こんばんてーん
げきみそです。
発売は3月頃でしたが…
仮面ライダーの食玩“SHODO-X”より、第15弾にて新たにシリーズ追加となった『仮面ライダードライブ』勢を一気に開けていきます!
もう積みが溜まっちゃってっかんね!(笑
まずは、この弾でメインとなる主人公枠のドライブ。
パッケージ内容はシンプルに手首パーツのみですが武器持ち手やポーズ付きも含めて4種類あるので、やや多めではある。
ボディの黒ベース部はマットなツヤ無し、装甲の赤は光沢のある感じに塗装で雰囲気を変えられている。手首パーツも黒の成形色だけでなく光沢有りに塗装されているのが細かい。
▽仮面ライダードライブ タイプスピード
「ひとっ走り、付き合えよッ!」
ドライブの基本フォームにあたる“タイプスピード”は赤いスポーツカーがモチーフ、頭部の形状そうですが上半身に襷掛けされている“タイヤ”が何よりの特徴。
頭部に関しては平成ライダー以降で様々なデザインがあるからアレですけど、このタイヤは…私は見慣れるのに1クールくらい要しましたw
腰を落としたポージングも印象がありますが、この食玩でいうとこのくらいがギリギリですね。股関節が引き出し式なのでそれなりには広がりますが、腰の可動域があまり無いので余計に屈めない。
フィギュア化された際はタイヤで可動がアレになっちゃう感じ、食玩なのでより顕著になっているように思われる。
ただ、右腰のシフトカーも無塗装だけど造形は頑張られていますし背面もモールドは細かく入っているので、このサイズなりには結構クオリティを保たれていますね。
そして“SHODO-X”では定番となっている拡張パーツセット、今回は主にドライブ用の武器関連が収録されています。
まずは基本となる近接武器、ハンドル剣。
劇中では柄の“ハンドル”を回してエネルギーを高める的な演出もあり、名前も含めて馬鹿っぽさはあるが剣タイプの武器としてはまともな方だった印象。
それと拳銃のような射撃武器、ドア銃。
これも形状が車(この場合はドライブの乗るトライドロン)のドアに似たデザインだから…の名前ですが、そのネーミングセンスは劇中でも改善を要求(笑)されるレベルという。
既に警察官でしっかりした社会人な泊くんですが、ちょっと『電王』の良太郎に通ずるアレっぷりも魅力でしたね。←
そんなダサさ弄りもされる剣と銃という個性のありそうな武器ですが、ドライブといえば更に個性的な専用装備があるためその印象も薄れがち。
それが“タイヤコウカン”というシステム。
シフトカー(ミニカー的なアイテム)を左前腕に装着することで、フォームチェンジとは別に上半身のタイヤだけを取り替えて戦闘スタイルや武器を変えていくという、歴代でいうと『フォーゼ』のスイッチに近い代物。
今回も食玩ながらパーツ付け替えでこれを再現、拡張セットには出番が多めな3種類のタイヤが付属していました。
マックスフレア!
太陽フレアのような炎がデザインされた、見た目通りに炎属性をしたオレンジ色のタイヤ。装備中は炎を発したり纏わせたパンチやキックを繰り出したりと、メインの装備っぽいカッコよさもあり。
ファンキースパイク!
ぐるっと一周満遍なく鋭いトゲトゲが付いた緑色のタイヤ。これを回転させることで周囲にトゲを飛ばす(撒き散らす?)攻撃なんかが特徴。
ミッドナイトシャドー!
四方手裏剣を模した紫色のタイヤ。手裏剣状のエネルギー派みたいのを飛ばせたり、この形態では分身が出来るといった忍者モチーフの能力。
後にこのタイヤだけ射出して相手にぶつけるなんて使い方もされていましたが、このタイヤコウカンでの様々な能力の魅せ方がドライブのアイデンティティ。
タイプスピードの状態では他にも5~6種類ほどのタイヤがありました。
その辺も付属があれば…と思いましたが、他は装着と共に手持ち武器が増える能力だったりしますから、それを伴わない3つが選出されたんですかね。
まぁ、ちょうど劇中後半でいうところの“アタック1・2・3”にあたる3つですから丁度良いところでしょうか。
ドライブの必殺技は、タイヤによっても差違はあるものの…相手の周りを高速回転して蹴り続ける“スピードロップ”がメイン。
初回の基本フォームの必殺技からあの演出だったから、かなり力が入っているなぁ…と当時は感心したもんですw
そして、御次は…
前述の拡張セットのパッケージにも載っていますが、同作での2号ライダーポジションでもある、マッハ!
こちらも手首パーツ4種類とシンプルな内容ではあるがマッハならではの特徴的なポーズの手も入ってて、ドライブとは違い光沢は無いとか、ちゃんとらしさは出ていますね。
▽仮面ライダーマッハ
「追跡、撲滅、いずれもマッハ!」
ドライブは仮面ライダーの主人公としては珍しく“車”がモチーフだが、こちらは思いっきり“バイク”がモチーフとなっているマッハ。
相変わらず背面の塗装は足りてないけど、マフラーの赤いラインは描かれていますし太腿やベルト部の塗装、胸のマークもしっかり描かれていて、ベースが白いおかげあって見映えは十分。
頭部のバイザー部分が内側の青が見えるクリアパーツ使用なのはいいが流石に成形の限界か少し厚めで曇ったように見えちゃう、とかだけは残念なところかな?
拡張セットにはマッハ用として、バイクの車台前半分を模したようなデザインの射撃武器“ゼンリンシューター”が付属。
これも射撃の必殺技や打撃にも使われたりと、マッハの数少ない携行武器ながらかなり活躍していたイメージ。
ホントは右肩のタイヤ部分が変わってドライブのタイヤよろしく“ジグナルコウカン”という能力もありますが、まぁ今回はそこまでの再現はされなかったですね。
肩のパーツは根本が薄いから付け替え式にするとフィギュアとしての耐久力が…とか、いろいろ問題があったのかもしれない。
武器有りの必殺技もそうだけど、やっぱり基本は所謂“ライダーキック”になるマッハ。
ちょっと独特なビジュアルではあるものの、バイクにキックと仮面ライダーらしい要素のある王道ってところもあります。
個人的には初期から後々に印象というか評価が大きく変わったキャラクターでしたねぇ。
(  ̄▽ ̄)
そして、もうひとつ。
プロトドライブ!
これも…物語のそもそもに関わる重要なキャラクターとして当初から存在はありましたが、後に正体が判明した際に「そうだったのか!」となるどんでん返しパターンで、良い伏線の張り方をされていたなぁ…と。
パッケージとしては、ほぼ前述のドライブからリペイントで賄えるデザインのため同様の内容。手首パーツはランナー自体がドライブから流用かな。
▽仮面ライダープロトドライブ
「名乗る必要は無い…」
頭部は塗装がされているが背面等の足りてないとこがあるのもドライブと共通…だけど、こちらは黒いボディの雰囲気のおかげでモールドがあるだけでも十分それっぽいですね。
ドライブと比較。
まぁ、型はそのまま、頭部デザインが僅かに違うのと、上半身のタイヤ部分もプロトタイプのものになっている2点が違いか。
なのでフィギュア的にも、良いところ・悪いところ共にドライブと同じ。
ただ、デザイン違いのタイヤはドライブの方と同じ要領で装着されているので、拡張セットを用いた“タイヤコウカン”をプロトドライブでやることも可能。
ここまでのシステムがプロトの時点で実装されていたら、ドライブの歴史は全く変わっていただろう…と考えたいが、その裏にもいろいろあったから結局は変わらんかったかも?(笑
ちなみに手首パーツも同じものがある(武器持ち手がある)ので、他の武器とかも持たせられる。
タイヤコウカンは無くともシフトカーを用いての加速戦闘等はやっていたプロトドライブ。
彼も、個人的には正体が分かってから印象のがらっと変わったライダー。
またいつもの主人公を黒くしたパターンか…と辟易しかけていたが、そのドラマ的な背景からドライブの互換的なビジュアルである理由も明確なので、これはこれでカッコいいと思えましたね。
また、個人的にはこの中の人が劇中では一番好きなキャラクターだったもんで、それで気に入っちゃったとこもありますけどもw
さぁ、なんて感じで駆け足でブンドドしてみた『ドライブ』勢ですけれども。
この“SHODO-X”の後期では主流となっている、主人公・主人公の別パターン・サブライダー、というラインナップのされ方で来たドライブ。
惜しくもマシン枠は(同弾に昭和枠があるため)無かったですけど、しっかり推され寄りにはなっております。
これは今後また“SHODO-O”とかにダークライダーが来そうですし幹部怪人が(キャラ的にもドラマ的にも)印象的な作品なだけにそっちも来てくれるかなと期待しつつ。
そう、同弾には久しぶりにバイクを伴ったリニューアル昭和勢からのラインナップもありますから、それもまた後日… 来週辺りには開けたいと思いますw
(;^_^A
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)