こんばんてーん
げきみそです。
個人的にはやや御無沙汰な仮面ライダーの食玩「SHODO-X (掌動駆)」より、第4弾が今月発売になりまして。
こちら“駆”にリニューアルしてから、初代前期・ファイズ・初代後期と昭和ライダー平成ライダーを交互に、それも作品単位でのラインナップとなってきていますが…
今回はセオリー通り平成から『仮面ライダー龍騎』特集です!
( ≧▽≦)
「っしゃあ!」
▽仮面ライダー龍騎
ねぇ…
最近では『ジオウ』での新たな未来の形から、更にスピンオフ扱いで新作まで作られるっていうフィーバーっぷりですが。…有り難いことですわw
龍騎系のライダーといえば複眼の前に格子状のフェイスシールドがあるのが特徴ですが。
さすがに内側の複眼まで塗装はされていないものの、フェイスシールド上縁の金やカードデッキの紋章などしっかりと描かれているので、意外と立派に見えます。
このシリーズは食玩にしてはハイクオリティなスタイルや可動が魅力のひとつであると思うんですが…
残念なことに龍騎、肘と肩周りは造形を優先されたのか可動への干渉が強く、あまり脇を畳めないため左腕のバイザーに右手が届かないっていうww
この写真の位置で限界だったので、今回は可動に関しては惜しい仕上がり。
( ´・ω・)
バイザー部分の色分けも良くて、パッと見は十分なんですけどねぇ。
しかし、今回の龍騎はここからが本番!
ここまで“駆”としてライダーのシンボル的なバイクをラインナップに加える方向性になっていましたが、第4弾では遂にバイクではないものが登場!
▽ドラグレッダー
マシン枠には龍騎の契約モンスターであるドラグレッダーが。
まぁ、おそらくここはバイクよりもモンスターの方が需要あるだろうからなぁw
これまでのバイク系と同じく2パッケージ揃えて1つが出来上がるパターン。
Aサイドが上半身、Bサイドが下半身と台座、という分割で…って竜だからどっから上下とか定かじゃないですけどねw
それぞれ組むと、こう。
組み上げると、こう。
うん、かなり良い!(^^)
身体側面の黒銀の模様はシールでもなく塗装済み、ボールジョイントで(ある程度は)うねうねと好きなようにポージング出来ます。
ちなみに付属の台座。
差込口が顎の下にしかないので、真っ直ぐの棒台座だと位置的に干渉が辛くポーズを取りにくくなる難点も。まぁ台座を付けてくれてるだけマシってこともありますが。
そしてこちら、当然っちゃ当然だけどパーツをバラせば龍騎の装備としても使えます。
ソードベント!
ドラグレッダーの尻尾を剣にしたドラグセイバー。
ガードベント!
ドラグレッダーの腹(手があるとこ)を盾として使えるドラグシールド。
劇中同様に両肩へマウント可能…ですが、やはりこの場合も両腕の可動が制限されてしまうので今回の龍騎はあまり大きなアクションが出来ません。
(;^_^A
ストライクベント!
ドラグレッダー頭部を手首パーツと交換するかたちで装着。
一応これはドラグクローという打撃武器に分類されるそうですね。
実際には口にあたる部分から火球や火炎放射を放つ“ドラグクローファイヤー”などの必殺技をメインにしてた印象。
龍騎&ドラグレッダー。
龍騎の周りを取り囲むような構図がおなじですが、とりあえず1セットだとこのくらいの長さになるドラグレッダー。
勿論これは複数買いすればいくらでも繋げられるという食玩ならではの遊びも出来るので…まぁ、あと1セットくらいは買い足してもいいかな?(笑
とにかく今回は、このドラグレッダー及び龍騎への装備というプレイバリューを主にしている感じですね。
バイクに限らずこういうパターンでもいいのならば、今後もまだシリーズを続けられるネタは尽きないだろうなと可能性を感じさせられる一品でした。
(  ̄▽ ̄)
それから、ついでのようにこちらも。
▽仮面ライダー龍騎(ブランク体)
ドラグレッダーを未契約状態での、すっぴん龍騎。
だいたい龍騎のカラーバリエーションとしては“リュウガ”がラインナップされがちなので、ブランク体をというは逆に珍しいですかね。
形状としては頭部とバイザー、あとはカードデッキの物がない程度であとは共通のため、ブランク体でもドラグレッダーの各種武装は付けれますけども。
そして、龍騎が来たならこの方も当然登場!
「龍騎か…今のうちに潰しておいた方が良さそうだな…!」
▽仮面ライダーナイト
当時は実質主人公だろっていう活躍でかなり人気だったナイト。いや、今でも相当な人気ライダーだと思いますけどね。(^^)
こちらもデザインとクオリティは概ね龍騎と同じですが、件の肩周り等の可動はこちらの方がややマシです。
こちらは龍騎と違いデフォルトで武器のレイピアが付属。
まぁナイトの場合はこれがバイザーを兼ねているので、付けれくれないと意味無いですからねw
龍騎もさることながら、このナイトもなかなかのスタイル。
写真では伝わらないけど箱絵の通りバイザーの模様は掘ってあるので、拘る派の人も手を加えやすいんじゃないかな。全体的に僅かな部分塗装でも見違えそう。
で、ブランク体がいるならやっぱりこの場面w
モンスター(それこそドラグレッダーだったかな?)の襲撃から逃げ惑う2人。後から観返すと、この時の龍騎の滑稽さもその後の成長やなんやとの対比で良い演出に見えてくるよね。
(  ̄▽ ̄)
ちなみに、当初ブランク体はナイトの成型色の流用かなと思っていたんですけど、実物を見比べると僅かに色味が違いました。(ナイトの方が微かに明るめの紺色)
また龍騎がドラグレッダーとあれだけのプレイバリューになっているってことで、ナイトの方にもオプションパーツセットが別枠でラインナップ。
追加武装の諸々。
ナイトのシンボル的なマントもこちらに収録でしっかり再現されました。(^^)
ガードベント!
契約モンスターのダークウイングが変形合体するかたちで装着される、あのマント。
放送当時は気付かなかった(気にしてなかった)けども、これは“ウイングウォール”というガードベントに分類されるんですよね。
飛行能力を得るとかって方が目立ってますが、基本的な用途としては防御幕ってことなんだな。
ドラグレッダーと違い蝙蝠のモンスター形態は再現されませんが、一応ダークウイングの顔部分の造形や背中部の銀塗装なども施されているので、拡張セット単体としてパッケージされてるだけあってちゃんとしてます。
ソードベント!
こちらの“ウイングランサー”はソードといいながら大型のランス、柄が長いので両手持ちにポージングすることも可能。
こんだけ長いと龍騎のソードベントみたいにひしゃげる懸念がありましたが、硬質の素材で成型されてるのでその心配はなくて良かった。
この武器だけでも十分カッコよかったですが、さらにファイナルベントではマント変形させてランスを切先にしたドリル状になって突っ込む、っていうインパクトもあった印象深い武装ですね。
(* ̄∇ ̄)
このマント、中央のがやや後ろに靡く角度をしているので装着したままでも腰のダボ穴に台座等を差し込んで使えます。
だもんで、飛行状態でのディスプレイも容易なんで助かりますね~
(  ̄▽ ̄)
ついでに拡張セットには、ブランク体の武器も付属。
「お、折れたぁ!?」
で、お馴染みの頼りないソードベントさんw
折れた状態でも…というか逆に、折れた状態の方しか付属してないっていうねww
まぁブンドドの劇中再現とかを前提に考えたら、片方しか作る予算がないならどっちのが欲しいかってことですよね。となれば、そりゃ折れてて欲しいよね。←
龍騎とナイト、ほぼフル装備で。
いやー…カッコいいですよね~ww
(  ̄▽ ̄)
ラインナップ的にナイトのまでは規定路線だとしても、龍騎系は人数が多いですからゾルダ以降のライダーも(最悪プレバン限定でもいいから)作って欲しいなぁ。
他社ブランドの某シリーズなんかでは、ちゃんとリアル頭身の可動フィギュアで龍騎系が勢揃いしてたりっていう前例はありますから… 頑張っていただきたい。(笑
ところで、
昨日の『Gガンダム』がガンダムシリーズの転換期であったとすれば、この『龍騎』はまさにライダーシリーズの転換期になったと思う訳ですよ。
クウガとアギトまでは昭和ライダーからの名残というのか、デザイン的にも「仮面ライダーっぽい」なっていう代物でしたけども
この龍騎系ライダーのデザインは明らかに従来の仮面ライダーのそれではなかったですもんね。当時は衝撃的でしたもん。
またこのライダーの数が多く、怪人を倒していくのではなく「ライダーvsライダー」を主軸としていたのも「ガンダムvsガンダム」の新機軸を確立したGガンに通じるなぁ…って当時の私は思っていたんですが、どうでしょうか。
まぁこっちは敗北が死に直結する重さがあるので、スポーツマンシップの欠片も無いですけどねぇww
ちなみにー
このネタは元々用意してたんですが、なんでも今日はたまたま「ドラゴンの日」だそうで。全く想定外だったんですけども、なんかタイミング良かったなぁ。(笑
(  ̄▽ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)