年末の、『初職質』に続き、『初拿捕』されました(笑)
有給消化の為、連休を取って『海の家』に行ってた時の事・・・
夕方、島影の風裏でのんびりと釣り糸を垂らしてると・・・
夕方、島影の風裏でのんびりと釣り糸を垂らしてると・・・
一隻の船が近寄って来ました。
その船の横に書かれていた文字は・・・
その船の横に書かれていた文字は・・・
『海上保安庁』
そう、海猿の方々です。
海 『お楽しみのところすいませ~ん。
保安庁なんですが、船検証と船舶の免許証確認させて頂いていいですか?』
保安庁なんですが、船検証と船舶の免許証確認させて頂いていいですか?』
あ 『はいはい。』
まあ、いわゆる海上での職質ですね(笑)
船を近づけ過ぎて、ぶつけたりすると修理代を請求されますので長~いタマ網を差し出します。
船を近づけ過ぎて、ぶつけたりすると修理代を請求されますので長~いタマ網を差し出します。
で、船検証を探したところ・・・
無い・・・
朝、船外機の調子が悪く船外機の型番を調べる為に船から下ろしたままでした・・・
あ 『すいませ~ん。
陸に忘れてきてます・・・』
陸に忘れてきてます・・・』
海 『免許は持たれてますか?何級ですか?』
あ 『あります。二級です。』
海 『船検はいつ取られました?』
あ 『一昨年の10月の末だったと思います・・・』
で、海猿の方々が何やら協議をし無線で確認を取ってましたが・・・
海 『船はどこに置いてますか?』
あ 『○○港です・・・』
海 『どうしても書類の確認が必要なので、ついて行きますので案内して下さい。
それと、そちらの船に2人乗船させてもらいます。』
それと、そちらの船に2人乗船させてもらいます。』
あ 『わかりました。』
って事で、『拿捕』されました!!
※拿捕(だほ)とは、国家が主体となっておこなう船舶の航行の自由を制約する行為のうち、船舶の抑留など実力行使を伴うもの。捕獲(ほかく)や鹵獲(ろかく)、拿獲(だかく)ともいう。しばしば船員の抑留や積荷の没収を伴う場合もある。
下手に逃走を図り、
こんな事や、
こんな事になったらまずいので、素直に従いました(笑)
で、港に戻って船検証と免許証を渡して一件落着かと思ったら・・・
海 『すいません・・・
船検証の登録番号と、船に貼ってあるステッカー(登録番号)の番号が違うのですが?』
船検証の登録番号と、船に貼ってあるステッカー(登録番号)の番号が違うのですが?』
あ 『?????
Aさんと言う方から買ったままなのでよく知らないんですけど・・・』
Aさんと言う方から買ったままなのでよく知らないんですけど・・・』
海 『どんな経路で買われました?』
あ 『元々、Bさんと言う方が所有者で、御高齢になったのでAさんが間に入ってAさんから買った形で す。買ったときに、船検と名変をAさんがやってくれましたので、ステッカーの事も良く知りま せんでした・・・』
海 『船検のステッカーも平成16年に切れたままのステッカーなんで・・・
このままだと、この船検証の船と、ここにある船が別の船と言う可能性もあります・・・』
このままだと、この船検証の船と、ここにある船が別の船と言う可能性もあります・・・』
あ 『マジですか!!』
海 『Aさんに連絡は取れませんか・・・?』
あ 『一応取って見ます・・・』
って事で、Aさんに電話を掛けてみましたが・・・応答なし・・・
キャビンの底のほうを探していると、Bさんあての漁業組合発行の漁の許可証が出てきて、そこに書いてあったBさんの住所、氏名、以前の船名を確認を、海猿のかたが小型船舶検査機構(車でいう陸運事務所)ってところに確認を取ってもらい、間違いなくBさんから私に名変がなされている事が確認出来、一件落着となりました!!
海猿の方は、かなり前に切れている船検のステッカーを見つけ、船検切れの疑いもあるので港まで連れて行ったみたいです。
何かの事情で、Bさんがステッカーを貼っていなかったのか、Aさんが貼っていなかったのかは判りませんが、責任は私にあり、認識不足を反省しました・・・
ただ、船検証と免許証を船に乗せていなかったって事で、警告書にサインと判子(無かったので指紋印)をし、お灸をすえられて釈放となりました。
海猿の方々・・・お手数をお掛け致しました。
それと、海猿の方がステッカーを再発行して貼っておかないとその都度止められますよ!!って言ってたので早速ステッカーを小型船舶検査機構の貰いに行きます。
ちなみに・・・再発行手数料 4000円です・・・