こんばんてーん
げきみそです。
先日ー
Twitterにて少し祭りになっておりましたけども、
アニメ『宇宙の騎士テッカマンブレード』がテレビ放送開始から30周年を迎えた、とのことで。
いやぁ、良かったですねぇ…
何周年とかでそれなりに騒いで貰えるくらいになってて…w
まぁそれなら、ってことで久しぶりにDVDを出してきて視聴。
10年以上前だったと思うけど、一応BOXが出たときに買っちゃったくらいには、私も好きではあります。テッカマンブレード。
後にBD-BOXも発売済みだが、これの時点でもLD版の特典映像とかは収録されているので、とても良い買い物だったと思っている。←
この“テッカマンブレード”といえば、タツノコさんとこのSFヒーロー物“テッカマン”のタイトルを冠するものではあるが、今回ネットニュース記事でも「鬱アニメ」なんて言われてる程のセンシティブな雰囲気が、良くも悪くも伝説的な作品となっていることで有名。
なんだけど…
個人的には本作を「鬱アニメ」だとは思っていないのよね。
確かに世界観のベースが暗めで主人公の成り立ちというか戦う理由やその展開なんかはあまり救いが無くて、平たく言うと地球に宇宙からの侵略者が来るパターンなんだけどそれに対抗する争いも絶望的な感じが主だから、そんな言われ方をしてるんだろう。
バトル物の爽快感とかヒーロー物としての熱さはそれなりに有るものの、それを補って有り余る「マジか…」っていうドラマの辛さが目立つのが原因かな。
(´・ω・)
…じゃあ鬱じゃん、って思われるかもしれませんがw
私の中ではシリアスなSF物として(初見時で既にそういう評判を聞いていたのもあるけど)解る範疇かなって思って観てたし、なんなら現代劇で陰惨としてるやつの方がよっぽど鬱アニメだなって思うし。
その辺は趣向の違いだから何ともだけど、私はシリアスで重いシナリオでもドラマとして救いが全く無い訳でないなと見えたのと、アニメとしてのアクション等は抜群に見所満載だから楽しめた、というのはあります。
終盤は肉親との戦いなんてのも経て…
個人的には土壇場でのペガス(最終決戦まで連れ添ったサポートメカ)が敵の前に立ち塞がるところで一気に持ってかれたなぁ…
ラストシーンは別の意味で衝撃的な感じもあったけど、それはそれで…経緯を鑑みたらひとつの平和の形なのかな、と思えなくもない描かれ方。
逆に、あそこまで行って少年マンガみたいなハッピーエンドでも変だから、あれが丁度良い折り合いだったのだろう。
(  ̄ω ̄)
前述の通り、世間的には鬱っぽい評価になっている作品なので、確かに軽々しく人にオススメ出来るようなもんではないんですけども(笑)、メカ等のデザインやその辛辣なまでのドラマ性は一見の価値有り。
今はバンダイかタツノコのサブスクで観れたりすんのかなぁ?
個人的には是非とも観ていただきたい作品ではあるが、如何せんそんな感じなので… 暗めのSFに耐性がある方は是非、というところですねw
若しくは、ライトに中身を知りたい方は過去に“スパロボ”へ参戦もしているので、アドバンス版“J”かDS版“W”をプレイ可能ならばそちらでも。
ゲームでは…本編でそのくらいだったら良かったのに、という程好いスパロボクオリティ(笑)になっているので、良い印象で留められるかもしれませんw
何れにせよ、30周年だなんてのでワーワー言われてるのは良かった。
ネガティブなネタとして認識されてる部分もあるけど非常に良い作品ですから、これを機会に新規ファンが増えたら…またボイス有りでスパロボに復帰とかあるかもしれないし、なんか陽の目を見て欲しいなって思いますね。
…往年のタツノコさんの良いとこと悪いとこが詰まってて、とても面白いですよww
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)