こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

今月の新刊、

 

『キン肉マン』の87巻!

 

ちょうどアニメ版“完璧超人始祖編”の2クール目も始まりましたキン肉マンですが、原作の最新巻はまさに渦中のネメシスとグリムリパー(?)が表示に。

 

時間超人の幹部“五大刻”が構える各地に赴いた超人達、ジャスティスマンが行方不明になっていたサグラダファミリアでは現役完璧超人の筆頭・ネメシスがジャスティスマンを捕らえていたファナティックと対戦。

 

 

初登場時から容姿が完璧超人始祖の一人・サイコマンに瓜二つであることが注目されていたファナティック、ラージナンバーズの同胞・グリムリパーとして凌ぎを削っていた間柄のネメシスはその動きを完全に把握。

 

見た目だけでなく戦闘スタイルや繰り出す技までサイコマンそのままっていう、ファナティック本人は否定しているが今後確実にサイコマンとの関連性をネタにしてくるやつだよね。

 

 

相手の癖が分かっているから対応が出来ているネメシス、一時は有利に戦いを進めるが…刻の神のチート(笑)により超神達も捨てざるをえなかった1億パワーを有す時間超人との力の差で返されてしまう。

 

テクニックは互角、動きも見極められてスピードも付いていけているが、圧倒的なパワー差で覆される…

 

と、超人評議会の解説員になったスカルボーズも言っているw

 

 

今度は己が格下の超人となったネメシス、かつてのロビンマスクとの戦いが過る。

 

ここはちょうど今期でアニメ化される部分なので、原作未読のアニメ派にはネタバレになっちゃう感じだけど(笑)、また逆転の手段として“ロビン戦法”を用いるあたりはアニメ前期のアトランティスにも通ずる手段。

 

…ロビンの技ってパクりやすいのかな?w

 

 

しかし、案の定マグネットパワーを保有していたファナティックはそれを防御に活用、ネメシスの大技も受け流してしまう。

 

以前のサイコマンもこのマグネットパワーによるチートでどうしようもない強敵となっていたけど、これされちゃうと…ホントに興醒めしちゃうレベルだからなぁw

(; ^_^)

 

そんなこともあり優勢を保つファナティック、完璧超人で且つ刻の神も注視していたキン肉族の出身であるネメシスに対して煽るような発言。

 

とうの昔にキン肉族からは脱しているネメシスだが、こと実の兄・キン肉タツノリを侮辱されたことで火が点く…!

 

 

額のマークが“完”から“KIN”へと変化!

 

遂に「完璧超人ネメシス」が「キン肉サダハル」に覚醒、全身の発光はまさに火事場のクソ力そのもの。これまでもキン肉マン等に通じる技もあったが、ここからは戦法が更にキン肉マンに近いものに。

 

そして、キン肉族の局中秘伝という奥義の数々も披露していくが…

 

そのひとつ“亡羊捕牢固め”という何をどう絞めてんだか分からん複雑な関節技、これはまさに…

 

 

キン肉スペシャル!

 

まだギャグ漫画だった初期頃にキン肉マンが披露していた奇妙な卍固め、一応それも近年発行された図鑑に載っていましたが、よもや正式な奥義として回収されるとはw

 

また「亡羊補牢(ぼうようほろう)」には過去の過ちや失敗を取り返すには遅いということはない的な意味合いもあるので、その瞬間はネメシスではなくサダハルとして戦った事への比喩も込められたものになっていますね。

 

あのギャグシーンが…こんな熱い場面に引用されるなんてなぁ…これもキン肉マンの醍醐味か。

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

と、火事場のクソ力を発揮して逆転に一縷の望みをかけるネメシスだったが、それでもファナティックとのパワー差は大きく。

 

互いに大技を繰り出す応酬の末、ダブルノックダウン!

 

正直、この何話かはサダハル復活もあり非常に濃い展開を見せていましたが、寧ろこれだけの激闘をしてファナティックを倒せなかったら次が難しいよな…って穿った見方もしていたんだけれども。

 

 

ここで時間超人ならではの“超回復”が効いてくる。

勝負としてはほぼ相討ちだったものの、結局は回復されるから倒せないって感じになっちゃってるのが複雑。

 

ネメシスも一度は立ち上がったものの力及ばず、ジャスティスマンのように強力な超人のサンプルとしてファナティックにより地下の研究所へ連れ去られてしまう。

 

 

完璧超人の中でも随一の実力者がキン肉族として火事場のクソ力も全開にして、それでも敗退してるってのは…ホントに誰がどうやって倒せるんだろうか?

 

個人的には…これを件のロビンがリベンジしてくれるくらいしか妥当なところが居ない気がするけど、どうするんだろうね。

(  ̄ω ̄)

 

 

 

そして、他の五大刻のところには…

 

スリランカの古都スーギリヤに到着したテリーマンの前には、またしても巨体の超人が立ちはだかる。

 

ジャイアントキラーとしてお馴染みのテリーですが…だからといって体格差のある相手としかマッチングしないのもどうなの?w

 

 

またネプチューンマンはレバノンに。

 

マリポーサやゼブラが逃げ果せたリングには、大将の為に囮となっていたキング・ザ・100トンが無惨な姿で吊るされていた。…もうボコボコにされる描写すら端折られちゃったかw

 

そこに待ち構えるのは、既に邪悪神のパワーを用いたマリポーサを撃破しているパピヨンマン。

 

こちらは先に偵察隊だった殺人遊戯コンビがやられているので、一応は同じ完璧超人の同胞としてリベンジを兼ねるネプチューンマンが相手になるっていう構図ですかね。

 

 

 

今回のネメシス(サダハル)も然り、次巻でも超人各々のルーツに纏わるエピソードや拘りが垣間見える展開となっていきますが。

 

とにかく“彼”の登場をあらためて単行本で読めるのが楽しみ!

(  ̄▽ ̄)ノ

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)