雑が好きだ。
繊細すぎる感覚に
手がおいつかなくて
雑になる。
たとえば折り紙とか。
折り紙博士的な友人に
「紙の厚み分どうしたってズレる」と教わって、
そのズレが許せない私は
折り紙が嫌いだ。
だから私の作業はたいてい雑だ。
雑にしないとそればかりにかまけてしまうから。
そればかりに、ていうのは1日20時間ぐらいね。
雨上がりの畑は雑草ばかりで。
雑草にかこまれて作業できるのがうれしくて。
変態なんだよな
草は雑に生えてるようで、
繊細さがあるよ。
私は雑に刈ってるようで、
調和がとれてるんだ。
雑誌、雑記
雑なものをあなどるなかれ。
雑は宝箱だ。
この量を1時間で
このぐらいまで刈った。
え?
わかんない?
途方もない作業量に爆笑してる。
曇り空とはいえ27℃。
油断してると蒸し暑さで熱中症になる。
ケータイ音楽をカバンの近くにおいて
大音量でかけてみたよ。
ちょうど1時間で終わるアルバムが
タイムキーパーだ。
パート先で音楽聞けないのがいやで、
畑でぐらい好きな曲を流そう、て
思ったんだ。
作業を終え、撮影タイム
写らないけど、
たくさんの虫がいるんだ。
歩を進めるたび、
バッタやカマキリが飛び跳ねる。
知らない葉っぱが生えてた。
刈ったあとの「雑草」がきれい。
この上で死にたい。
青がすこし覗く。
10日ぐらい放置してたからカビ生えた。
まだこれからのもある。
畑はじめるまで、トマトがこんなに長いあいだ
とれるもんだって知らなかったな。
田んぼもわさわさ。
動画、つくったよ。