こんばんてーん
げきみそです。
先月発売となっておりました、
学研の図鑑「技」!!
(  ̄▽ ̄)/
一昨年、まさかの『キン肉マン』をテーマに「超人」と題して真面目な図鑑としてその生態や特徴、分類等を解説した非常に素晴らしい書物(笑)を作っていた学研さん。
アレは最早…聖典といっても良い代物でしたからねぇw
今回はその続編として、劇中にて超人が披露していたあらゆる必殺技や攻撃方法・特技といったものを纏めた図鑑が登場。
一応初回限定版のカバーには“マッスル・ドッキング”が書き下ろしで、中身のハードカバー表紙にはそのドッキング直前にバスターを仕掛けるグレート、なんていうデザイン。
キン肉マンにおける技といえば…で主人公なのは勿論のこと、ツープラトンのマッスル・ドッキングってのが良いですよねぇ。
ハードカバーを開いたすぐのとこには“48の殺人技”が、裏表紙側には同様の“52の関節技”という、この辺のデザインにもセンスを感じます。
冒頭には目次と、各ページ内のアイコン等の見方とか。
ちゃんとダイヤモンドパワーやマグネットパワー、火事場のクソ力が使用されてる場合はその表示、48の殺人技や九所封じに含まれるとか、技の分類も分かりやすく。
ほぼ全ての技がしっかりイラスト付きで解説。
美麗な描き下ろしであったり、原作序盤で披露されたものはその当時っぽいテイストになっていたりと、敢えて絵柄が統一されていないところは拘りでしょうかw
超人として特別な技ではないけど、バックドロップやテリーマンの各種関節技といった現実のプロレスでも使用されるような技も、劇中で扱われている場合は併せて載っていて。
そこから派生した超人ならではの技が一連の流れで解説されているとか、ただマンガの必殺技を紹介しているだけではない図鑑たるところ。
要所々々で、例えば「ラリアットとアックスボンバーの違い」といったプロレス的な豆知識もあり、似たような技だけど違う技の分類なんだという説得力を持たせている。
図鑑としての監修にプロレスの有識者が入っているので、キン肉マンに詳しくなくてもプロレス好きなら楽しめるのではないかと思いますね。
(  ̄▽ ̄)
技によってはどういった軌道でその姿勢になっているのか、とても分かりやすく図解されている部分もあり、この図解がかなり良い!
例えば“キン肉バスター”なら、掴んで→跳び上がって→空中で捉えて→マットにドン!、の流れがあると共に、バッファローマンに返された際にはどの時点でどうなったかも分かる。
こういうの、マンガ読んでるだけだと打ち上げられてからどうなってその姿勢に組まれてんのかイマイチよく分からん場合もあるので、個人的には今回の図鑑で一番といってもいい解説の要素でした。(^^)
特に、あの“風林火山”は結構よく分かんない技(笑)だったけど、この解説によって「なるほど!」と腑に落ちました!
(; ^_^)
それこそ以前の「超人」と併せて読むと、かなりキン肉マンに詳しくなれます。(勿論、本編を読んでればこそ、ですが)
以前同様に『Ⅱ世』やアニメオリジナルの範疇、原作も単行本最新刊(ウォーズマンvsオニキスマン)までの要素が収録されていて、現状詰められるだけの情報はしっかり入れられていました。
原作の方がもうちょい溜まったら、補足の巻とか出ないかなぁw
あとは背表紙が、前回はモンゴルマンのマスクで今回はラーメンマンのキャメルクラッチ…と、この辺には編集者が誰推しか見え隠れしてる感じも、また良いw
ちなみに、
先週のオードリーのオールナイトニッポンでも春日さんが集めに奔走したって話をしていた封入特典のチケット半券風しおり、私は王位争奪編でした。
(  ̄▽ ̄)
全5種類あるんだけど、一部店舗や通販限定とかもあるし同じの何冊もいくには躊躇する値段なので、私は1つで十分としておきますw
まぁ特典云々はあれとしても、ネタ的には結構なボリューム且つ濃い内容となっているので、純粋な『キン肉マン』ファンだけでなくマンガ好きの方ならこの編集の観点を楽しめるのでは。
と、思いますので、何処かでお手に取れることがあれば見てみて欲しいですね〜!
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)