【えすえむ】幕があがった | 森キリンのブログ

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森山です。


本日24日、森キリンらぼvol.1「えすえむ」の公演初日でした。


予想をはるかに超えるほどに好評で、正直、少し驚いています。



本公演はタイトルの通り、SMプレイをモチーフに創作しました。


この非日常的な営みを、僕なりに日常生活の延長線上に食い込ませてみました。


それでも、日常生活には馴染みにくい過激な表現を選択せざるをえず、観客の共感をえられるかどうか不安でいっぱいでした。



しかしその心配も杞憂だったことが今日、証明されました。



この作品は想像以上に日常的で、普遍的で、かつアブノーマルです。


ご来場いただいた複数の方から「実体験なのですか?」という旨の質問をいただきました。


僕は「ご想像にお任せします」と応えるにとどまりましたが、いずれにしても、より多くの人が「無関係ではいられない」内容になっています。



少なくとも僕は「自分がこうならないとは限らない」と思っています。



無意識に誰かを傷つけてしまった経験のある人なら、必ず身につまされる瞬間があるはずです。



ある密接な関係が「負の相互作用」に陥ってしまった場面を見たことがあれば、背筋に冷たさを感じながら、気づけば笑っていると思います。



そんな、切なさと見苦しさと、ままならなさと情けなさと、刺激と安寧が同居している作品です。


そしてどうやら、かなり笑える仕上がりになっています。



少しでも興味が湧きましたら、明日あさってと、ふらっと中野にお立ち寄りいただければと思います。


劇場でお待ちしております。






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わたしは犬。首輪をつけられ、縄でつながれている。


あなたは飼い主。縄の先を持ち、私の行動を制限する。


しかしわたしは、首輪をつけかえ、あなたを縛ることができる。


それでもわたしは、この首輪を、外すことはできない。




エグい作品をポップに上演する劇団森キリンが、よりビビットに、

よりエッジーに創作する「森キリンらぼ」シリーズ第一弾!


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劇団森キリン 番外公演
森キリンらぼVol.1


え す え む


作・演出 森山貴邦(青年団/劇団森キリン)


●出演
吉原 真理(劇団森キリン)
荒井るり子
大井上 誠
長雄瑞穂
田山幹雄
深沢未来


●チケット
一般 2,500円
学生 2,000円(要学生証提示)
※当日券は各300円増


●会場
中野テルプシコール
http://www.studioterpsichore.com/
※JR中野駅南口より徒歩約10分


●チケット予約
https://www.quartet-online.net/ticket/esuemu



●お問い合せ
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Tel.  090-4745-2670(いいづか)
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