こんばんてーん
げきみそです。
ライダーの食玩“SO-DO CHRONICLE”の『龍騎』編。
龍騎とナイトに続く3体目、ラインナップ番号としてはひとつ飛ばして…こちら。
ゾルダ!
(* ̄∇ ̄)ノ
スーパー弁護士の北岡が変身する、射撃メインのライダー。
ちょっと機械的なデザインも含めて前作『アギト』のG3-Xに通ずるところもあるが、変身者は熱血漢の氷川くんと違いドライな性格。
やや自己中で戦いを楽しむ節もありつつ、実は不治の病を患っていて命を欲するが故にライダーバトルをしていたとか、悪人ではなくどちらかといえば味方側の人物。
テレビ版終盤や近年のスピンオフでは秘書の吾郎ちゃんが代理で変身した場面なんかも。
…吾郎ちゃん役の弓削さんは後のライダーシリーズにも多く出演されてますし、北岡役の小田井さんは今では某有名グループのメンバーとして御活躍されていますね。
(  ̄▽ ̄)
ボディとアーマー。
素体の構造は基本的に共通で二の腕に分割可動部もあるが、肩アーマーは(形状の問題からか)従来のSO-DO系と同じで上からはめるタイプ。肩の引き出し関節はそのまま。
付属の武器パーツも射撃系なので両面をシールで丸ごと覆うパターンとなり、簡易塗装でカバー出来るところも少ないので今回は素直にシールで対応。
ちなみにゾルダはフェイスガード内に目(複眼?)が設定では確かあるはずですが、今回は龍騎やナイトの様にクリアパーツ越しに中のデザインが透けるようにはなっておらず。(細かくなりずきて出来なかった、とかかな?)
ナイト同様、アドベントカードを入れる召喚機は武器を兼ねている“マグナバイザー”という拳銃型。…拳銃にしてはデカイけどw
拳銃のバレル下部にカードトレイがあるので、それを引き出した際のものとバイザーは2つ付属。
また劇中では基本的には右手で持ったバイザーに左手でカードを入れていたからか、カード持ち手は全て左手のパーツ。一般販売のパッケージには手首は2つあるがシールは“ファイナルベント”1種類のみでした。
▽仮面ライダーゾルダ
飄々としたところも多い、ゾルダ。
コメディ寄りの場面では龍騎・ナイトと共に“三馬鹿”みたいな扱いになることも。射撃ライダーってのも当時はまだ珍しい部類でしたし、緑ライダーなんで個人的には当時から結構好きでしたねぇw
尚、使わない時は右腰にぶら提げられているマグナバイザー。
さすがにそのままだと無理ですが、クリアパーツのジョイントをかますことで腰にセット可能。
まぁ、だいたい変身後(戦闘中)はほぼずっと持っていたメインウェポンですが。
で、いろんなカードを用いて武装を取り出す訳ですが。
ここからは契約モンスターを伴うアイテムになりますので、またしてもプレバン限定だったこちら…
ミラーモンスターのセットより“マグナギガ”を。
ほぼほぼ出来上がっていますが、わりとシール多め。
射撃(重火器)武器の集合体でもあるモンスターなので砲門のあたりはだいたいシール。
あとはアドベントカード持ち手(とカードのシール)が5組あります。
▽マグナギガ
一応はモチーフが牛(バッファロー)のモンスター、マグナギガ。
全身重火器となっている為、モンスター(怪人)というよりはロボットに近いビジュアル。
劇中では基本的に棒立ちでしたが、これは多少動かせますw
動きが無いので感情(性格?)もイマイチ掴み所の無い契約モンスターですが、かなりゾルダに忠実に従っているような印象も受けます。
…実際に関係良好なのかどうかは不明ですけどw
そして、このマグナギガの各部位がそれぞれ分離変形してゾルダの武装に。
この武装=アドベントカードの種類は、同作中の全ライダーで最も多いという。
まずは“シュートベント”。
肩で繋がった両腕が連結して真っ直ぐに変形、1本の大きな火砲“ギガランチャー”に。
これをゾルダは両手で抱えるように使用、設定上の威力は控えめだが等身大のモンスターを何度か仕留めていたり、わりと良い場面での活用があるので主力兵器なイメージ。
弱点は、大きく重いので小回りが効かず携行武器としては扱い難いこと。…フィギュア的にも、これを持たせた状態だと台座無しではなかなかバランス取るのが難しかったw
それから“シュートベント”、その2!
こちらはマグナギガの下半身(両脚)が変形したものを背中に装着、両肩に背負うように“ギガキャノン”2門を備える。
こちらは両腕も空くので、劇中ではそれなりに動きながら使われていましたけども…やっぱりフィギュア的には重く、なんなら装備してると台座無しでの自立はほぼ出来ないくらいw
一応キャノン砲が2門なので設定では上記ギガランチャーよりも威力は高いですが、ランチャーほど活躍していた訳でもなく。見た目と動き、火力と活躍があまり伴わない武器だった気がする。
…ガンキャノンみたいで好きですけどねw
同じ名称のカードでも複数形態あるっていう数少ないパターン、当時のテレマガ等では更に射撃を複数同時使用するタイプのシュートベントもあったらしいが、公式かどうか微妙なところ。
『龍騎』ライダーわりと全般そうですが、当時の雑誌記述や玩具にだけあったものが現在の公式には載ってないとか、オフィシャル武装なのかボツネタなのか何なのか曖昧なものがそこそこありますよね。
(;^_^A
続いて“ガードベント”は、盾を召喚するタイプ。
マグナギガの胸部装甲がそのまま大型のシールド“ギガアーマー”になります。
こんな感じで持たせるようになってる。
ちゃんと裏側には支柱が折り畳み式で付いていた。(これもどうしたって重いので支柱無しで持たせてバランスは取れず)
他ライダーの“ファイナルベント”を受けても耐えられた程の堅牢さを誇るアーマー。
ゾルダ本人が衝撃で吹き飛ばされてもアーマーは破壊されずに無事だったシーンなんかもあり、防御力は劇中随一。
また、上記ランチャー使用時に砲台とする役割も。
長距離の狙撃での照準を保つことや、反動を軽減する効果なんかを目的に使われる。
あと…
同じく“ガードベント”として、マグナギガの両膝にあたる箇所を両肩に装着して増加装甲とする“ギガテクター”という代物も当時の玩具だかにカードはあるが、現在の公式サイトには記述が無く。
これもオフィシャルかどうか定かではなくなっているが、今回のフィギュアでは再現可能。(一応、取説にも書かれていた)
こちらも劇中では未使用の“ストライクベント”!
マグナギガの頭部を籠手のように装着、大きな角を利用した“ギガホーン”による格闘が出来るゾルダ唯一の近接武器。
劇中未使用とはいえ、これはPS版や後に幾つかのゲーム作品でゾルダの格闘技として登場していることもあってか、ちゃんと公式のカード一覧に含まれている武器。
確か…映像ではボツになってるだけで、雑誌にスチール写真があったりして画像では存在してるんですよね。
唯一の近接武器…ではあるが、角の中心(籠手の中央、マグナギガのおでこ)はビーム砲になっているので、これも射撃っちゃ射撃w
おまけで、てんこ盛り装備w
こんだけ持ったら重さで身動き取れなくなりそうですけど、もし扱えたとしたら攻防一体・遠近両用で動く要塞と化していただろう。…というのは褒め過ぎ?←
当時の玩具では、マグナギガの全パーツをいっぺんに装備させられる、とかいう無理矢理なギミックもあったみたいですね。(実際手にしたことが無いから無理矢理度合は分からんが)
さぁ、そして“ファイナルベント”!
地面からヌボーっと湧いて出てくるマグナギガ。
この時、ゾルダはちゃんと「アドベントで召喚→ファイナルベント」の手順を踏んでるんですよね。
そもそも他のライダーでは便利に使われたりもする“アドベント”ですが、マグナギガ自体が小回り効かない(動かない)からかファイナルベント前か単純に物理的な盾としてたまに使われるしかなかった。
一説には…マグナギガはギリギリ人型なのでCGだけじゃなくスーツ(着ぐるみ)も作られた為、そのスーツ状態では身動きが取れないのでCGの方も含めて(腕を前に向ける程度で)直立不動だった…なんて話も?
まぁ、定かではないですが。
(;^_^A
召喚したマグナギガの背中にマグナバイザーを接続、
そこからバイザーのトリガーを引くことで…
マグナギガ全身の火器が、一斉発射っ!
\(  ̄▽ ̄)/
ハサミになってる左手と胸部が開き多数の砲門が展開、脚のキャノンも前方を向き、マグナギガの向いている方向へミサイルやらビームやら…あらゆる射撃兵装がぶちまけられる必殺技“エンドオブワールド”を発動。
とにかく派手な演出と超火力による広範囲攻撃はインパクト抜群、辺り一帯が吹き飛んで焦土となるシーンもありましたが…如何せんその雑さにより決め手を欠くこともしばしば。
「ごちゃごちゃした戦いは好きじゃない…」
なんて言いながら、その辺を丸ごと吹っ飛ばして終わらせようとすることもあったおかげで、龍騎やナイト(モンスターと混戦中の他ライダー)が巻き添えを食らうこともありましたw
とにかく派手な見た目とすっ飛ぶライダー達、そのわりに倒せていないとかって展開から、ややコメディ色も感じられるところが惜しい。
基本的には、全ライダー中でも最大の攻撃範囲と威力(サバイブ系を除く)なので、とっておきの必殺技なはずなんですけどねぇ。
(  ̄ω ̄)
これで『龍騎』の味方側3ライダーが揃い。
まぁ厳密にはライダー同士は全員敵という前提はあるんですが。
ゾルダは登場順としては4体目になりますが、後のなんやかんやでは3号ライダーポジションとして扱われていますからね。…並んだ様も、カラフルで良いじゃないですかw
まぁ、そんな感じで、仮面ライダーゾルダ!
豊富な武装類のおかげでブンドドも作業が多くて時間かかりましたけども(笑)、それだけプレイバリューのあるキットに仕上がっておりました。(^^)
…それだけ長文にもなっちゃいましたけどねw
この第1弾の範囲も残すところあと1組。
なんとか、今月中には消化出来そうかな?
(;^_^A
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)