こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

本日は、まんが美術館絡みのイベントに行ってきました。

 

30周年記念展が開催されていたおおひなたごう先生をメインに、和田ラヂヲ先生とうすた京介先生をゲストに招いての、漫画家3名によるトークショー!

\(  ̄▽ ̄)/

 

 

なんとこの御三方、おおひなた先生を基準に上下5歳差(和田先生とうすた先生が10歳差)と年の差はあるものの同じ1991年に漫画家デビューをしている同期とのことで、同じギャグマンガ作家ってこともあっての対談だそうで。

 

和田先生はまんが美術館のイベントによりここ数年で4度も秋田県にいらっしゃってるとのことですが、うすた先生は秋田県に来ること自体が初なんだとか。

 

だもんで、うすた先生が参加されるのは意外でしたし、小〜中学時代に『すごいよ!マサルさん』を読んでいたジャンプっ子としては、うすた先生が来るってだけで行かざるを得なかったよねw

 

 

会場はこんな感じで御三方が並んで座って、もう最前列は間近に先生を観られる距離、私は三列目くらいでしたが…それでも10m程度の位置でしたね。

 

 

トーク内容は、まずイベントテーマにもなっている実は同期という事やデビューに至った経緯、91年当時やデビュー当初はどんな感じだったか、など。

 

年齢的なとこや作風から和田先生はもうちょい歴が上だと思ってたんですが、吉田戦車先生や中川いさみ先生といったシュール系の漫画を呼んでそのジャンルなら自分もと思い立ち、既に就職して結婚もしていたが仕事も辞めて漫画家に転向したとのこと。

 

始めるのが遅かったが、始めてから連載までが半年程しかないとスピードデビューだったのだとか。

 

逆にうすた先生は高校生の頃に持ち込みから読み切りデビューとなったので年齢的には早かったが、初連載となる『マサルさん』まで約5年も掛かったという苦労話も。

 

そしておおひなた先生は、とある雑誌での漫画家達が夜な夜な飲み歩いている的なコラムを読んで、そこに加わりたい!と思ってから巧妙に作戦を立てて(笑)見事に潜り込み自らを売り込んでいくことで漫画家としての仕事を掴んでいたという、なんともイレギュラーな手法でw

 

デビュー絡みでも三者三様となっていて面白い対比となっていましたけど、和田先生も仰っていましたが平成初期頃の時代背景もあるなというエピソードでした。

 

 

他には、おおひなた先生が用意してきた1991年には何があったか…なんていう話題もありつつ、読んでいた・影響を受けた作品の話、あとは最近の仕事に関してとかも。

 

画風の話から、いつからデジタル化したかって事とデジタル化により変わった事は、なかなか興味深い話になってましたね。

 

現在は北海道に移住されているうすた先生ですが、デジタル化(PCでの作業)によってアシスタントさんは全てリモート作業になっているのだとか。

 

アシスタントの居ない和田先生は別として、おおひなた先生もアシスタントさんは(出勤時間を省く為)リモートになっているそうで、確かに現場に揃う必要が無くなってんだなぁ、と。

 

アナログとデジタルの作業の差から、専門学校での講師もされているおおひなた先生は授業内容も変わっていっているという事や「いずれ(手描きで)集中線を描ける人が居なくなるのでは」なんて、時代の変遷を感じさせる話もありましたねぇ。

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

…まぁ、トークに挙がった事柄を全部書いてもアレなんで、このくらいにしときますが。(記憶頼りで間違ってるかもしれないしw)

 

うすた先生の影響を受けたかもしれないものとして、島本和彦先生と(多分当時はバカルディの)さまぁ~ずが好きだっていう話があり、それはすごく納得しましたねw

 

 

イベントは約2時間、終盤には質問コーナーもあったりしながら、最後は御三方がその場でお互いに似顔絵を描くっていうコーナーで締め。

 

ここは無言で描いてるだけで間が保たなかったのか、写真とか撮っていいよ、とのことでした。(^^)

 

いずれもギャグマンガ家だからなのか筆が早い先生方でしたが、特に和田先生はかなり早かったw

 

スケッチブックに即興描きされた似顔絵。

和田先生を描いたうすた先生、うすた先生を描いたおおひなた先生、おおひなた先生を描いた和田先生。

 

なんとこの似顔絵、最後にジャンケン大会で各1名にプレゼント!

…勿論私は負けちゃいましたけど(笑)、イベント終了後におそらく運営側のと思われるカメラマンさんが撮られていたので、そのうち何かに掲載されたりするのかな?

 

その隙に閲覧・撮影が可能っぽかったので、私も野次馬に混ざってギリギリ撮ってこれましたw

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

 

いやー、かなり脱線も多くて漫画以外の話も多かった(笑)ですけど、ちょっと真面目な仕事の話もありプライベートの話もあり、なかなか濃密なイベントになっていたんじゃないでしょうか。

 

多分だけど、来場者にはうすた先生ファンの方が多かったっぽいですね。(ヒゲ部のTシャツ着てる人とか見掛けたw)

 

秋田県は初のうすた先生でしたが、また何かのイベントとかで是非とも来ていただきたい!

リニューアルオープンの一環でやった漫画大喜利とか…なんなら「うすた京介原画展」をやって欲しいですよ、まんが美術館さん!(笑

(⁠ ≧⁠▽⁠≦⁠)

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)