月からスタートするこの制度の申し込み数は順調に増えているそうですが、価格優位性を前面に押し出したところに、ドコモの焦りを感じることができるのです。
言ってみれば、定額制は伝家の宝刀です。うまくいけばいいのですが、もし失敗した場合、ドコモはとてつもないダメージを受けてしまいます。
果たしてどうなるのか。またソフトバンク、KDDI両社はどう動くのか。月刊BOSSをぜひお読みください。