こんばんてーん
げきみそです。
再来月には3DS等のバーチャルコンソールや配信のダウンロードが終了する…ってことで、随分前から抑えといた方がいいソフトとか色々とチェックしておりますが。
そんな中で、所持しているソフトも久しぶりにプレイしてみたりしてて、あらためてホントに面白いなと思った1本。
DS『きみのためなら死ねる』(2004年、セガ)
ニコ動の全盛期には多数のMADも作られたおかけで主題歌だけは非常に有名だろうと思われる、旧DS初期にセガから発売された作品。
当時は多かったDSの機能を活かすことを優先して作られたんだろうなというゲームですが、その独特なデザインとシュールな世界観は流石のセガ!といった感じでした。
キャラクターはシルエットと多少の色分けのみ(スーファミのサウンドノベルみたいな)で描かれて台詞も無く、ストップモーションのムービーで展開。
ストーリーモードでは、なんだか分からん感じで何かが起こって…
その事象に対してミニゲームが出題されるので、下画面のタッチパネルを活用したアトラクションを随時クリアしていくことで話が進んでいく。
メインのシナリオとしては、主人公が街中ですれ違った女性に一目惚れをしたことで何とか御近付きになろうと頑張るのを、謎のパフォーマンス集団“ラブラビッツ”が出助けしてくれるが…っていう。
ただデートしているだけでもサソリが降ってきたりハチが集って来たりと災難が続く彼女をしっかり守れるのか、また彼女を狙うライバルとの戦いなども。
最終的には、何だか大事になってったりしてねw
一応は彼女との云々がメインですから、
なんとクリア後のやり込み要素として、ゲーム中に表示される彼女の着せ替えモードなんかも。
任意のミニゲームだけをプレイ出来るモードもあるので、そこでゲームをやり込んだりストーリー中の隠しキャラを見つけたりしてポイントを加算していくと、この着せ替えパーツが増えていくとか。
こんな感じのグラフィックとはいえ、このくらいの要素もアルと無いとでは大違いですからねぇ。
(  ̄▽ ̄)
ミニゲームはボス戦みたいのも含めて30個くらいあるのかな。
ゲーム中は全ての操作がタッチパネルだけで完結しているあたり、当時のDSの感じがあって懐かしいポイントでもある。
分かりやすいものでは、画面奥から迫ってくる暴れ牛の群れをひたすらタッチで迎撃していくものとか、
タッチしたままスライドさせて規定のルートをなぞる…ある世代に伝わり易く言うと“イライラ棒”みたいなのとか。
押す、なぞる、面で擦る、といったタッチパネルを活かしたミニゲームの数々。
DSらしいなというものでは、ヨットを進ませたりロウソクの火を消したり…なんてのに“息を吹きかける”操作をしたり。(ここでは画面内に風を起こす意図)
あとはマイクに向かって叫ぶ(喋る)とか、TPOをわきまえないと難しい攻略(笑)が必要な場面もあり、DSで出来る操作(入力)方法をとことん詰め込んでいる。
それが良いのか悪いのか…ってのは振り返ると賛否あるとは思いますが、そういった意欲作でもあり、なんとか機能を活かそうと奮闘されていた当時のDSソフトの中でもトップクラスに成立していた作品だったのではないかなと。
SWITCHのサブスクでも過去ハード作品が順次プレイ可能になってはいっているけど、ハードの特性をフル活用したタイプのゲームは逆に現行ハードに移植や配信をするのは難しいんだろうなぁ…と思えば。
尖ってるけどゲームとしては面白い、そんな作品が埋もれていくのは些か惜しい訳ですよ。
(  ̄ω ̄)
なので、バーチャルコンソールが〜って事だけじゃなくてDS自体も特殊なハードですから、本体のメンテナンスも疎かにせず、今後もソフト漁りは気を抜かずに続けていきたいですね!(^^)
…と、最新ゲームを疎かにしながら思う、今日この頃w
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)