こんばんてーん
げきみそです。
仮面ライダーの食玩“SO-DO CHRONICLE”シリーズより、作品別では第6弾となる『龍騎(りゅうき)』が8月発売の第1弾から始まりまして。
直前の『鎧武(がいむ)』は試しに幾つか買ってみた程度で集めるのは一旦お休みしていましたが、今度の『龍騎』は公式からラインナップもかなり頑張るという旨のアナウンスがあったので、しっかり集めることにしました。
…だもんで予約して箱買いをしていたものの、気付けば今月はもう第2弾の発売が迫る時期になっちゃって、さすがにそれはマズイかなと思ってようやく開封💧
(;^_^A
とことで、今回はその第1弾から主役の“龍騎”を。
これまで通り、ボディとアーマーの2パッケージで1体のライダーが完成。頭部はアーマー側にあるので、ボディだけでは人型もギリギリ出来上がらないという。
電王やクウガの初弾みたいにボディが共通で…という訳にもいかない作品群なので、これはホントにパッケージの容量と値段のアレによって2つ分にされてるだけのやつですねw
ただ、シールでのフォロー箇所が少なく塗装をかなり頑張ってくれてて、さすがにクオリティは(単価を考えたら)良いですね。
▽仮面ライダー龍騎
2002年放送の平成ライダー3作目となる『龍騎』の主人公で同名のライダー。
ジャーナリスト(雑誌編集記者)見習いの城戸真司が前任者から偶然託されるように変身、見事なまでの巻き込まれ系。(笑
同作品のライダーはモンスター(怪人的な役割)と契約して、それ由来の能力を駆使して戦うシステム。名前に“龍”とあるように、龍騎の契約モンスター及びデザインはドラゴンがモチーフ。
カードデッキを用いる共通のシステムで変身するライダーが複数(10人以上)居て、従来の怪人等と戦うのではなくライダー同士の戦いの方がメインという挑戦的な設定でした。
この「ライダーvsライダー」ってのは、他でいうところの「ガンダムvsガンダム」で完全な路線変更を見出だした『Gガンダム』的なところもあり、当時は賛否もあったろうと思います。
今ほどはネットで感想が飛び交うような時代でもなかったけど、もしTwitterとかあったら結構炎上していた作品な可能性もあるよねw
ベルトのバックルにカードデッキケースをセットして変身、ライダー毎に異なるカード(能力)を持ち、それぞれの召喚機となるカードリーダーに装着して発動。龍騎の場合は左前腕のドラグバイザー。
これも細かいながら(さすがにシール有りだが)よく再現されてます。
ちなみに、この“SO-DO CHRONICLE”はシリーズを増す毎に構造も改良が加えられていってて、龍騎も前の鎧武から更にクオリティはアップ。
特に腕、最新の本家“SO-DO”と同じく(らしい)肩が別パーツ差込式になり擬似的に引き出し関節のようになり可動範囲が広がり。
手首パーツの根元もボールジョイントになったので角度をつけられ、更に武器持ち手も従来の穴開き握り手ではなく隙間のある軟質の持ち手に進化。
また龍騎でいうと肩アーマーが二の腕の間にかますような感じになったおかげで前後に向きを変えられるように。
そして、龍騎系ライダーの特徴でもある頭部のバイザーは軟質クリアパーツを別で被せる形になっているので、ちゃんと内側から複眼が覗いている感じが出ている。
…同価格帯でいっぺんにこれだけの進歩は、かなりスゴい。
( ̄□ ̄;)
手首パーツも、穴無しの握り手と平手、後述しますがまた新たな武器持ち手なんかがあり、龍騎系ならではのカード持ち手も合わせて結構豊富。
勿論、お馴染みの台座も。
やっぱりこれが付属してるってのは大きいですね。
アドベントカード各種の持ち手。
形は一緒だけど、シールにより幾つかを再現。この形に対して裏表のどちらにも出来るよう2パターンがちゃんと付属してました。
今回はカードを上向きにかざしたポーズで前側にカードの表、後側に共通の裏がくるように統一しました。
まずは“ファイナルベント”。
カードデッキと同じマークの描かれた、どのライダーにも共通して持たれている(平たく言えば)必殺技を使う際のカード。
これのブンドドは後述するとして…
このセットに含まれているもう1枚は“ソードベント”。
ドラグバイザー、ちゃんと可動します!
…が、それだけにカード持ち手の向きがこれしかないのが惜しい。1組でいいからバイザーに差し込む際の形があって欲しかった。
(;^_^A
あらためて、ソードベント!
その名の通りソード(剣的な武器)を召喚するカード。
龍騎はこれが基本であり主戦力、契約モンスターの尻尾にあたる青竜刀のような曲刀“ドラグセイバー”。
今回の『龍騎』から、武器持ち手が穴開きの握り手から軟質の手首パーツなったことで、武器のデザインを損なわず付属させられるように。これも結構な進化ポイント。
武器はいつものように単色成形でシールによる再現でしたが、両面からのシールはどうしても隙間(この場合は刃のとこ)が気になってしまうので、シルバーのとこだけマーカー塗装して黒もペンで書きました。
柄のとこの金はマークも入っている箇所なので、そこだけはシールですけど。
ジャンプからの上から斬りつけ!
…って戦法を、よくやってたイメージがあります。
ソードベントでの斬撃技にはガンバライド以降ゲームで“龍舞斬”とか名前も付いてますが、要は剣でぶった斬るだけのことですねw
そして『龍騎』といえば、各ライダー毎の契約モンスターもニコイチの重要なキャラクターですが。
今回の“SO-DO CHRONICLE”では「ライダーが一般販売の通常弾に、モンスターをプレバン限定セットで」という方法によりラインナップされています!
寧ろ、それが大事なところ!(笑
(  ̄▽ ̄)
勿論、そっちも忘れず抑えております。
龍騎の契約モンスターは、赤いドラゴン(身体の長い東洋の龍)型の“ドラグレッダー”です。
こちらにも一般販売の方には付属されきらなかったカード持ち手とシールが付属、逆に一般の方にもドラグセイバーは入ってましたがドラグレッダーの尻尾になるパーツなのでこちらにもちゃんと付属。
微妙~な差なんですけど、龍騎とドラグレッダーとそれぞれに付属のドラグセイバーは僅かに成形色が違います。
上が龍騎で下がドラグレッダーのやつ、龍騎の方が幾らか明るいんですが…写真では分からん程度ですかね💧
これがあるので、夢の二刀流も可能。
(面倒だったんでドラグセイバーは1本しか塗装しませんでしたw)
テレビ版のとある回にて、龍騎が1度の戦闘で2回ソードベントを使用する場面があった為に「実は2本(カードが2枚)あるのでは?」説も囁かれるソードベント。
それがホントなら実際に二刀流することも可能なはずですが…
やらない理由を考えるなら、①真司くんが二刀流に自信がなかった ②二刀流が可能だと知らなかった ③いつも右手で剣を持ってるから2枚目のカードを差し込む手が空いてなかった、の何れかでしょうね。
個人的には③が有力かなと思ってますけどw
あらためまして…
▽ドラグレッダー
劇中では「大物」とも呼ばれた体長約6メートルでミラーモンスターの中でも最大級。
デカイだけでなく基本的に空中を飛んでいるので機動力も高く、目や触覚によるレーダー機能、噛み付きや先端が刃の尻尾で斬撃という攻撃、更に口からは火炎を吐く技もあり、単体でも抜群の戦闘力を有する。
これ、普通に立体物としても大きい(長い)代物。
延ばした際の全長は40cmを越えます。
余談ですが…
龍騎は既に食玩“SHODO-X”の方にもラインナップ済みですので、そちらとの比較も。
左が“SO-DO CHRONICLE”、右が“SHODO-X”。
龍騎はそれほど大きく見た目が変わりませんが、サイズが一回り違うことと前述の通り可動に関しては全然違いますね。プロポーション的にもガッシリしてる感じがします。
裏面の塗装がちょいと足りないのはどちらも同じですけど、こちらはシールでのフォローがあるので幾分マシでしょうか。(笑
ドラグレッダーも各部位パーツが一回り大きいから総合的に大きくなってますし、節とでもいうのか身体を構成するパーツも1つ多いので余計に長いですね。
“SHODO-X”版のドラグレッダーは喉のとこに台座用のダボ穴がありましたが、こちらはダボ穴のある節が計3つあり、位置を入れ換えることである程度は好きなとこで台座を差せるようになってるのが良い。
惜しむらくは、その台座的なものが何も付属してないところかな。
まぁ今更そんなのは逆に定番なので期待もしてなかったですが(笑)やっぱり同梱しててくれたら嬉しかったのになぁ…と、ブンドドしてると思うよね。
(  ̄ω ̄)
さて、そのブンドドに戻りまして…
こちらのセットに含まれる各アドベントカード。
まずは、単純にドラグレッダーを呼び出す“アドベント”。
そもそも、こいつを呼ばれた時点で結構なアドバンテージになるんですけど、どうしても相手を倒すことが目的ではない真司くんはイマイチ活かせて無かったとこありますよねw
それから、防御用の“ガードベント”。
ドラグレッダーに2箇所ある腹部を盾“ドラグシールド”として用いる。これは普通に2枚同時に使ってましたね。
フィギュア的には、剣と同じく持ち手パーツに持たせるジョイントパーツがあってそれに付けて持ってる状態。
やっぱり主人公だからか剣と盾というオーソドックスな装備をしていました…けど、どっちもなかなか特殊な形状してるっていうw
また別のジョイントパーツにより劇中同様、肩に装着可能。
この場合は肩アーマーの丸い溝がそのままダボ穴になってジョイントを差せる構造。だいたいソードベントを併用する時は、こうやって両手を空けた状態で使ってましたけども。
肩アーマーが別パーツだから向きを前後に変えられるってのが、ここで活かされます。(シールドの向きをそれなりに動かせる)
あとは“ストライクベント”。
こちらは、ドラグレッダーの頭部を模した“ドラグクロー”を右手に装着させる効果。(手首パーツとの差し換え)
ゲームでは“昇龍突破”という技があったりしますが、あれも実際どういう技なのか設定が定まってなかったり…
このストライクベント自体も、ゲームや後年『ディケイド』に出て以降はこのクローから火炎弾を発する技があったりしていますが、劇中では「クローで指示した先にドラグレッダーが火炎を放つ」という効果だったはず?
なので、これだけはドラグレッダーの部位をそのまま装備するのではなく、二回りくらい小さい同型の専用頭部パーツを付けている。
まぁ普通にドラゴンの頭が付いてんだから、これで殴ったり掴み(噛み付き)で近接武器としても十分に成り立ってたと思いますけども。
…意外と爪は武器にしてないんだよなぁ。
そして、遡って“ファイナルベント”!
ドラグレッダーを侍らせながら空中に浮かび上がり、ドラグレッダーの吐くエネルギーと共に蹴りを放つ“ドラゴンライダーキック”という必殺技を発動させる。
飛び蹴りの所謂“ライダーキック”となる主役の仮面ライダーといえば!な伝統の必殺技ですが、龍騎はドラゴン分があるので見た目にも派手なキックでしたね。
(  ̄▽ ̄)
スゴい個人的な話ですけど…
ここまでの武器や技の名称からなんでこれは“ドラグライダーキック”じゃないんだろう、と当時はかなり疑問に思ってました。“ドラゴン○○”か“ドラグ○○”のどっちかに統一したらいいのに、ってw
そんな訳で…
今夏からスタートした“SO-DO CHRONICLE”の『龍騎』編!
まずは主役の「龍騎&ドラグレッダー」でした!
(* ̄∇ ̄)ノ
とりあえずシリーズ全て集める予定ですので、今後も「ライダー&契約モンスター」という流れで順次ブンドドしていこうと思っております。
…ホントは第2弾が発売される前に第1弾は終えておきたかったけど、ちょっとうっかりして(笑)遅れてたもんでそれには間に合わないかなぁw
しかし、同シリーズも6作品目と経たノウハウによりクオリティも高まっている訳ですから、この龍騎だけでも既に期待通りの出来映え。となれば以降も楽しみで仕方無い。
これは、もう毎回そこそこの長文になるだろうなぁ…w
(;^_^A
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)