こんばんてーん

げきみそです。

わりと久々な気もする『キン肉マン』の単行本、先月発売の89巻！

これの帯にもありますが、ちょっと前にテレビアニメ新シリーズ『完璧超人始祖編』のシーズン3も発表されて俄に再熱しているところ。

今回は表紙からも明らかにウォーズマンが主役！

( ￣▽￣)ノ

劇中では、まだ“クロエ”としての戦い真っ只中から。

どうやら他の量産型とは中身が違うと疑うペシミマン、その仮面を剥がそうと頭部への猛攻を続ける。

執拗な攻撃もさることながら、このロープで伸びる腕という特徴にこの後もずっと苦しめられることになるのだが…。

結果的には、自ら偽装を剥がして奇襲のスクリュードライバーを食らわせる方に出たウォーズマン！…どのみちバレるならってことでしょうかw

そこからは本来の姿で勝負、ペシミマンも同じロボ超人としてウォーズマンと戦えることを喜ぶような態度。その後は“バベルの塔”の試練で戦ったオニキスマンとのことにも触れつつ、似て非なるお互いの思想がぶつかる。

昔からあるが、最近のシリーズでは特にウォーズマン＝ロボ超人という因縁を色濃く描きますね。

時を同じくして、先にマリポーサを撃破したパピヨンマンとはネプチューンマンが激闘を繰り広げ、一方では急造タッグを組んでいたキン肉マンの試合もはじまっている様子が。

ネプチューンマンの方はアバターを使って見様見真似のクロスボンバーを仕掛けるパピヨンマンに対して余裕の切り返しをしてみせたりと、久し振りの出番ながら良い立ち上がりに。

まぁ、その辺はまた次巻以降となりますが…

ウォーズマンが正体を現したソ連では、実況ヘリの解説席に居るマンリキが彼の関節技を讃える台詞もあり。…折られかけた、という表現にウォーズマンの強さと同時に自分のタフさもアピールしているように思えるなぁw

オニキスマンのフェイバリットも借りたりして大技を決めれるかというところで伸びる腕に解かれる、どうしても決め手に欠けるウォーズマン。

旧シリーズでアシュラマンがバスター破りをしてたりとか歴代いろいろあるけど、こういう技量ではない部分で無効にされちゃう仕掛けって少し冷めるの、私だけでしょうか？w

(; ^_^)

かつて施設を脱走したウォーズマンに対しては、そちら側も黙って見ている訳がなく…

ちょうど本誌掲載時期にアニメ版で過去が語られていたウォーズマン誕生の経緯でもあった、ソ連組織謹製のコスチューム。そこには実験段階で実用を待たずにウォーズマンが脱走した為に幻となっていた代物が！

ウォーズマン、ファイナルトランスフォーメーション！

∑(￣□￣;)

これは週プレ本誌掲載時にも随分と話題になりました、かつて旧シリーズの終盤(王位争奪戦の辺り)で扉絵のみに描かれたトゲトゲでパンクな装いになったウォーズマン。

当時はキン消しにもなったり、後年はゲーム作品でスキンとして引用されたりとか、小ネタとして有名なものではあったのですが。

まさか…そいつがホントに本編に出て来るとは驚きでしたよねぇ。

( ￣▽￣)

あと、これを発動する際にソ連側が「8年越しの最終実験」とか言ってたけど、劇中の時間経過では“ウォーズマン”が作られてからここまで8年しか経ってなかったんだなぁ。

施設のやり方に反して脱走したウォーズマン、今では師匠・ロビンマスクから正義超人軍のリーダーを任されるくらいになっていたのに、その身体には残虐な戦闘マシーンとしてのシステムが残されていたことに涙を浮かべる場面も。

この辺は、例のアニメ版でかなり丁寧に描かれた過去のエピソードを鑑みると辛いものがあるところですが。

そんな葛藤もありつつ、いざ戦闘になると全身の鋲を上手く扱って立ち回るウォーズマン。

それまでやってこなったであろう(鋲を突き立てるような)背中からのボディプレスなど、存在すら明かされたばかりの全身凶器をしっかりと活用している。

…そうやって備え付けの武装に頼った戦いをしてると危ない、ってのもパターンですけどw

それに対するペシミマンは、サファイアのような硬度9を誇る腕のロープから液体を流して全身をコーティングさせることで更なる強化を謀る。

その硬度で覆われた身体には(今しがた生えたばかりの)バトルモードとなったウォーズマンの鋲も圧し折られ、ころころの形勢逆転される展開に。

伝家の宝刀・パロスペシャルで決めに掛かるも、そのコーティング液が今度はウォーズマンに…!?

といったところで、次巻へ。

この戦いの決着まで入ってるかなと思ったけど、ネプチューンマンの方とかにも話数が割かれているからギリギリ間に合ってなかったのか。

ちなみに…

ちょっと前にはなるが、この新刊発売に先駆けて「ウォーズマンの軌跡」という彼の特集動画が、週プレさんの公式チャンネルから挙がっていました。

直近のアニメで触れられたものや今回の“クロエ”に際しての回想も含めた、ウォーズマンという超人の歴史を簡単にではあるが纏められています。

やっぱり…人気のある超人は、こういう企画もやってもらえるんですねぇw

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO(￣□￣ o）

まさに、戦争男!!