2024年1月1日、帰省中の娘と帰ってくる時刻の確認をし合った直後の出来事。
地震のアラート情報と信じられない震源地。
親戚・実家は石川県能登地方。
娘の携帯の充電、被災規模の心配、義母親戚の無事の確認、どれをとっても頭の中はぐるぐる回るばかりでした。
何とか生きてるから。
と短いLINE
とりあえず。。。
夜を迎えて暗い中の避難はどうなのだろう。
家の中も外もいたんではいるけれど、つぶれるほどにはない、イザとなったら飛び出るべく玄関を開けたままで布団を被ったらしい。
2日、帰る予定はたたず、義母としばらく過ごすとの連絡。IRは当分復旧しないから金沢までの交通手段がない。道路はかなりイカれているようで。
近くのスーパーには食料も飲料もなく、1時間2時間歩いてドラッグストアに行くも、レジは長蛇の列。1時間かかってもレジで精算できない。そんな不自由な中、救いは通電していたことと、井戸水の濁りがなかったこと。
3日、義妹夫婦が金沢まで車を運転してくれた。
切符の買い替えには多少手間取ったものの無事に静岡に帰還。
帰ってきてくれてホッとした。本音です。
が、余震は続くし家の壊れたところは義母一人の手には負えない。義妹夫婦にお願いするのは気が引けるが中部地区の端と端。余程の時はとんでいくしかない。
目が見えない耳が聞こえない膝が悪い、こんな状況でも義母が一人で住まうことに、娘は本気で話をしてきたようだが、生まれ育った土地を離れたことがないオーバー80には寝耳に水。こんな災害が起きる前からずっといい続けてきたけれど、何があってもココは離れないらしい。
身近なところでもスグ隣でも今日でも災害は起こるかもしれない、そういう危機感を何処かに持たないと自分の大事な人を護ることは難しい。
震源地、被害甚大地よりは内陸であったため今回は難を逃れましたが、他人事ではない、ということです。
新しい年が皆様にとって幸多き日でありますように。新年、明けましておめでとうございます。
🍊🍊🍊🍊🍊春日みかん🍊🍊🍊🍊🍊