突っ込みどころが多いストーリーですが、

「普通になりたい」の「普通でないこと」があまりにも悲惨なものなので、哀れでなりませんでした


戦争とか天変地異があった時に、他人に成りすますとか土地・財産を詐取することは現実にあり、卑近な事例を聞かされたことがあります

ミステリー小説にもトリックとして使われ、松本清張にもあったような気がします


この小説も東日本大震災と津波に流された人の運転免許証というかたちで採用しています