こんばんてーん
げきみそです。
先月の発売でした、
『キン肉マン』の80巻!
帯には引退を控えた武藤選手からのコメントもありますが、表紙には久しぶりのタッグマッチに挑んでいるはぐれ悪魔超人コンビの姿。影のかかった不穏な感じが良い雰囲気。
この巻では、旧シリーズ(王位争奪編まで)が全387話だったのに対して388話を越えて新シリーズの方が長くなったという節目も迎えていましたけれども。
ちょうど今週更新分では、その新シリーズが連載400回を達成!
いやぁ、スゴいですよねぇ。
当初はweb版のみで連載されていたので、そこまで長く続くとは思ってませんでしたから、本誌掲載になって以降はますます好調な感じでホントに良かった。
ゆでたまご先生も大ベテランですからね…
今でも月一くらいで休載週がありますけど、なんなら隔週とかでもいいから無理せず、500回600回と目指してって欲しいですね!
(  ̄▽ ̄)
さて、そんな節目のタイミングでは
前巻から引き続き、はぐれ悪魔超人コンビとザ・ナチュラル&ザ・バーサーカーのタッグ“モデスティーズ”が対戦中。
満を持して仕掛けられる伝家の宝刀・呪いのローラーに対して身体を反らして躱すナチュラルだったが、ローラーの向きを変える新機能を身に着けていたサンシャイン。
サムソンティーチャーを葬った厄介なシールドを幾らか破壊するも無事だったナチュラルから、逆にフェイバリットを食らって形勢逆転となってしまう。
ただでさえ追い込まれていた悪魔超人コンビ、これにより更なる窮地を迎えることに。
そこで自身の限界を察したサンシャインは、アシュラマンに捨て身で「とっておきの技」を提案。
なんだかドラマチックな展開ではあるけど…
今回の試合、前半は怒りにまかせたアシュラマンの愚策でピンチに、サンシャインの技でなんとか持ち返していたようなもんなので、コンビの負担としてはかなり分が悪いよねw
そんな2人の「とっておきの技」は、キーパーツを外して砂化したサンシャインを得意の竜巻ごと相手にぶつける“竜巻砂塵地獄”!
竜巻地獄と砂地獄、両者の担当する地獄の持ち味を固有の必殺技でそのままストレートに体現した、まさにこのコンビならではのツープラトン。
サンシャインが一体化することで竜巻内で相手を捉えて逃れられないようにして、アシュラマンが追い打ちをかけられるという二段構え。
それにより自慢のシールドも完全に砕かれたナチュラル、だが満身創痍のサンシャインには竜巻地獄の負荷は大きく…
ここで、サンシャインとナチュラルが両者ノックダウンとなってしまう。
しかしタッグマッチということもあり、試合は続行。
盟友の犠牲と共に師匠の復讐を果たしたアシュラマンは、それを余裕の姿勢で見届けていたバーサーカーとあらためて一対一の勝負となる。
が、やはり上手なのは超神のバーサーカー。
竜巻地獄も逆手に取るように翻弄しつつ、次々と必殺技をぶち込まれて劣勢のアシュラマン。
だが、ここでお待ちかね(笑)の友情パワーが発動!
折られた腕も散ったサンシャインの砂でカバー、仲間と共に…と来れば勿論、
悪魔六騎士全員の魂を乗せた腕で、形勢逆転を狙う!
アシュラマンといえばこれですよね。
サンシャインだけでなく、完璧始祖との戦いで敗れていたスニゲーターやプラネットマンも…ってのは分かるが、ジャンクマンとザ・ニンジャは健在(魔界で留守番)なんだけどなぁw
まぁ、生死を問わず人のもん借りてくるってのも悪魔超人らしいところか。←
そして、六騎士の腕を生かした渾身の“阿修羅バスター”により、バーサーカーを撃破!
サンシャインの腕力で頭を抑えたうえで、内側に向けたジャンクハンドを差し込んで相手を固める、この状態の腕だからこその完成度となった必殺技。
かつては…あんな手じゃ不便では?と小馬鹿にされていた節もあっただろうジャンクマンですが、新シリーズでの再登場からの活躍以降、あの手も意外と器用だと判明して(生き残ってる事が大きいが)株は上がっているよね。
今回の阿修羅バスターもジャンクハンドがなければ抜けられていた可能性があったと思えば、彼の金星は続いているのかもしれないw
これで試練を乗り越えたアシュラマンですが…
バベルの塔に挑んだ超人達の中で、サンシャインは初の脱落者となってしまった。
そうなるとアシュラマンが悪魔超人の代表として尚更に奮起していくのだろうが…それも塔の試練が一周りした後に何があるかにもよるよね。
そう、その次なる展開を匂わせる部分として登場してきたのがー
なんと、スクリューキッド!
一方その頃…的な感じで、戦いを見守っていた超人閻魔(ザ・マン)のところに駆け付けたのは、新たにラージナンバーズへ加入して任務に付いていた“殺人遊戯コンビ”のスクリューキッド。
本誌掲載時も「スクリューキッド調査隊」なんて言われてましたが、どうやら相方のケンダマン共々、偵察任務に出ていた様子。
ネメシスも知らなかったような極秘任務っぽいが、ザ・マンが予想していたと思わしき脅威は迫っているようで、先にバベルの塔の上階に進んでいたジェロニモやネプチューンマンが見ていた暗雲とも関係があるのだろう。
思わぬキャラクターの再登場というサプライズもさることながら、まだまだ今回のシナリオは長そうだな…と。
(; ^_^)
そして、バベルの塔では
遂に、ロビンマスクがリングに!
この超神達との戦いが始まった当初、ビッグボディの剛力チームを圧倒したランペイジマンが相手。
完璧超人のラージナンバーズとして現れたネメシスに敗れて以来の戦いとなる、ロビンマスク。
チャレンジャーとして舞い戻った維持で形振り構わぬラフファイトも繰り広げる中、今回の下天してきた超神達のリーダー格・調和の神に親しく意図をよく分かっているというランペイジマンから「調和の神と似ている」と評され、戦いの途中ながら試練は合格にしたいと申し出される。
これまでにない展開だが、あくまでも戦って認めさせると意気込むロビンはそれ拒んで反撃を再開する!
…なんていうね、ようやくこれまでと違うパターンも見えてきたバベルの塔。次巻ではロビンマスクの熱いファイトが待っています。
サンシャインは脱落してしまったものの、試合としては全勝している超人側ですから、この先にまだ何かが待ち受けているとすれば残り3名も合格して進んでもらいたいところですね。
(  ̄▽ ̄)
今回のMVPは、悪魔の友情を体現したサンシャインとジャンクマンの“手助け”ですねw
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)