嘘でしょう…って、
あの『遊☆戯☆王』の作者であられる、漫画家の高橋和希先生が亡くなられたというニュース。
なんか…沖縄の方で遺体が…って話ですけど、何かレジャー中の海難事故とかそんなだったり…いや、何だったとしても衝撃が過ぎる。
遊戯王ったら、今ではギネス級の世界的TCG(トレーディングカードゲーム)ですけれども、初めは漫画劇中のいちカードゲーム(当初は“マジック&ウィザーズ”とかだったかな)だったものが、一旦グッズ的に実物のカードゲームが作られて。
そこから家庭用のゲーム化や現在でも続いているコナミ製のTCGへと展開していって、爆発的なヒットとなり…
というのを、私はちょうど中学~高校の多感な時期に原作開始時点から本誌で追えていたので、とても思い出深いコンテンツのひとつでもあります。
今のTCGが“遊戯王”そのものみたいな感じですが、原作初期はいろんなアナログゲームで対決していく趣旨でしたから、それもスゴく面白かったんですよね。
モンカプとか好きだったなぁ…
TTRPGを扱っていたエピソードもありますけど、カードゲームにせよ日本ではまだそれほど人気コンテンツではなかった時代、週刊ジャンプの連載を通して低年齢層のみならず界隈に広くTCGを根付かせた功績は計り知れない偉業。
なんか、そういう、国内のホビー市場を変えてしまったとも言える程の『遊戯王』という存在を生んだだけでも、高橋先生が遺されたものは大き過ぎます…。
かつて単行本の作者コメントにて、同作から実際にゲームが出たことに「共通の目的で一人でも多くの友達ができたなら、この漫画を描いて良かった」と読者に呼び掛けていました。
これ、本当にそうだと思うよね…
『遊戯王』の、という事だけではなくて、そのブームから派生した諸々から交遊を作り、広げられた者はとても多いのだと思う。
私もこのTCG人気のタイミングで“マジック・ザ・ギャザリング”をやっていたから、その恩恵には与っていたなと振り返ると思う。
なんていうか…いろんな意味での「世界を変えた人」でもあるよねぇ…
高橋先生、心より御冥福を御祈り致します。