こんばんてーん
げきみそです。
今月発売の新刊、
『キン肉マン』の88巻!
先月までのクールで新作アニメ“完璧超人始祖編”の第2期が終わりまして、第1期は悪魔超人の活躍からアイドル超人の復活までキリの良いところで締められていたものの、今回はポーラマン戦の絶妙なとこで切られるという何とも歯切れの悪い終わり方、且つ第3期が未発表って気になる感じでもモヤモヤですけれども。
そんなキン肉マンも、原作ではなかなかの展開を見せております。
世界各地での時間超人“五大刻”との戦い、いよいよ出番が回って来たスグルの赴いた地には黎明の刻・エクサベーターが待ち構える。
そこには、かつて天界で使われていた超人製造機なるものが放置されていて、機能が失われていた為に捨て置かれたが刻の神がこれを再利用して時間超人達を量産しようという目論見。
このメガホン状の装置から絞り出されるように超人が生み出される代物、スグルが到着した時はまさに新超人が作られる間際だった。
生産ほやほやの時間超人、ザ・ガストマンが登場。
この超人、本誌での初掲載時にはデザインが違ってて…パッと見がほとんど『Ⅱ世』のイリューヒンそっくりだったからか翌週から修正、単行本では最初から修正後のデザインで描かれてました。
そうなるだろうなとは思ってたけど…今更ながら修正前の本誌をちゃんと保管しとけば良かったかなと少し後悔w
ミート君が居るとはいえ多勢に無勢で連戦を余儀なくされそうなピンチ!と思われたところ、
リングに颯爽と現れた助っ人…
なんと、あの“キン肉マングレート”が出現!
まぁ…殊勝な読者ならば正体は分かっている、この前髪がはみ出してる姿のグレート。
時間超人が云々という話が出て来た当初にもチラッと垣間見えていた謎の人物、それこそ『Ⅱ世』を履修済みであれば「遂に!」というところだが。
本編中では正体が明かされたところで尚更「誰だ?」になっちゃうから、ちゃんと長年の伏線回収がされたのは良いけど…どういう落とし所に持って行くのか。
スグルを疲弊させる訳にはいかないと、グレートな彼から時間超人とのタッグマッチを提案されるが俄には信じ難い…っていう当然の反応を見せられたが、
事情は隠しつつ必死に訴える眼差しにかつての(カメハメから受け継いだ直後の)テリーマンと同じものを感じ取ったスグル。
なんやかんやでお互い急造コンビとなるタッグマッチ、レボリューション(革命)を名乗る時間超人コンビに対して、スグルは正体不明のグレートと共に“マッスルブラザーズⅢ”を結成!
このグレートと組んで知らずに“Ⅲ”を付けてるスグルはさすがですねw
所変わって…
それぞれ時間超人のところにも動きが。
ネメシスがサグラダ・ファミリアで戦っていた件から、各地の状況を捉えた超人委員会。
既にパピヨンマンがマリポーサ等と戦っていた場所以外にも実況隊が到着、
テリーマンのところにはスカイマンが、
スグルのところにはジェシー・メイビアが。
超人オリンピックや遠征編などで戦った縁のある超人達が応援に駆け付けるかたちとなっていた。
そんな中、ロシア(旧ソ連)の某施設にて変装して挑んでいたウォーズマン…
そこに来たヘリに乗っていたのが、意外にもマンリキ!
確かに王位争奪編でウォーズマンが戦った相手だけど…他に選択肢が無かったのか。
今シリーズでは強力チームや知性チームのメンバーがリングに上っていたり、マリポーサとゼブラの元にもチームメンバーが助太刀に入ったりしていたけど、お前は実況席なのかw
変装している為に正体不明の超人となっているウォーズマンに対して、名前を尋ねると…
ここで「クロエ」の偽名が登場!
前述のグレートといい、時間超人の出現以降は『Ⅱ世』も読んでいた者には感慨深い展開が続いておりますが、始祖編からは「繋がらなくなったのでは?」という見方もされていたけど、こうしてネタが回収されていくのはスゴいよね。
この「クロエ」という偽名に関して、
直近の新作アニメでも幼少期のウォーズマン…もとい、ニコライのエピソードが語られていましたが、ここでもクロエの由来が判明。自分に付けられる候補だったという。
これから…またウォーズマンの過去についても触れられながら、旧ソ連時代からの因縁がメインになっていく展開ですが、各地での戦いに関しては次巻からが本番。
時間超人との抗争、なかなか大変なことになっていきますねw
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)