劇団伽羅倶梨では、2009年10月24日(土)~26日(月)に帽子屋さんを舞台にしたお芝居、「ひょっとしてHat」を上演します。
本番までに出演者たちが、自分にぴったりの帽子を探す旅を行い、その様子をここで報告していきます。
題して 「運命の帽子 ひょっとしてHatに出会う旅」。
今回は遅ればせながら、山本拓平の「ひょっとしてHat」をご紹介します。
訪れたのは、北区にある「帽子屋BAR coppoletta(コッポレッタ)」さん。
見つけたときは「帽子屋BARってなんじゃろな?」と思いましたが、全く読んで字の如く、
BARで帽子を売っているわけでも、帽子屋さんでBARをやっているわけでもなく、
それは正しく「帽子屋BAR」でした。
間口1間ほどの入り口を入ると早速色とりどりのcoppola(=ハンチング帽)たちが出迎えます。
そして、絵画のように額縁によって切り取られ、壁面に整然と並べられた帽子たちに誘われ歩を進めると、少し奥まったひらけたスペースには、バーカウンターと少し物憂げな表情を浮かべる店長が陳列(?)されています。
このお店は、ハンチングとキャスケットの専門店。
店長の頭にも、お気に入りのキャスケットが乗っています。
なぜ「帽子屋BAR」なんですか?という問いかけに、「両方やりたかったから」という単純にして明快な回答。
創めた頃は、周りから「両方、中途半端になるよ」との忠告もあったそうですが、「スタンダードに収まる事に違和感を感じる」と語る店長さんは「だから辞められません」「続けてたら、それもスタンダードでしょ」と、楽観的に情熱的だ。
決して広くはない店内に、意外な程の在庫量。
目移りしてしまうが、お値段の方が、僕には少々お高い。
15,000円代がメインのラインナップ。
高い物になると30,000円~40,000円するものも・・・・・
そんな中、僕が選んだ「ひょっとしてHat」はこれ!
当然、買えません!
しかし、My best 帽子選定の業務は完了しなければ・・・
僕は、買うことが出来ない旨を伝え、そのうえで恐る恐る「かぶってみてもいいですかあ?」と聞いてみたところ店長さんは「どうぞ、遊んでみて下さい。」と、事も無げに快諾!
「自分でも高いって事は解ってるんで、責任持ってうりたいんです。」
との店長さんの言に男惚れ!
「今、キュンってしました!」って言ったら、「その言葉、最近使いませんよね。」って、突っ込まれましたけど・・・・・
みなさんにも、このお店には是非とも足を運んで頂きたい。
初めにも書いた通り、ハンチング専門のお店なので、好みに合わない方も多いと思いますが、なんせBARもありますから! BARの方は、絶品のイタリアワインをお手ごろ価格で提供してもらえます。
ほら、「この納豆は、納豆ギライの方にこそ食べていただきたい納豆です!」みたいな商品ってあるじゃないですか?
このお店は、そういうお店です。
★★ハンチング帽専門店 帽子屋BAR 「コッポレッタ」
〒531-0072
大阪市北区豊崎3-6-4アクティ北梅田1F
SHOP 15:00~20:00
BAR 15:00~20:00
定休日:月曜日
http://www.coppoletta.jp/
アクセス
地下鉄御堂筋線「中津」駅より 徒歩3分
阪急「梅田」駅より 徒歩7分