こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

また地元のまんが美術館でのイベントについて、ですが。

 

絶賛開催中の『BLEACH EX』と並行して、今月1日からは秋田県出身の漫画家・おおひなたごう先生の画業30周年記念特別企画展『おおひなたごうの世界』が開催されております!

 

2019年のリニューアルオープン時も大喜利イベントに出演してくれたりと懇意な感じのおおひなた先生ですが、いよいよ単独の企画展がやってきましたね。

 

これだけ推されてる背景には秋田県出身というだけでなく…

 

企画展示の始めにも掲載されているように、実は美術館の現館長てある大石さんと同級生だっていうね!

(  ̄▽ ̄)

 

これはリニューアルイベントへの出演時にも触れられていましたが、なかなか驚きでしたねぇ。

特に漫画家大喜利の際には(他が大御所やベテランばかりだったこともあり)MC役目だった大石館長から散々いじられるポジションだったりして、微笑ましかったのを覚えていますw

 

 

展示冒頭には先生の活動年表もありましたが、これも…ギャグ漫画家が故か同級生からの軽口(笑)なのか、ちょいちょいどうでもいいような事が書かれていたり。

 

…某テレビ番組を見逃すとかホントに関係無さそうな項目もあるけど、意外とそういうのって本人的には大きかったりするよね。(と、ゴリゴリのテレビっこで育ってる私は思うw)

 

まだ入口付近のことですが、天井から床まで細長く垂れた作品や、正面の壁には“ハメ絵で都道府県”という作品が載っています。

 

都道府県の形を引用したイラスト大喜利のようなもの。

こちらはリニューアルオープン以後から美術館内のトイレ(個室)に貼ってあるアート(?)なんですが、各階男女のトイレで定期的に貼り替えされているもので、いつかは通算で47枚を見られるかな…と思っていたら、まさかの一挙掲載。

 

見覚えのあるものから、ローテション的にまだトイレに貼り出されてなかったんじゃないかと思われるものまで、何より「ホントに47枚あったんだ」ってのが素直な感想。

 

上手いなぁと感心するものから無理矢理当てたなぁと逆に笑っちゃうものまで、様々。

こういうのもあるんで、まんが美術館に訪れた際には是非ともトイレまで寄ってみて欲しいですね。←

 

 

あとの展示はね、そんなに細かく言ってもあれですが…歴代作品の原画やおおきなカラーイラストまで、画業30年をダイジェストで追える内容。

 

個人的におおひなた先生は『目玉焼きの黄身いつつぶす?』から入ってから遡って昔のベタなギャグ漫画までという感じなので、読んだことない作品もそこそこあったので新鮮でしたね。

 

先生の趣味である音楽に関する箇所もあり、自前のギター(子供にネックを折られたもの)がそのまま飾られていたりしてね。展示内のBGMも…あれは先生の歌なのかな?

 

手掛けられたCDのジャケット等、音楽ではないけどデザインお笑い系のDVDも(こことは別に)展示されていたり、その辺のお仕事も知らなかったから見られて良かったなぁ。

 

意外と個展は初だということなので、周年記念も相まった画業だけではないパーソナルなところも紹介されている、おおひなた先生の事を良く知られる企画展となっています。

 

これ、いつも通りBLEACHの方を観たらそのままこちらも観られるので(有料展示は館内で共通の入場可)、そっちで来た方も是非ついでに寄って欲しいですね。

 

まぁ…なかなか被らない客層だとは思いますがww

 

 

 

 

そして、この祝日にはですねー

なんと先生が来館されて、ギャラリートーク&サイン会が行われました!

 

…ですが、残念ながら私は当日に休みを取れるかどうか不明瞭だったこともあり参加応募はしておらず。それでも先生がいらっしゃる当日は来ておこう…というのはですね、

 

イベントは夕方からだったのですが、なんと昼過ぎからは「ごうのネーム屋さんX」と御自身の作品ネタに因んだ屋号で、平たく言えばネームの即売会をやるよ!っていう。

 

もうこれみよがしに“美術館非公認”である旨を押し出されてますが、勿論そこはしっかりと美術館スタッフの方がブース設営をされておりましたw

 

この小さいカウンターと横に長机を展開して、そこにずらっと即売用のネームが並べなれていくんですが…

 

オープン後は、おおひなた先生が自ら売り子をされておりました!

( ≧▽≦)

 

宣伝も兼ねてSNS等に出しても良いよとのことだったので、私もちゃんと購入した上で記念撮影をさせていただきました。先生、ありがとうございます!!

 

 

並べられたネームは新旧様々、中には一部印刷物もありましたが基本的には手描きのネームを作品毎に5〜6枚セットで、しかも基本は3000円程度から最高値でも7000円という。

 

商業誌に連載(掲載)されて単行本化もされている作品の直筆ネームを、しかも先生から手売りっていう付加価値も考えたら、めっちゃ安くないですか?

( ̄□ ̄;)

 

また珍しいとこで、先生が子供の頃にノートに描いてホッチキスで留めてる自作漫画みたいなやつも(それは勿論もっと安く)並んでて、ファン垂涎のレアアイテムがしれっと叩き売りされてる状況でしたw

 

 

知らん人からしたら完全に無価値だろうけど、知ってる人には宝物以外のなんでもないというパターンね。

 

 

ちなみに、私はベタですが『目玉焼きの黄身いつつぶす?』のネーム(第12話)の前半部分にあたる6枚入りを購入させていただきました。

 

ギャグ要素もありつつタイトルの目玉焼きからいろんな物の食べ方について個人差や文化の違いをバカ真面目に掘り下げている作品で、該当エピソードは焼き鳥の串を外す云々がテーマ。

 

私が初めて同作品を読んだのがこの回だったので印象深く、それがあれば…と思っていたら見事にあったので、こちらを選びました。

 

ネームってことで鉛筆で雑把に描かれたものですが、他のページには赤字で書かれた注釈や修正箇所、実際に出来上がったものとは違うところ等、ネームならではの見応えも。

 

…この感じ、HUNTER×HUNTERファンになら伝わるだろうかw

 

 

さすがに予算的な問題(笑)もありましたし、記念でどれか1セットだけでも…と思っていたので、丁度良いのが見つかって良かったですね。(^^)

 

その後のイベントまで参加出来なかったのは残念でしたが、この即売会の様子を見られただけでも甲斐がありましたね〜!

 

代わる代わる来店(?)されるファンの方々とフレンドリーに話されているところも人柄の良さが分かりましたし、同じ秋田県人としてこれからも推していこうと思いましたw

 

 

またちょっと御時世的にアレになってきましたけど…来られる方は是非、ホントにBLEACHのついででもいいんで(笑)、おおひなた先生の個展を御覧下さい!

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)