こんばんてーん
げきみそです。
“30周年”繋りで、もうひとつ…
昨日は昨日で『真・仮面ライダー 序章(プロローグ)』が、30周年だったそうです!
(* ̄∇ ̄)ノ
スゴいなぁ…
D・ボウイと真さんが2日違いで同期なんだなぁ…ww
1992年、仮面ライダーシリーズの完全新作としては多分初めてビデオオリジナル(Vシネマ)として発表された作品。
一応これは「仮面ライダー生誕20周年記念」を冠して、原作・石ノ森章太郎先生デザインのもと原点回帰を謳って制作された、石ノ森先生の漫画版“仮面ライダー”により近付きつつダークヒーローとしてのリアルさも追求された代物でした。
Vシネってことで特定の放送局ではなく、東映とスポンサー側のバンダイによるタッグで作られてるのも当時としては珍しかったのでは。
局をテレ朝に移した『クウガ』以降は“平成ライダー”シリーズとしてお馴染みですが、こちらは92年…つまり平成4年?なので厳密に言えば「初の平成(になってから作られた)ライダー」は、この“真”なんですよね!(笑
ここから非テレビシリーズの作品が幾つか続いて、それらは既存のシリーズと(おそらく)差別化する意味で“ネオライダー”なんて総称が付けられていましたけれども。
現在では…『クウガ』以前ということで便宜上“昭和ライダー”にカウントされちゃってますが、本来は「昭和→ネオ→平成」としっかり狭間に独立したシリーズである…
と、見事にその時期を小学生で過ごしていた世代としては、そういう括りを面倒でも無かったことにしないで欲しいなって思いますw
(;^_^A
まぁね、この“真”ですけど、とにかくリアル…を通り越して気持ち悪い(笑)くらいの特撮表現が特徴。
こんだけ言っといてなんですが、私もリアルタイムでは小学生低学年だったので本編をちゃんと観たのは10年以上後のことでした。
…当時ずっと地元のレンタルビデオ屋では置いてないなぁと思っていたんだけど、R指定コーナーにされてたから見付けられかっただけ、というw
雑誌や何やで情報だけは知っていたものの、それだけでも「…仮面ライダーとは?」ってなっちゃうくらい衝撃的だった覚えがあります。
仮面ライダー=敵と同じ改造人間である設定がしっかり映像に表れてて、生々しい変身シークエンスなんかは寧ろ必見。(グロ注意w)
そういう風に描かれてる意図もハッキリとしているから別に違和感を感じるようなものではないですし、近代でいうなら『アマゾンズ』みたいな大人向け特撮という範疇。
タイトルに“序章”とあるように、ホントはこれが第0話てきな位置付けで後に仮面ライダーらしいスーツ一式も設定されてライダーとしての名前(仮面ライダーガイア、と言われている)も付けられる予定だったらしい。
Vシネマで3~5部作とかテレビシリーズ化の予定もプロット段階ではあったが、軒並み実現しなかった…っていう、ライダー界きっての不遇作品。
特に“仮面ライダーガイア”という名称は、程無くしてウルトラマン側に同名のタイトル(ガイア)が来てしまったから尚更、なんて話もありますよね。
実は最初の平成ライダー、近年量産されてるVシネ作品の元祖、等々シリーズ中でもパイオニアな立場なはずなんだけど語られることが少ないのが悲しいw
敵の組織(初代のショッカー的ポジション)が“財団”って呼ばれてるから、平成2期で“財団X”なんて出てきた時には「まさか!」なんて有りもしない期待をしてみたり…
来年公開予定だという『シン・仮面ライダー』もタイトルから「アイツか!」とかネタにされたりしたけど…
なんやかんや、引き合い出されることはあるから特定の世代のライダーファンには愛されてる印象がありますね!
(  ̄▽ ̄)
今回、30周年か…と思って久しぶりに観ようかなとは思ったのだけど、よく考えたらウチに盤が無かったというねぇ… おそらくVHSだったら探せば何処かにあるはずなんだけども…(処分はしてないはずだからw)
それこそ配信限定とか年齢制限を考慮するならセル限定でもいいから、ちゃんと“プロローグ”から本編に進めてあげて欲しいなって思います。勿論、あの元デザインは残す生かす方向で。
せめて…
影像は無理でもSHフィギュアーツの真骨彫シリーズに出してくれたら、私は是が非でも買うだろうww
なんでもいいから、30周年記念でなんか出して欲しいよね。
(;^_^A
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)