どうも、大学一年が終わってしまったことを未だに信じられないエリスです。

残念ながら観客を入れた公演をまだ行うことはできませんが、ダダンではできる範囲の中で活動していきます!



今回のリレーブログのテーマは「春〜出会いと別れ〜」ということですが、劇団ダダンは今年度出会えてよかったものトップ3に入りますね。孤独だと思ってた一年目を豊かにしてくれました。来年度もたくさんの新入生が入ってくてることを期待してます!(さらっとアピール)



それでもやっぱり、この1年間は、出会うはずだったのに出会ってないものや人が多いように感じます。でもそんなことを考えていると、悔しいのか、悲しいのか、やり場のない感情が生まれてしまうので、こんな状況だからこそ出会えてよかったものを紹介します〜


それは、トールキンのThe Lord of the Rings (指輪物語)!!

ある指輪を破壊するために集められた仲間達の冒険を追う、壮大な物語です。

完全にファンタジーの世界なのですが、出てくるホビットやエルフ、人間の王国に関しても緻密な歴史までがきちんと考えられ、登場人物の家系図もあります。トールキンワールドの本当のファンはもはやファンではなく学者になります。


本には親切に地図もついてきます。


地図を参照しながら読み進めると登場人物の足取りがわかり、家から一歩も出てなくても大冒険に出た感覚になれます。

そしてもちろん物語の中では出会いもたくさん!トールキンの書く登場人物は、なんか弱そうな者でも魅力的なんですよね。


全く別の歴史、地理、人物のある世界を作り出せる想像力、素敵ですね。

家にいる時間が増えたからこそゆっくりじっくり読書ができて、改めて文学の偉大さを感じてます。


この物語を演劇してみたい、とも思ったのですが、壮大すぎてどこから始めるべきなのか、検討がつきません。映画も素晴らしいのですが、本にはたくさんの詩も登場するので、ミュージカルも作れるはず


さらに、著者のトールキンは言語学者でもあり、物語には彼の作り出した言語も登場します。

エルフ語のクウェンヤやシンダリンに関しては、伊藤盡著の『指輪物語 エルフ語を読む』で実際学ぶこともできます。

そんな空想の言語を学んでも、全く役に立たないじゃないか!というあなた、いいんです、役に立たなくても。純粋に楽しめることが大事なんです。ただでさえストレスが多いこの状況の中、いちいちメリットやデメリットを考えるのも疲れるので、おうち時間は好きなことをやって気楽に過ごしたいと思います。皆さんも是非趣味を極めてください。




あ、本について語っていたら全然別れについて書いてませんでしたね。最近一番辛かったのは、こたつとの別れです。クリスマス頃からレンタルしてたのですが、先日とうとう引き取られました。今は足がとっても寒い中書いてます。そもそもレンタルできるなんて便利な世の中ですが、こたつは中途半端に持つものではありませんね。


エリス