どうも皆様はじめまして、Li Chun Kai(リー ジェンカイ)と申します。
お陰様で、外語祭公演の小屋入りも先日終わりを迎えられました。キャスト・スタッフの皆様、大変お疲れ様でした。
2020年は実に波乱万丈な一年間と言っても過言ではないと思います。自分にとっても、
「いよいよ憧れの大学生活が始まる!やったぁー」\(^o^)/
と思ったら、
「東京への転居を当面の間お控えください」だの、「春学期はオンライン授業」だので、春から色々と大変でした。
…と、ここまで読んでいると、
改めまして、リー ジェンカイ と申します。(そこはもういい)
(魔進戦隊キラメイジャー(テレビ朝日系にて毎週日曜朝9時30分から絶賛放送中)とガルザ様(CV:中村悠一)↑は良きですのでよかったらご覧くださいまし!)
と思うかもしれないので、この場を借りて軽く自己紹介を。
普段はアイザックと呼ばれております。
出身地は香港です。
はい、去年から少しの間ニュースで世間をお騒がせしている、あの香港です。
(物騒な画像を使ってしまったことお詫び申し上げます。)
皆様にはもっと今の香港や香港の若者達はどういう状況に置かれているのか知っていただきたい気持ちでいっぱいですが、それではブログの本来の目的から逸れてしまうのでここでは割愛させていただき、ご自分で検索していただければ幸いです。
ありがたいことに、文部科学省より奨学金をいただき、去年4月から国費留学生として大阪大学 日本語日本文化研究センターにて1年間在籍しておりました。今年の春から上京して、晴れて外大生になりました。
初めての留学+一人暮らしでドキドキワクワクしておりましたが、生憎新型コロナウイルス感染症の拡大により、折角の大学生活の始まりがめちゃくちゃに…哀れ…
そんないつの間にかできていた心の曇りも、ダダンに入ってから消え去りました。これも先輩方や同期の皆様のおかげでございます。ありがとうございます。
そんなダダンで頂いた最初のプレゼントは、「アルベルト」というダダンネームでした。
名付け親(国際日本1年柴垣恵也氏、ダダンネーム未定)によると、由来はアルベルト・ザッケローニ氏(サッカー日本代表の監督を務めた方?)だそうです。
サッカーはあまり詳しいわけではないので、間違ってしまったら悪しがらず。
さて、話が長くなってしまったので、自分のことはこの辺にして、そろそろ本題に入ります。
今回のリレーブログのテーマは「好きなおとぎ話」でございます。
待てよ…!
俺って、子供の頃どんなおとぎ話を読んでたっけ…(そこからかよ)
ふと思い出してみると、確かに子供の頃の自分が机の前に座って絵本を読むような姿をどうも想像できません…
まだ広東語(香港の方言)さえもまともに話せなかった頃の自分の記憶を探りながら、
時を遡って、1ヶ月と少し前に、某LINEグループではこんなやり取りがありました…
そう、実は
今回の企画者は自分だったのです!!
今回の企画者は自分だったのです!!
「自分の墓穴を掘る」とはまさにこのことではないでしょうか。
って、そんな要らぬ自慢話なんかより、早く思い出さないと〆切が…プルプル:( ›´ω`‹):
そんな時、我らが座長、定久モルク氏のブログを見て、こう決めました。
俺も母ちゃんに聞いてみるか!!(モルク、勝手にパクってゴメンネ)
ということで、善は急げ、早速(海を渡って)電話してみることに…(ここからは意訳でお届けいたします)
「『みにくいアヒルの子』とか『ピノキオ』とかでいいんじゃないの?」
いや、違うんだよ母上…俺が求めてるのはそういう回答じゃない…
でも、考え方を変えてみると、この回答はつまり…
子供の頃の俺って、おとぎ話が好きではないのでは?
これは完全に詰んでしまった…これでは話にならんぞ…
「あ、でも…」という母の思いつきが命綱となりました。
「あんた、小さい頃童話よりも三国演義(日本語名: 三国志演義)が好きだったのよね?」
そう言って母はある写真を送ってきました。
この本の内容についてはもはや説明は不要でしょう。あの『三国志』を元に、明朝に羅 貫中(ラ カンチュウ)によって書かれた歴史小説です。
この表紙を見ると、子供の頃にリビングでその本を何度も手に取り、読みふけていた記憶が蘇ります。実に懐かしい…
母上によると、子供の頃の自分は読み聞かされるところか、自分の方から両親に読み聞かせていたんですとか…最古の記憶を振り返ると、つい涙が潤んでしまいました…
おっと、つい思い出に浸してしまいました、失礼しました。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。11月末にて公開されます外語祭公演もどうぞご期待ください。
以上、アルベルトこと、アイザックでした。
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2020年度劇団ダダン外語祭公演(オンラインでの動画配信)
「必殺物語軌道修正人!〜シンデレラ篇〜」
赤ずきん、シンデレラ、桃太郎……古今東西のおとぎ話は、いつだってハッピーエンドがお約束。
けれど現実は、いつも思い通りに事が運ぶとは限らない。
物語の幸せな結末を守るため、今日も陰で東奔西走、孤軍奮闘する者たちがいた……
果たしてシンデレラの靴は脱げるのか。桃太郎は桃から生まれることができるのか。
これは、汗と涙と笑いに彩られた、彼らの戦いの記録である――
作 高岡祐奈
演出 高岡祐奈 土方漱真
出演
クリムラ 定久浩介
アンドウ 内田美友
シンデレラ 落合恵菜
王子 齋藤諒平
父親 山田拓生
継母 栗原優奈
義姉 田中美羽
義妹 佐藤結香
魔法使い 篠原黄梨
おばあさん 倉沢麻里江
観客 Li Chun Kai