こんばんてーん
げきみそです。
我々の世代には堪らん一冊!
隔月発売のムック本“昭和50年男”より、現在販売中の号は『うしおととら』が表紙の少年マンガ特集!
(* ̄∇ ̄)ノ
本誌タイトルは「概ね昭和50年辺りに生まれた世代」に向けたホビーや芸能等を特集するところから来ていますが、今回は少年マンガにスポットをあててバトル・青春・ギャグ…といったジャンル別にいろんな作品が紹介されています。
その中でもメインのひとつが、表紙にも起用されている『うしおととら』でした。
数年前に唐突なアニメ化もされた90年代の名作、私は連載当時に小学生でしたが…知ったのはもう後半くらいの頃で、中学生の時に単行本で一気読みしてハマった思い出。
このインタビューの流れで表紙の絵を描いていることも載っていましたけども、藤田先生がTwitterにて「表紙にされるならもっとちゃんとしたのを描けばよかった」的な呟きをされていましたw
いつもこういうムック本は店頭で見付けて衝動買いってパターンが多いんですけど、今回はその藤田先生のTwitterから発売を知ったのでしっかり探して買ってきた感じですね。(^^)
他には、マンガ好きでCSの方では漫画家さんにインタビューする番組もやっているケンコバさんや、週刊ジャンプ元編集長・後藤氏の記事とかも。
幾度となく話題にされている歴代最高部数の号とか…新年合併号(つまり年末発売)だったから、冬休み中に何度も繰り返し読んでたなぁ。
(  ̄▽ ̄)
バトル物のカテゴリーでは『ドラゴンボール』に始まり『シティハンター』といった若干ハイターゲットな作品まで、個人的には『ジョジョ』も単独で4ページ取り上げられてたのは嬉しかったですねw
ジャンプ以外、サンデー系からはアニメファンとしても有名なニッポン房総の吉田アナウンサーや元アイドルの喜屋武ちあきさんなどが『機動警察パトレイバー』をプッシュ。
吉田さんがアニヲタアナウンサーとして知られる切っ掛けは、パトレイバー特集のラジオからだったんだなぁ…よっぴーがああなってから20年経つのかw
ここのパトレイバー関連(というか近年挙げられているパトレイバーの話題)は、今だからこそ認知されて欲しいというところがありますね。
現代社会に通ずる様々なことは『パトレイバー』から学べる。←
そして『らんま1/2』とかも取り上げられてますが、ここで作品を語るのは髭男爵の山田ルイさん。
題材もさることながら、意外と山田さんもマンガに詳しくて、そういう関係の仕事でも活躍されてるんですよね。アメトークとかでケンコバさんはイメージが強いけど、実はマンガ好き芸人としてかなり強い方。
今年は『うる星やつら』が再アニメ化だとか動きもありますけど、らんまも連載終了から四半世紀と結構古い作品で知らない人も増えているのかなと思われる今日この頃。
山田さんがかなり分かりやすく述べられているので、らんま初心者の人には読んで欲しいインタビューになっている。(…そういう人が手に取る雑誌なのかどうか問題はあるけどw)
ホント、そんな感じでアラフォー世代にはとてつもなく刺さる内容になっている一冊ですが、後半のギャグマンガ括りで『ついでにとんちんかん』のえんどこいち先生インタビューなんてのが載ってるのはポイント高い。
作者本人インタビューは幾つか載っていますが、えんど先生はデビューがジャンプではなくチャンピオンだったとか、怪盗とんちんかんのチーム構成はルパン一味と同じ(笑)だとか、個人的に初見の話が多くて面白かったですね。
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あと、同誌には高橋名人の連載コーナーもあります。
…ちょうどこっちもこっちで80年代の話題が書かれているので、マンガも好きでゲームも好きな輩には一挙両得です。
概ね90年代に小学~中学で過ごしている世代には読み応えが多いんじゃないかなと思いますし、それより若い世代でも情報として知られるものが多い“昭和50年男”。
たまーに、今回みたいな物凄く刺さる号が来るので見過ごせませんw
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)