こんばんてーん
げきみそです。
『チェンソーマン』といえば、
先月、新刊が出ましたね。12巻。
週刊ジャンプで連載されていたものは前の11巻までで完結、第二部としてジャンプ+でのウェブ連載以降が初収録されているのが、この巻から。
わりと第二部までの準備期間が長かったので、単行本が出るのも久しぶりですね。
新章は、とある学園でのひとコマから始まり。
クラス内での出来事で孤立していた女子高生・三鷹アサが、いざこざにより殺されたところを生き返る代わり“戦争の悪魔”に身体を持っていかれる、っていう巻き込まれ系の展開。
この“戦争の悪魔”は第一部にて活躍したデンジくん=チェンソーマンの打倒が目的のようで、チェンソーマンが潜んでいるらしい学園に潜入する為にアサに取り憑いた(契約した?)状態。
前半は新しいキャラクターの話になり、何処から以前の話に繋がるのか…といった風もありつつ、相変わらずの早い展開を見せながら第一部を経て悪魔云々やデビルハンター等がどうなっていたのかって推移も薄っすら表して。
後半は一気に大物も登場して“チェンソーマン”の出番!
正直、これジャンプ+で見てても暫くデンジくんは出て来ないのでは?…と不安視までいかないけど勘繰っていたので、ある程度は第二部の状況説明がなされたところで出現というのは丁度良い感じ。
巷ではチェンソーマンが悪魔を退治する悪魔として半ばヒーロー扱いをされていたり、以前から予告はされていたように高校生となって学ラン姿のデンジくんとか、公安がどうのこうのは一旦外れた話になっている。
今後はまたそういう部分に回帰するかもしれないけど、とりあえずは。
当初、デンジが高校生→学園物?ってのが不安(笑)でしたが、この舞台設定もこれからどう働いていくのか、また悪魔側からは疎まれて狙われるようになっているチェンソーマンの立場、
だけど、一般市民からはヒーロー視されてるとこもあるからバレたらモテるんじゃないかと打算で悪魔と戦い続けているデンジくん。
アサとも出会っている転校生・吉田は…デンジくん周りでアキ的なポジションになるのか、そして“戦争の悪魔”の今後は。
いろいろと気になる事柄が出て来ている新章開幕の12巻。
まぁ…第一部を鑑みると、その辺も近いうちにポロッと退場(笑)の可能性もあるから、誰が第二部のレギュラーに定着するのかってとこから疑って読んでいく姿勢も大事ですかねw
今期アニメ版から気になったという層には、まだまだオススメ出来ない範疇ですし、アニメから入って原作も一気に読んでみたって方も…とりあえず11巻まで読んで暫くはアニメ放送を楽しむのが健全かなと思われるから、元からの原作派くらいかな。読んで楽しいのはw
それでも、以前から変わらずアクションシーンは血みどろで臓物ぶち撒けの感じはそのまま、独特の雰囲気は維持されてるので今の所は続巻が待ち遠しくなるくらいではある。
アニメ版のおかげでなんだか話題作にはなっているので、女子高生が新たなヒロイン、というのは一応キャッチーで良かったのだろうか?
…いや、チェンソーマンでそんなのは関係無いかw
なんにせよ話題になってるタイミングですから、原作の第二部もこれからちゃんと盛り上がってって欲しいですねぇ。
(  ̄▽ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)