こんばんてーん
げきみそです。
出掛ける時間が減った分、録画してたやつの消化も進み。
今期のアニメで個人的に楽しみだった作品…
『イエスタデイをうたって』!
(* ̄∇ ̄)
原作は冬目景先生のマンガ、連載自体は約5年前に終了。
だから昨年アニメ化が発表された時にも結構驚きましたが、近年は現行でない過去作品のアニメ化とか珍しくないですから、その流れと思えば…ですけど単純に嬉しかったですねぇ。
連載開始はギリギリ90年代だったかな?
掲載誌が大人向けのマンガ雑誌だったんで当初は知らなかったんですけど、グランドジャンプに移籍してから少し経ったくらいで初めて見て。
なんか休載が多かったというか不定期連載みたいな感じだったから、10年前くらいに単行本でまとめて読んだ思い出。
ストーリーは…敢えて言えば恋愛物になるのかな?
主人公は大卒でもコンビニでバイトを続けるフリーター。
ある日たまたまバイト中に出会ったカラスを連れたちょっと不思議な少女に気に入られてから、うだつの上がらない日々に少しずつ変化が…という。
そうこうしていると大学時代から片想いしていた相手と再会して、いい感じにもなりつつ再び失恋をしたり、その相手にもなかなか重めな事情があったりとか。
基本的には緩い日常の雰囲気が続くものの、主要人物を取り巻く環境にも僅かづつだけと動きがあったり…無かったり。(笑
恋愛物やラブコメ作品だと考えると、かなり進展が無いので観ててモヤモヤが解消されないのが長くなりますが、多分これはそういう事でもないんだろうなぁ…とか。
なんなら、私は原作を読んでた時には恋愛物だとは思わずに読んでたくらいで。
だから何て言うか… ただただ群像劇を眺めているような感じではあるけど、それぞれのキャラクターが見守りたくなるような丁度良い塩梅と、あとは魅力的なヒロイン。
所謂ほのぼの系の“日常”アニメとは違った、古き良き“日常”アニメという印象ですね。(^^)
あらためて観て思ったのは、主人公等が連絡手段に携帯ではなく固定電話(しかも黒電話)を使ってたりする描写が今となっては目立ちますね。
連載開始時期にも個人レベルに携帯電話が普及してなかった訳でもないけど、この携帯を持ってないことでのすれ違いみたいなのがあるのも、現代では出来ない演出でいいですよねぇ。
(  ̄▽ ̄)
4話くらいまで観た感じたと、かなりテンポが早くて…1クールくらいに原作の最後までをなんとか詰めようということなのか、駆け足が過ぎるのは気になるところ。
とはいえ、それをカバーするくらい丁寧な作り方はされているので原作を読んでる人でも十分楽しめますし、アニメから入って原作を読んでみたら細かい発見もあった面白いのではないでしょうか。
個人的には結構な名作だと思っていたんですけど、意外と知名度的にはそうでもなさそう…と今回のアニメ放送で感じましたが、だったら逆に今からでも原作を知って欲しい!
とりあえずアニメ版は取っ付きやすい雰囲気に仕上がっているので、オススメです。
(* ̄∇ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)