ある日の櫻坂の楽屋
「あかね～ん♪」
「う～ん？なぁに、ゆっかー？」
「あかねん、前髪切ったよね？」
「そうなの～♪ ゆっかーが一番最初に気づいてくれた♪」
「ふふふ～私は、ちゃんと見てるからね～(笑)」
「・・・・・・・」 スマホのタップを強く連打する
別の日の楽屋
「土生ちゃん、あのね、この前貸してくれた漫画なんだけど・・・」
「あぁ、見てくれたんだよね？ どうだった？」
「とっっってもおもしろかった♪♪ 続きが気になりすぎちゃって(笑)」
「よかった～(笑) また明日続き持ってくるね♪」
「やった～楽しみだなぁ♪」
「・・・・・・・」 ペットボトルを力強く握りつぶす
さらに別の日の楽屋
「あっ、ゆっかーだ、それ～(笑)」 カバンのものを全部出して並べる
「ちょっと～もう(笑)！」 笑いながら怒る
「どうせ、このこと“レコメン”で言うんでしょう(笑)？」
「そうだよ～理佐はかまちょです～って(笑)」
「「(笑)(笑)」」
「・・・・・・・・」 シャーペンが折れる
連日、ゆっかーこと友香の行動を見ていると、メンバーたちと話してばかりだ
もちろん、別にメンバーたちと仲良く話すのはいい、それ自体を責めるつもりは
ない
けど、あまりにも私のことほったらかしなんじゃないかと思うわけですよ
そろそろ、嫉妬も疲れたし、ここは行くしかないよね
当の本人と言えば、、お弁当もぐもぐ食べてるし・・・
「あ、あのさ・・・」
「あっ、ゆいだ♪ ゆいは、お弁当食べた？」
「えっと、いや・・・」
「そうだ、これ食べる？けっこう、おいしいよ♪ あーーーん♪」
「あ、あーーーん///」
「どう、おいしい？」
「うん、おいしい///」
「よかった～それより、ゆい？ なんか、疲れてるんじゃない？」
話そうと思って彼女の隣に言ったら、予想外のお弁当のあーーーん
まぁ、彼女の顔が近づいてきて、やっぱり綺麗だし可愛いなって思ったけど
恥ずかしい///
疲れてるかどうかについては、貴女のせいだよ！って言いたいけれど
そこはぐっとこらえて
「わかってるなら、肩貸してよね」
「もちろん♪おいで～♪」
お弁当をさっさとしまうと肩を叩いて笑顔を向ける彼女
その笑顔がずるいな、と思いながら私は彼女の右肩に頭を預けた
彼女から優しく香る香水が鼻をくすぐる
なんか、嫉妬していたのが馬鹿らしくなっちゃう
いつもベタベタしてるのは私に合わないけど、たまにこうして甘えるのは
いいかもしれないな
FIN
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こんばんは、明日から３連休という方もいらっしゃるかもしれませんが
寒さとコロナには十分に気をつけなきゃ！ですね
さらーちゃさん からのリクエストでした、ありがとうございました
初登場CPのぽんゆっかー、ゆっかーに嫉妬するゆいぽんでした
回くらい書いたことあるかと思いましたが、意外に初でした
ゆっかーにあかねん、ぽんさんに理佐さんという組み合わせが王道だと
思いますが、この２人の組み合わせも意外といろんなメディアで見ることが
ありますね
はい、それでは長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました
また次回もお付き合いよろしくお願いします(*^▽^*)
