買い物中など、長男が奇声をあげることがたまにあります。

「あー!」とか「きゃー!」とか。


楽しい時、不快な時、それとエコラリア。

いずれの理由でも、突発的に出てしまうものに見えます。基本制御不能というか…。


TPOに合わせて声を抑える練習は地道にしていますが、精神年齢的にまだ難しく。

奇声となればさらに抑えられません。



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声を出す、ということは注目されることです。


親としては慣れましたし、「嫌なことがあったんだね」とか「楽しいんだね」など代弁しつつ、ごく近くにいる方には「お騒がせしてすみません」と謝る。

…慣れはしましたが、人に頭を下げる回数が多い分精神的にはじわじわ磨耗していきます。



そんなことがあり、奇声なくなってくれたらいいな~。

と思っていたんですが。

少し私の心境に変化が出てきました。




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チックの方、汚言症の方などに密着したテレビで以前、取材を受けていた方が声を吸収する壺型のアイテムを使用されていたのを思い出しました。



ありますよね、ストレス解消グッズで叫んでも声が漏れないやつとか、室内ヒトカラ用のアイテムとか。

私が拝見したのは汚言症の方が日中の活動中に口に当てていたものですが、多少かさばりはするものの、外に聞こえる声はかなり小さくなっていました。


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目の悪い人が眼鏡をかけるように、

声が出てしまう人はそういうツールを使う選択肢もある、ということが目から鱗でした。


というか、単に私が知らないだけで、障がいでの困難を支えるグッズはたくさんあるのだなと。



奇声ではないのですが、長男は歌が大好きでよく歩きながら童謡を歌います。

でも歌によっては歌詞がテキトーだったり、遊びで母音だけで歌ってみたりします。それに、ただでさえ発音が拙いという…。


今は幼児で「かわいい」と思っていただけることも多いのですが、後々まで続くようならどうしようかな~と思っていたことです。


でも、世の中に「声を吸収するアイテム」があるとわかるだけで、「特性があって抑制できないなら、アイテムを使おう」と気持ちを切り替えることができます。



もちろん本人のふるまいが健常に寄っていけばそれだけ嬉しいのですが💦


特性上無理ということに対して、「いや、絶対無くそう」と思っていると親子でつぶれることも多いです。


困難具合に応じて、ツール、アイテム探し、そしてそれに子どもを慣れさせること、も「無くす」以外の選択肢としてあるし、大事になってくるんじゃないかなと思ったのでした。




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備忘としての記事でしたm(_ _)m


夏本番という感じで暑いですね💦💦

皆様も塩分水分の補給を忘れずに!


またお会いできますように🌞