こんばんてーん
げきみそです。
食玩“SO-DO CHRONICLE”の『龍騎』第2弾。
個人的には同弾の本営かなと思う、ライダー界きってのヒールの御登場!←
…“王蛇(おうじゃ)”だー!
(* ̄∇ ̄)ノ
シリアルキラーでサイコパスな凶悪犯罪者・浅倉が変身する、純粋な悪役としても名高いライダー。
膠着状態にあったライダーバトルへの起爆剤として選出されたが、現実世界でもライダーの能力を使って脱獄したり、劇場版やSP版など含め最も多くのライダーを撃破している、バトルロイヤル作品には相応しい暴れん坊。←
戦闘での残虐っぷり、普段の言動からネタ的な人気も高く、後の『ディケイド』等への客演や、近年でも『エグゼイド』のスピンオフにも中の人が本人役で出演するなど、要所々々でその姿が観られる。
まぁ、いろんな意味で伝説のライダーですよね~
(  ̄▽ ̄)
内容、手首パーツが若干不足していたライア・ガイと比べると(モンスター側に付属するものも含め)ギリギリ足りるくらいの数は付属。
また召喚機(杖)はカードトレイ開閉の2種類と、後述の武器も付属。独特なメタリックパープルの装甲は塗装で再現されているが、ボディ裏側が丸ごとシールなのは惜しいかな。
▽仮面ライダー王蛇
「ここか…祭りの場所は…!」
度重なる暴行や殺人のため投獄されていた浅倉、一応は子供向けの特撮番組だから自重された部分もあって尚、ライダー史に残る極悪人として描かれていた彼ですが。
その背景からも明らかな戦いっぷりと稀に見せる人間味のあるシーンとのギャップなんかも相まって、良くも悪くも印象に残る場面が多かったキャラクター。
王蛇の召喚機(ベノバイザー)はナイトやゾルダのように携行武器を兼ねるタイプで、契約モンスターのモチーフである蛇(コブラ)を真っ直ぐにしたような形の杖。
あれだけ粗暴な輩の標準装備が“杖”ってのも、なんだか妙ですよね。
コブラの頭のとこからトレイが開いてカードを入れる。
ちなみに手首パーツ、ガイには珍しく左手のカード持ちがありましたが、王蛇にはまたカードを横向きに持っている固有のパーツが付属していました。
とことで、王蛇のメインウェポン“ソードベント”!
コブラの尻尾先を模した、やや反った形で螺旋状の山がある…ソード(剣)というよりは、ひしゃげたドリル的な見た目。
こんな形状の剣なので、華麗に斬るというよりは乱暴に叩くような使われ方をしていましたが、どちらにせよ王蛇自身のパワーもあって威力は十分。
あと、本編では左手で扱うことが多かったですね。
実は浅倉がサウスポーだったのか…でも後年の客演では普通に右手で持ってたりもするから、特別なんか設定があったんじゃなくて当時の演出上の都合だったのかしら。
まぁビジュアルから独特な武器なんで、わりと印象は強いですよね。(^^)
実は、王蛇が個人で扱うカードは少なく…諸般の事情でカードが増えるまで機能するものはソードベント程度。
設定によれば“スチールベント”という相手の武器を奪うカードも所持しているそうだが、公式的にも「持っているが使っていない」とある。(後にオーディンが使ってたりするけど)
他にもわりと存在感の強いトリッキーなカードを持ってたりするけれども、王蛇単体のデッキとしてはシンプルな構成なんですよね。
まぁ劇中の展開から考えると、始めからちょっと卑怯な手も使いつつ大器晩成型で強くなれるライダー、だったのかもしれない。(変身者を考慮せずデッキ性能だけを見れば)
ただ…
独自の“ガードベント”なんていう、もはや伝説的なネタもありましたけどww
それから基本的なところで、契約モンスターを召喚する“アドベント”。
こちらもプレバン限定セットから。
ランナーに手首パーツがいっぱい付いてましたが、これはライアとガイの分も含むもので…結局はこれだけあっても3人分のカードの種類には足りないっていう。
だもんで、ガイのとか足りないとこは手首パーツ取りの為だけに店頭で残ってるやつを探して、前弾のシザースから貰ってきたのでしたw
(;^_^A
▽ベノスネーカー
巨大なコブラ型のミラーモンスター、ベノスネーカー。
ソードベントにもなる尻尾や頭部側面に飛び出た刃、また背ビレがカミソリ状だとか全身が武器になりえる危なっかしい蛇。基本は蛇らしく地上を這って動くが地中を潜って進むことも出来る様子。
また特殊能力としては吐出される毒(溶解液?)が強力で、わりと防御力が高めのガード系など他ライダーの装備を溶かしたり、なんなら王蛇自身が誤射された際も苦しんでいたからねw
こちらのベノスネーカー、劇中でも龍騎のドラグレッダーと並ぶ大きい(長い)モンスター。
前弾付随のと比べても同等のサイズ、フィギュア的には同規格の節(?)パーツが使われていて、ドラグレッダーが9個に対してベノスネーカーは頭部が大きいからか8個。1個少ない分で台座等を差せるダボ穴のある箇所は1つに減っているが、意外と横幅のある頭が上手くバランスを取ってくれる。
良いですよねぇ、大蛇。
個人的に蛇モチーフって好きなんで、ベノスネーカーのおかげで王蛇を好きなとこある。
…この“アーボック”感が素敵ww
さぁ、そして“ファイナルベント”!
SPを含むテレビ版だけでも4人のライダーを葬っている必殺技“ベノクラッシュ”を発動!
呼び出されたベノスネーカーが這い寄ってきて…
それと共に前傾姿勢で駆ける王蛇!
相手に近付くとベノスネーカーの眼前まで飛び上がり、空中で翻りながら…
吐き出される毒の勢いに乗って、相手に蹴りの乱打を繰り出す!
前述の強力な毒を纏ったライダーキック…という主旨の必殺技だと思われますが、ベノスネーカーの吐く毒がなんか茶色っぽい(ゲ○みたいなw)ことと、蹴り方もちょっと滑稽なのでビジュアル的にはイマイチ?
なんかすごい、脚をバタバタさせて蹴ってるんですよね。
とても見映えは悪い必殺技ですが…それでも多くのライダーを倒している訳ですから、浅倉的には見た目がどうだろうが効果が高ければ良い、ということだったのだろうか。
当時としては悪役だからヒーローらしいカッコ良さよりも地味だけど強いっていう差別化の意味もあったのかな。…知らんけどw
さて、そんな感じの王蛇とベノスネーカーですが。
勿論このライダーの能力や活躍はこんなもんではないのだけども、ちょっと長くなってしまうので残りの要素はまた次回に分けます。
(;^_^A
王蛇のブンドドはネタ的な要素が多くて、大変だけど楽しいねぇw
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)