こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

今月のジャンプコミックス新刊に待望の『ルリドラゴン』第2巻が出ました!

(  ̄▽ ̄)ノ

 

 

―普通の女子高生だった青木ルリはある日突然、頭から角が生えてくる。

 

母親に聞けばなんと自分の父親が“龍”だから人間とドラゴンのハーフだと言われ、角に続いて今度は口から火が出たりと特異体質の発現に戸惑うが周りには意外と受け入れられたりして、現実からの逸脱しない程度がギリギリのファンタジーが乗っかる日常物…という作品。

 

 

約2年近い休載を経て今年の3月辺りだっけ?に連載再開を果たした本作、数話の週刊本誌掲載の後に現在はWEB連載に移行して継続。

 

ちょうどこの巻の前半が本誌、後半がWEBの分という状態ですが、単行本として読んだら分らないですね。話としてもそこで何か区切りを付けている訳ではないので。

 

 

前回…まさに休載前から遡ってとなりますが、火を吐いた次は授業中に突然の放電。またも意識が遠のきかけるがその場は何とか収まる。

 

また母に聞けば、龍は雷を落とすと言われ。

 

かつて痴話喧嘩でも文字通り「雷を落とされた」ことがあるっていうのを、普通の会話のテンションで言ってくる母親のしれっと感じね。

 

それでどうするかってのが、体質の暴走は運動で発散しようと某スポッ◯ャ的なところへ連れ出される。

 

運動神経抜群の母に対してどの競技でもポンコツなルリっていう比較も、母親ではなく父親に似たが故に…みたいなのを現してるのかな?

 

龍なら運動はと思うが、そこは人間のスポーツがしっくりこないってことだろうか。

 

 

そんなとこに親と来てる時に、ほとんど話したこと無いクラスメイト達と遭遇…っていう気不味い場面での、この嫌そうな顔w

 

連載当初からそうだけど、こういう細い場面毎のキャラクターの表情が良いですよね。少し嫌がる感じとか複雑な面持ちの描き方がとても上手い。

 

 

 

この後、放電(帯電とそれを逃す術)はなんとか会得。

 

教室でみんなに披露していた際には髪が逆立ちながらビリビリと…まるで超サイヤ人2みたいなことになってますw

 

 

火吹き、放電、と龍からの遺伝体質の問題もありつつ、学校生活の方では何やかんやで担任から体育祭の実行委員を押し付けられる(笑)ことになり、それも苦手なクラスメイトと2人でという展開。

 

嫌われているかも?からの一悶着あって、自らグイグイと絡んでいったことで良くも悪くも距離は縮まり、周りの友達にも支えられて…

 

ドラゴンのハーフというファンタジー設定が基礎にあっても、この普通の高校生としての友達との彼是といった日常の場面の方が比重は多く描かれている印象。

 

突然の龍…ってのがあったが故に、周りとのコミュニケーションが変わっていく切っ掛けになり学校生活も好転していっているように見えるが、それがこれからどうなっていくのかというところ。

 

 

 

運動で発散させようって件での母親から「こんなのが全部で9つあるんだから大変」ってサラッと言われる場面があるので、まだこれから7つの新体質が出てくる余地があるってことでね。

 

それが全て描かれるまで連載が続くのか…w

 

 

個人的な細い注目点は、放電を見せた後のクラスメイトのリアクションでもモブの男子からの、わざわざ放電しなきゃならんものを帯電する理由は何か…と「害をきましてまで起きる体機能」への言及。

 

やっぱり交友関係の方をメインに描いているからか、おそらく龍の体質に関しては会話劇の中で軽く話されているものもあるので、こういうものが後に回収されてったらなぁという楽しみがあります。

 

 

あと、まだ角があるのに慣れていないからか着替え時にベストを破いてしまうとか、地味だけどこういうのを大きめのコマで描いてくれてんのは良いよねw

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

もうひとつ余談として、私はTSUTAYAで買ったんだけどイラストカードとステッカーが封入されてました。

 

今の時代はビニールで綴じられてるのが普通なので、その中に封入済みの特典とかって見逃しちゃったり逆に知らず買って得したりってのがあるよね。

 

只でさえ待望の続巻でしたが、思わぬ特典サプライズがあって嬉しい限りでございます。(^^)

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)