こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

…とはいえ、普段の仕事に出てるよりは家に居る時間が圧倒的について長いので、まだまだ積みがいっぱいある食玩を。

 

久しぶりとなります仮面ライダーの“SO-DO CHRONICLE”より、既に次シリーズが出ているものの個人的には消化しきれていない『龍騎』から。

 

一般販売の3弾分が出た後にプレバン限定で出された「劇場版&TVSP」セット!

(⁠ ≧⁠▽⁠≦⁠)

 

これ発売(発送)は7月だったので結構な間を開けちゃったんだけど、同食玩シリーズも龍騎の次の次(笑)がそろそろ来ちゃうくらいなんで、そろそろ開けないとね…と。

 

なんだか、楽しみにしてたものは勿体無くて逆に手を付けれないっていう、悪い癖がありますw

(  ̄▽ ̄)

 

 

今回はそんなセットからひとつ、まずはこの“ベルデ”を。

 

主にTVSP版に登場したライダーですが、裏を返せばまともな出番はその1エピソードしかなく。近年のスピンオフには出演しているものの、当時は出番の量的に13人のライダーでもレアなキャラクターでした。

 

まぁその分、TVSP内ではメインの一角を張っていたライダーなので(観ていた人は)印象もしっかり残っていたのではないでしょうか。

 

 

▽仮面ライダーベルデ

 

「人間はみんなライダーなんだよッ!」

 

モチーフはカメレオン、明るいメタリックグリーンと頭部バイザーが独特な龍騎系でもとりわけモチーフが色濃く反映された独特な形状のバイザーも印象的。

 

カメレオンっぽい飛び出した眼部、角や舌をイメージした各所のデザインと、わりと怪人じみたビジュアルにも見えるところが龍騎ライダーの十人十色っぽさを現してるようにも感じます。

 

ベルデに変身するのは、大企業の社長・高見沢。

TVSP版では他のライダーを統率して戦うようなカリスマ性も見せながら、ミラーワールドを閉じようと奮闘する真司にも弱肉強食は社会の本質だとして協力には応じない好戦的な性格だった。

 

が、近年のスピンオフ作品では木村という青年が変身して真司と共闘していて、逆に最後まで仲間を信じるような姿勢を見せる良心的な人物に描かれてたりして。

 

良いもんだったり悪もんだったり変身者によってその立ち位置も全然変わってくる、そんなライダーバトルの何とやらも体現するキャラクターでもあります。

 

実はディケイド版とジオウ版では卑怯な相手に倒される役回りなので、悪役だったのは龍騎本編だけだったりする。

 

 

どちらにせよ、出番は少ないがしっかり印象には残る異質さも魅力のライダー。

 

デザインのモチーフはカメレオンですが、同じ爬虫類系でアマゾンとか死神カメレオンとかもイメージの元になっているとかどうとか。龍騎ライダーは意外と昭和怪人からインスパイアされてるのも面白いよね。

 

 

そして、アドベントカードの使用…

一見すると召喚機を持ってないように思えますが、左脚にあるカメレオンの頭部を模した飾りがバイザーになっているという。

 

 

カメレオンの舌みたいにコードが伸びてカードをキャッチ、手を離すと自動でバイザーに収まり読み込まれる方式。

 

右手でベルトのデッキからカードを取り出し左手でバイザーに…と、他のライダーと比べても無駄の少ない動きで手早く使うことが出来る仕組み。

 

まぁ、TVSP版はまだしも後年のディケイドやスピンオフ作品だとコードを出さす直接バイザーにカード挿してましたけどねw

 

ベルデのアドベントカードは、なかなか特殊なデッキになっていて。

 

固有カードにはカメレオン由来で自身を透明に出来る“クリアーベント”や、ライアの物とは違って姿と武器を变化させられる“コピーベント”など、カメレオン的に姿を消したり変えたりする能力を持っている。

 

特にクリアーベントは、撹乱戦法の要であり

 

隠れてるとこからの奇襲、ピンチの際は逃亡と、上手く使えば形勢を逆転させられるだけのポテンシャルは有り。

 

コピーベントでは武器だけでなく姿も写すことで相手の同士討ちを誘発させられる…といった、どのみち姑息(笑)だけどライダーバトルの中では有用な能力を備えている。

 

また、これだけでは武器が無くて決定打には欠けるが

 

“ホールドベント”として、ヨーヨー風の武器“バイオワインダー”を所持。

 

他のライダーと違って武器らしからぬアイテムを持たされてるのは、カメレオンの伸びる舌のイメージからそれっぽい物がヨーヨーだった、のかな。

 

今回のフィギュアでも、リード線で自在に動かせるそれが一体となった左手パーツがあります。

 

ホールド…というカード名から、ヨーヨーを直接ぶち当てる打撃攻撃にもなるが本質はヨーヨーの糸部分を相手に巻き付けて捕縛するような使い方なのだろう。(実際にそう使われてる場面もあったはず)

 

このリード線付きパーツがあるのは良いが、惜しむらくはヨーヨー単体での武器パーツ的なのが付属していないので、手に持たせてる場面の再現は難しい。

 

この辺は、どうせプレバン限定ならもうちょい頑張ってほしかったかな?

(; ^_^)

 

 

で、ここからはアドベントで契約モンスターの召喚!

 

 

ミラーモンスター側もお馴染みとなったプレバン限定で同時発売、パッケージ箱はライダーのセットよりも僅かに大きかったけど、相変わらず中身はみっちり詰まってました。

 

今回はベルデの契約モンスターだけ開けます。

 

ちなみに上記のホールドベント、ヨーヨーのバイオワインダーはベルデ側ではなくこちらに付属していました。

 

▽バイオグリーザ

 

カメレオン型のミラーモンスター、バイオグリーザ。

フィギュア的にはあれだが、よくあるカメレオンモチーフよろしく保護色で透明化する能力も備えている。(素でクリアーベントが出来る)

 

動物モチーフだけど人型で直立二足歩行をしてるタイプですが、平たく巻かれた尻尾の名残が背中から生えていたり脚がバネみたいな形状になっていたりと、また独特なデザイン。

 

今回のフィギュアはデザイン画よりも劇中のスーツ基準で作られてるので、バネ状の脚も普通にしっかりしたものになってますけども。

 

人型なこともあり、可動もそれなりに。

 

フィギュアでは非可動ですが巻かれた尻尾も伸ばして何かに掴まったりとか出来る設定。CGデザインとスーツとで乖離のあるタイプのモンスター。

 

…どのみち、映像作品内では合計で数十秒くらいしか出番がなかったので、後に設定を見て「そういう能力なのね」と分かった感じだよねw

 

 

サイズ的にはベルデと比べて一回り大きい程度。

まぁ…CGで描かれるデカブツ以外のスーツで動かされるモンスターだと、概ねこのくらいの大きさになるよね。

 

出番が少ないこともあったのか、ライダーとモンスターのデザインが最も似通っているコンビ。頭部がまんまモチーフ(カメレオン)の顔みたいになってるやつはベルデくらいじゃなかろうか。

 

 

そして、口元のパーツ付け替えにより舌を伸ばすアレが!

 

必殺技…という訳ではなかろうが、カメレオンらしく舌を伸ばして何かを掴んだりといった事が出来るバイオグリーザ。設定的には数百メートルもの射程距離があるとか。

 

先が丸まった固定パーツの他、もっと長いリード線のような動かせる舌パーツも付属。

 

そして、この舌パーツが付けられているのも、そもそもバイオグリーザの数少ない出番も、あの必殺技シーンに集約されています。

 

とことで、ファイナルベント!

(  ̄▽ ̄)

 

発動直後、おそらく透明化してその辺に居たのであろうバイオグリーザが出現、舌をズバッと伸ばす!

 

と同時に飛び上がるベルデ。

 

空中で反転して、バイオグリーザが舌でベルデの脚をキャッチ、宙釣りの体制に。

 

一応はこれを再現させる為に動かせるリード線の舌や、長めの保持台座なんかが付属。…しているが、やはりこれをフィギュアでやるのは結構難しいですねw

 

そして宙釣りになったベルデが振り子のように迫り、相手の足元を掴む。

 

そこから勢いに乗り空中でグルグルと回転しながら自分と相手の姿勢を上下逆転しつつ…

 

そのまま、地面にドーーン!!

 

(ちゃんとこの体勢を保持しやすい用のパーツも付属w)

 

強力なパイルドライバーをかまされた相手は地面に突き刺さり、犬神家よろしく(笑)両脚を上げた姿でノックアウトされる必殺技“デスバニッシュ”!

 

TVSP版では久しぶりに登場したライア(手塚)が紆余曲折あらながらこの必殺技で退場させられたことが、人気キャラの再登場という喜びから(まさに)急転直下の展開となって衝撃を受けたファンも多かったのだとか。

 

私は…というか、周囲でも当時は初見で「キン肉ドライバーじゃねぇかww」と言われていた、いろんな意味でインパクト抜群の技でしたねぇw

 

 

そう思ったら…

 

友情もクソもなかろうが、奇跡のマッスルドッキングも見てみたいww

 

仮にライダーバトルにタッグマッチがあったら、撹乱・奇襲が得意で頭脳派なベルデは良いパートナーになる気がする。絶対に残虐超人だと思うけど。←

 

 

あと、ベルデが宙釣りなる…ってことは何かしら舌を引っ掛けられる物が周囲にないと使えないのか…とか、その割に振り子の動きをするだけのスペースがないといけないよね、とか様々な疑問が浮かぶ必殺技ですが。

 

つまるところパイルドライバーだからモンスター相手には使えない場面も多いだろう不利な点もあるけど、そこはライダー同士の戦いを好んでいた高見沢の意向が反映されてると考えたらいいのかな。

 

っていうか、ベルデは能力的に単独で大型モンスターと戦うのは難しいスペックだから、どのみちライダーを狙うしかないライダー、だからなぁw

(; ^_^)

 

 

 

 

なんて、遊び出したら結構楽しいベルデとバイオグリーザ!

 

まぁ本編での出番が僅かだから仕方無いけど、食玩レーベルとはいえこうしてアクションフィギュア化されるのは貴重ですよね。

特にバイオグリーザの方は、確か今まで立体物自体がかつてあった“装着変身”シリーズのモンスターセットに含まれてたやつだけだったんじゃないかな。

 

ライダー側もプレバン限定になっちゃったのは惜しいとこですけど、ここまで揃えられたことに大きな意義があります。(^^)

 

 

 

ってな訳で久々に長くなったブンドド、珍しいだけに楽しみにしていたライダーでしたが、個人的には概ね満足ですかね。

 

そして、同プレバンセットにはまだライダーが残ってますから、そちらも後日…。

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)