こんばんてーん
げきみそです。
今月発売となりました『キン肉マン』の第70巻!
(  ̄▽ ̄)
毎週月曜に配信されている方では、この間に随分な物が現れて随分な事になってしまっていますが(笑)単行本の方では、オメガ六鎗客の勝ち残りコンビ“オメガグロリアス”vsソルジャー率いる超人血盟軍から抜擢されたブロッケンJrとの“フルメタルジャケッツ”の対戦真只中!
前回、何故に自分が選ばれたかという迷いもあったブロッケンだがソルジャー隊長からの平手打ちにより正気を取り戻し、ゼブラを倒して生き残っている強豪マリキータマンに猛追。
ここでは平手打ちだけで雰囲気の変わったブロッケンを指して「ソルジャーよりもヤバい」と評したアリステラも、オメガ勢を率いる指揮官として目利きが確かだという面が入るのは良いですね。
それからはリング外からのサポートや新たなツープラトンなどタッグマッチならではの展開もありつつ、交替のすえアリステラvsソルジャーという構図に。
アタル流、伝家の宝刀“肉のカーテン”!
(* ̄∇ ̄)ノ
ソルジャー(キン肉アタル)はこの件ではキン肉族の代表としてリングに上がっている(アリステラはそれが狙い)ってこともあるので、一族伝統の技でアリステラ自慢の“フォーフィンガー”を見事に防いで見せるというのも入れつつ。
しかし、アリステラに古傷を見破られてピッチなところをブロッケンが助太刀、これにマリキータマンとのツープラトンで応酬するアリステラ…
その技が、あのスクリューキッド&ケンダマンを彷彿とさせてトラウマが蘇るブロッケン。
一旦はダメかと思われソルジャーも交代を示唆するが、先の平手打ちから奮闘モードが続いているブロッケンは見事にこれをはね除け、トラウマの払拭と反撃に成功!
これには、当時同じく被害者であった元相方のウルフマンも涙!(笑
これに応えるようにソルジャーも激闘、全力でなければ勝てない相手だとしてアリステラの狙い通り“クソ力”を発動させる。
技では勝るものの、相手のパワーを吸収(相手のパワーに合わせてパワーアップ)するアリステラの能力もあり逆転されてしまう!
それでも立ち上がり尚もアリステラの猛攻を堪え忍ぶソルジャーは、交代を叫ぶブロッケンの声にも応じず戦い続ける…その姿にブロッケンは、
かつて超人オリンピックにて父親の復讐のためにラーメンマンと戦っていた自身を重ねる… そう、一族の復讐のために戦っているアリステラの方に!
( ̄□ ̄;)
先の対戦でフェニックスが説いていたように、ソルジャーもアリステラに対してリングの上で何かを教えようと敢えて戦っているのか…。
ソルジャーとの戦いの中で、自身の生い立ちからキン肉マンに対して「(それまでの人生が)似ている」とシンパシーを語る件もあり、キン肉マンに敗れたがアリステラとの和解を望んだパイレートマンの真意もこの辺にあったよう。
フェニックスやソルジャーと大物2人との戦いを通して心情の変化に繋がるんであれば、アリステラはこの上無く贅沢なポジションになるよなぁw
そして、パワーを奪われながらもソルジャーは「似ている」と称したアリステラとキン肉マンの違いを説くように立ち向かう!
(  ̄▽ ̄)/
…といったところで次巻へ!
今巻は(少し回想は入るけど)全編が試合で、更にこの1冊で終わらないという。おそらく今回のシリーズで(この後の展開を鑑みると)前半戦の山場となるのでしょうか。
ソルジャーが相方にブロッケンJrを抜擢したというのも、ただ立ち回らせ易い正義超人だってだけじゃなくて、幾つか意味を持たせているのは展開として熱かったですね!(^^)
次巻では、この試合の決着から…まさかの登場人物により大きく流れが変わってきますが、これを半年以上も焦らされるのは単行本派のジレンマですねww
( ;∀;)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)