こんばんてーん

げきみそです。



いつぞやの
連載6周年記念センターカラー大増ページ…で最終回、というなかなか珍しげな終わり方を見せてくれた『スケットダンス』

今月いよいよ最終32巻が発売となりました。

SKET DANCE 32 (ジャンプコミックス)/集英社


¥420

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新しい理事長の方針にあらがい、学園の平和な未来と自らのクビ(退学)を掛けて文化祭に臨むボッスンと、クラスメイト。

文化祭の出し物の為に、皆が得意分野で役に立っていくという流れ。

やってることはいつも通りな感じもあるけど、これまで登場した個性的なメンバーがそれぞれの役割を果たしていく
ラストエピソードに相応しい…というか、それ丸出しの(笑)総括的な話。


長年の積み立てが上手く消化しようというのも良かったけど
やっぱり「最後だから出せるキャラは出してあげよう」的な、お約束感が良かったww

あと、わりと小田倉くんの出番が多かったのが意外ww


そして最後に大仕事が終わった後は、遂に「スイッチが喋る」という重要な伏線回収。

ただここはシンプルに纏められていて、残る学園生活はダイジェスト、一気に卒業式で幕を閉じることに。

最後の最後はさらっとした感じで終わり、スケダンらしいというか、少年マンガらしい爽やかな締めくくりでした!(笑
ヽ(´▽`)/



巻末あとがき等で、連載終了までの経緯なんかを書かれてましたが、作者自ら編集部に終了の申し出をしたとか。

そこから順番にエピソードを消化していって、おそらく最終回を6周年に合わせたのもわざとだろうし

なかなか近年のジャンプでそれだけ円満な最期を迎えられた作品は恵まれているなぁ、とあらためて思った。

あれだけ雑把に広げた風呂敷を、見事にスッキリと畳むことが出来たっていうのは、ホントに素晴らしいわww



「6年も週刊連載してたんだから2年くらいは休みたい」と言っていたけど

次にやりたい事とかアイディアは浮かんでくるから、どうしよう…という篠原先生。

とりあえず、SQあたりに読み切りを待っています!(笑


同じくあとがきで「地味で、女性支持も少なく、這うように売り上げを伸ばし、一度もブレイクの瞬間がないまま、でも毎週やりたい放題で載っている」とも言っていましたが

それはホントに、言いえて妙なポジションだが、その通りだと思った。

むしろ中途半端にブレイクしなかっただけ、ジワジワと続けられたんだろうね。



そんなジワ売れ低空人気作品『スケットダンス』でしたが(笑

6年間お疲れ様でした、篠原先生!
m(_ _)m




げきみそ☆パーンチッ!!ΣO( ̄□ ̄ o)