こんばんてーん
げきみそです。
チラッと夕方のニュースで見掛けた、かなり興味深い話題。
奄美大島にて、長年駆除が進められていたマングースに関して、いよいよ環境省から「根絶宣言」が出されたとのこと。
これ、2000年代以降は特定外来生物の駆除がどうのこうのってニュースが増えていましたが、かつて100年以上前に沖縄へ人為的に持ち込まれたマングースもそれに指定されてて。
元々は毒を持つ危険なハブを退治させる為に輸入されて来たマングースですが、結果的にはウサギ等の在来種を捕食してしまって生態系を崩すことになったうえにハブ退治の成果は上がっていなかったという。
昔は「ハブvsマングース」なんていう見世物として活躍した時期もあれど、平成の中頃には動物愛護法が改定されて異種動物を決闘させちゃいけないことになった為、それすら出来なくなってたんですよね。
奄美大島には1979年に約30体程が動揺の目的で持ち込まれたそうですが、最盛期には約1万程まで繁殖していたとのこと。
それから…特定外来生物に指定されたのを機に完全排除を目指され、2018年に捕獲されて以降は厳重な監視体制でもその姿は確認されていない、だもんで満を持しての根絶宣言となったようです。
これはスゴいことだよなぁ。
世界各地で外来種として駆除されているマングースがいるそうですが、今回の奄美大島全域っていう広さでの根絶が確認された例は世界的にも稀だとか。
完全排除を掲げてから20年足らずでの達成って、とんでもない…!
( ̄□ ̄;)
まず、夜行性のハブに対して日中活動するマングースというのがミスマッチだったってことも。
マングースの原産はインドとかで、そっちでは蛇の毒が効きにくいこともありコブラの天敵になってるから、ハブにとっての敵になることは確かだったんだけど。
…とか、諸々の情報を見ていくと勉強にもなる(完全な部外者だから言えることですが)興味深い話でしたから、とりあえず一旦は解決したってことは大きな実績。
マングース…
動物としては好きなんですけどねぇ…w
(; ^_^)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)