こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

先日ー

今月からリニューアルオープンされた地元の「まんが美術館」にですね、最初の連日イベント以来にあらためて言って参りました。

 

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平日の昼間でしたけども、意外と人は居ましたね。

…もしかしたら最初のイベント時だけ異様に混んであとは閑古鳥、なんてネガティブな予想もしていたので良かったw

 

 

今回は、そのイベント期間は混雑していたので行くのを後回しにしていた特別企画展示の方を。

 

 

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「ゲンガノミカタ -原画でひもとく六つのマンガ史-」

 

…という、原画の保存と展示を主とするこの施設の根本的な部分“原画”ってなどういう状態で何がスゴいのかなんていう“見方”を丁寧に解説されている企画。

 

ある程度はマンガを知ってる人なら説明されなくても何となく分かるようなところから、マンガ制作もデジタル化されてる昨今にアナログ原稿の職人技みたいなのを堪能出来ます。

(  ̄▽ ̄)

 

 

そんで、今回の企画展示は「写真撮影OK!(動画NG)」でSNS等で拡散してくれていいということなので、幾つか。

 

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このでは6名の作家先生の原画を主体に展示。

能條純一、高橋よしひろ、小島剛夕、矢口高雄、土山しげる、東村アキコ、(敬称略、パネル並んでた順)といった本館の貯蔵原画数が多めの方。方々…って基準かな。

 

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スクリーントーンやベタの塗られ方、下書きや修正個所、コマ毎に糊やテープで切り貼りされていたり…なんていう印刷前でなければ分かり得ない情報、

 

また書き込みが細かすぎて雑誌に掲載された段階では潰れてしまってるところとか、そういった細部の技術的な解説や制作当時の事情などが、例となる原画と共に解説されていてとても分かりやすく為になります。

 

ちなみに、そういった原画の蘊蓄をここで覚えてから通常展示の原画を観ていくと更に面白いんじゃないでしょうか!…っていうことですね。

(* ̄∇ ̄)

 

 

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また展示の後半では、それらの例題の作品を中心に○○マンガ(劇画、グルメ、エッセイ、など)とカテゴリー毎に何十年か分の変遷を辿っているコーナーもあり、

 

そこでは原画展示以外にも何作品か単行本が並んでいて、その場で読むことも可能。

 

個人的には、グルメ枠のひとつにあった『孤独のグルメ』の単行本が新装版ではない当時のものでしかも初版!というのに驚いてしまったw

全体的に古い作品でも版数が少なく状態も良いものばかりだったので、この為に急いで集められたって訳ではなさそうなのがスゴいですね。

 

そういう代物が、フリーで手に取って読めるってなかなか無いですよ。

(;^_^A

 

 

 

そんな、リニューアル最初の企画展示「ゲンガノミカタ」は7月7日(日)まで開催。

そのうち行ってみようかなーと思ってる方がいれば、是非ともその期間中をオススメいたします。(^^)

 

 

 

それから、こちらも当初は混んでいたので保留していた「マンガカフェ」にも。

 

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まんが美術館がリニューアルされてから出来た飲食コーナー。

概ねリーズナブルなメニューで、ちょっと休憩というだけでも寄りやすい場所になっています。

 

ここでは、マンガのコマのように区切られた白壁に様々な作家先生方からの寄稿があり、それ見物を目当てにだけでも価値アリですね!

 

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まだまだ壁には空白もありますが、長い目で見ればこれが年月を経て埋まっていく様子を見る楽しみというのもありますよねぇ。

(  ̄▽ ̄)

 

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個人的には、きくち正太先生のが良かったなぁ。

今回のリニューアルオープンイベントでは残念ながら来られなかったですが、またいつかここでイベントやってくれたら良いなぁ。きくち先生。

 

 

そんでカフェに入るからには、当然何かは頼みましたよw

 

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各テーブルは、マンガ風にデザインされていて写真を撮る際の小ネタになりますよ、という感じ。映える?(笑

 

頼んだのは、特製コースターが貰えるコラボソーダを。

こちらは全4種で、矢口先生・高橋先生・倉田先生・きくち先生と地元秋田県出身で当館が推している作家さん方のがラインナップ。

いずれもフルーツの果肉が入って見た目よりも満足度のある炭酸ジュースに。(今回は桃味の“おせん”を)

 

メニューにつき対応するコースターを貰えるので、ここは是非とも4種コンプ(笑)を目指してリピートしたいところですが…

このソーダが意外と強めで、炭酸が苦手な私にはなかなか辛いところもありますので、一気には無理でしたww

 

 

この日は昼食直後だったのでドリンクのみにしましたが、普通に食事になりそうなメニューもありましたんで、その辺は追い追いですね。

 

今はまだ無かったですが、今後は企画展示に合わせたコラボメニュー的なものも出すとかなんとかってことらしいので、次はそれが来たらかな?

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

せっかく地元でありますんでね、そういう細かいところはリピーターになって順次堪能していければ、ですね。(^^)

 

そういえば、別件で横手駅に行った際に…

 

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駅構内には、まんが美術館のリニューアル関連の広告がずらりと出ていました!

(* ̄∇ ̄)ノ

 

県外等から来た方は勿論のこと、こういうのは地元民へのアピールにもなるんで大事ですね。

…ただ、あそこ住所としては横手市なんだけど横手駅が最寄りではないんだよなぁ… とも思いつつw

 

 

マンガを取り扱った施設としては素晴らしいところだから、多くの方に来ていただきたいけれども、アクセスが悪いのが難点なんですよねぇ。

 

ホントに、あそこの前にバス停でも新設したらいいのにww

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)