こんばんてーん
その世代ではないけれど、げきみそです。
先日、この作品の単行本を発見!
にわのまこと『変身忍者 嵐X(カイ)』
1970年代、仮面ライダー等でお馴染みの石ノ森章太郎先生を原作として製作された特撮ヒーロー作品『変身忍者 嵐』のリメイク版。
当時は石ノ森先生以外にも石川賢先生などもコミカライズされましたが、今回は『真島』シリーズや『MOMOTAROH』といったバトルマンガを代表作に持つにわの先生。
こちらは一昨年からコミック乱にて連載中。
なんですが、私の生活圏内ではほぼ本誌を見かけない(笑)ために単行本派…ともいかず、この2巻で初めて店頭にあるのを見つけました。(しかもコンビニで)
(;^_^A
幸い、同時に1巻も並んでましたから一緒に入手出来まして、ちゃんと最初から読めましたから良かったですけども。
(  ̄▽ ̄)
『変身忍者 嵐』は、江戸時代を舞台にした変身ヒーローと時代劇を合わせた特撮ドラマ。
さすがに私が生まれるより10年以上前の作品になるので、そんなにがっつりと観たことはないんで、石ノ森作品のひとつとしてチェックしている程度ではありますが。
特に、平成ライダーシリーズでもその意匠が反映されていたり『響鬼』が当初は『嵐』の平成版を作ろうとしていたことから独特なライダーになったエピソードを聞いて観てみたのがきっかけでしたかね~
今回のマンガ版は、時代劇の設定はそのまま舞台背景を関ヶ原の合戦周辺の時期にして、徳川や真田など実在の武将や合戦に嵐=ハヤテや血車党(敵の組織)を絡ませるオリジナルの展開になっています。
正直… 私は歴史はそんなに得意じゃない(せいぜい幕末くらい?笑)んですけど、ちゃんとその辺の解説的なフォローも入っているので分かりづらいってことはなかったですね。(^^)
この“嵐”のデザインも、概ね当時の感じを引き継いでて。
時代劇って部分がそのままなこともあって、無駄に現代的なアレンジが成されてないのは良かったですねぇ。
また、敵の怪人(化身忍者)の刺客として
別の某ヒーローに類似したビジュアルのライバルが登場するといったファンサービス?な展開もあり。
リバイバル作品として当時のをしっかり踏襲しているので年配のファンにも、そもそも元ネタを知らない若い特撮ファンとかにも、読んでみてほしいですね。
(* ̄∇ ̄)ノ
ただ、大人向けなこともあってうっすらとグロい描写もあるんで、そういうの嫌な人は注意かな。
にわの先生らしさも活かされてると思うんで、ややニッチな作品になりますけど、オススメです。(^^)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)