こんばんてーん

私はアスペルガー寄り、げきみそです。



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『マンガで分かる心療内科』13巻。

表紙にあるように、今回は1冊まるごと“ADHD”をテーマにした特集的な内容。


ADHD=注意欠陥多動性障害、という。

最近では、注意欠如多動症、とも訳され
人の話を聞けない…集中力がない…忘れっぽい…など、誰にでもありそうな症状が

日常生活に支障が出ちゃうレベルに達してると、そういう診断になるらしい。



判断基準が難しいからか
前半何話かで、どういった症状までになればADHDとみなされるのかの解説、

それから医学的な治療、そして日常レベルの改善方法までを、長めに纏め。


症状的に混同されがちな“アスペルガー障害”との違いを、分かりやすく比較されてるのは

かつて、ややアスペルガーの傾向があるね、と診断された私にはとても興味深いコーナーでした!(笑



締めには
ピカソやエジソン、日本では坂本龍馬や織田信長など、ADHDであったろうと言われる歴史上の偉人の紹介などが。

所謂「天才と紙一重」という側面もあるので
よく理解して、その症状と向き合えれば、決して悪いことばかりではないという

まぁ…ちょっとしたフォローで纏め、みたいな形でしょうか。


以前に鬱病なんかを取り上げた際と似てるパターンですけど

そういう病気的なものだからと、悪い方のイメージばかりにとらわれず

上手く向き合っていきましょう、という
ただギャグマンガとして弄って終わりじゃないのが、救いではあります。

メンタルの専門医が描いてるから、当たり前ですがww



これまでは各話単発で様々な症状をテーマにしてましたけど

今回のように、一つをより深く掘り下げていくパターンがメインになっても
単行本で一気に読むには、ちょうどよくて面白いかもしれませんね。

そしたら
…もうしばらくはネタも続くだろうし。(笑




げきみそ☆パーンチッ!!∑O( ̄□ ̄ o)