こんにちは。

中川です

新型コロナや花粉症など、

さまざまななものが飛び交っておりますね。

手洗い、うがい
そして、腸の中をキレイにしておくことで免疫力がアップ

身体を冷やさず頑張っていきましょうー

さて、
最近、ロミオとジュリエットの台本を見直す機会がありました。

シェイクスピアは、
長台詞が多いー
言うには恥ずかしい言葉がー
独り言やんけー

など思ったこともあるのでは

この作品が描かれた時代は、
女性の役も男性が演じ、照明や音響の設備などもほとんどない時代。

その為に、
「言葉で情景を伝える。」
手法が取られていました。

バルコニーにいるジュリエットを見つけたロミオの台詞

「まて、あの頭上に差し込める光は何？」

今だったら、ジュリエットにだけ照明を当て
そこにロミオ登場。
（ジュリエットを見つけ、驚くリアクション）

でいいのかもしれない。

けれど、お客に状況を想像させるために台詞を詩のように書いている。

そして、
胸の高鳴りとともに溢れてくる言葉、言葉のオンパレード。
心の中の声丸見えでしょ

聞いてるこっちが恥ずかしいわ〜
なんて、恋する二人には届かない。

この話しは、5日間の物語。
出会い、恋をし、愛を確かめ合い、愛を誓い、別れ、再び出会った時に死を迎える。

なんでもうちょっと待てなかったのよ〜
即行動すぎるでしょ〜

なんてツッコミも入れたくなる。

それを演じる役者は、
かなりの体力と技術、
そして新鮮さが必要とされる。
もちろん、恋するパワーも。

古典の中にある