こんにちは、定久浩介です。

 

紆余曲折ありながらも、外語祭に向けて公演の準備が着々と進んでいます。

対面稽古は良いものですね。zoom授業で廃れた心が潤います。対面はっぴーはっぴーです。

 

対面稽古と言えば、(この対面○○も最近出来た表現ですよね。未だに違和感があります)対面授業が始まりサークル以外の人間関係がようやく出来はじめたのですが、そんな人達から「ダダンのSNS見たよ!」という言葉と共にこんなことを言われます。

 

 

 

「一番上に名前あったね。」

 

 

 

 

 

・・・で、なんだよ。

日本文化のいけないところです。要は「主役なんだね!」的なことを言いたいんでしょうけど。微妙に遠回しな言い方。間違うのが怖いから言わないのか、何なのか。

別に怒っているわけではありません。というか、そうでなくても、主役だねとか座長じゃんとか言われると未だに恥ずかしくてしょうがありません。そんな肩書きを意識したこともないし、稽古中も先輩におんぶに抱っこで、さらに言えば舞台に立つことが一年ぶり二度目の私が偉そうなことを言ってはいけない。そう、私は主役でも座長でもないんです!役は皆平等!!

 

ただ・・・・・・出ずっぱりなのは否めません。ほぼずっと出てます。一番出てます。

 

なので、うん、見てね!!!!!!みんな!!!!!!

 

 

 

 

 

 

本題へ参ります。今回のリレーブログのテーマは「好きなおとぎ話」です。

 

一年生なのでこのリレーブログなるものが初めてなんですが、初っ端からこのテーマ。困った困った。

なぜ困るか。

子どもの頃におとぎ話を読んだ記憶がないんです。

読んだことはあるはずです。親指姫とか、金太郎とか。でも、漠然とした印象だけ残っていて、「夢中になって読んだからストーリーを空で言える」みたいなことが全くない。ちなみにこれは大学生になった今でも変わりません。「面白かった」とは言えるけど何が面白かったか覚えていない。そうやってぼーっと生きてるからダメなんですね。ほんとにもう。

 

と、いうわけで、こんな時に一番頼りになるのは母親です。さっそく実家の母に聞いてみました。

 

 

(お気づきの方もいるでしょうが、今回は母親とのLINEをさらします。

これ、ある方の企画記事のパクりなんですが、分かる方いたら速攻で連絡下さい。あの記事の面白さについて語りましょう。

あ、決して某○○学部の夏休みのアレとは関係ありません。風刺とかじゃないです。許可取ってるし。ほんとに。)

 

自分でも「何が好きだったかな~赤ずきんちゃんとか絵本よんだな~裸の王様もあったかな~」と無い記憶を掘り起こしていると、約二時間後には返信が。

 

 

 

 

・・・違う。

 

うん、何の説明もなしにこんなことを聞いたのが悪かったです。「ブログ企画でね・・・」とか言えば良かったんです。

だけど、いや、トーマスっておとぎ話でしたっけ。

おとぎの国の話ではある・・・けど、いや、「おとぎ話や童話で何が好き」って聞かれて「トーマス」はおかしい。シンデレラとか白雪姫とか、せめてディズニーっぽいやつ、キノピオとか、あそこらへんが相場でしょう。

 

というわけで「おいババアそうじゃないだろ」と返信しようとしたところ、珍しく立て続けにメッセージが。

 

 

 

・・・いやぁ、それにしても、母親から自分についての思い出話を聞く年になったとは。

最近になってちょくちょくこういう話をするようになったのですが、聞くたびに感傷的になってしまいます。

母親も年ををとったんだなぁ、自分も大きくなったなぁ、と。

 

 

なんてクサい話はさておいて、この話(幼稚園に入る前、2,3歳の時の話なんですが)を聞いた瞬間、たしかに思い出す記憶がありました。

まだ小平の家に住んでいた頃。優しい母親のピリついた雰囲気と「図書館のものに落書きしてはいけない」という自戒。そしてなにより、大好きな絵本が家にずっとあることになったという喜び。

 

 

母親はいまいちピンときていませんでしたが、私は確かに覚えていました。絵本の表紙の肌触りとか形状とががおしゃれで、内容よりもその特別感が好きで、、、思えば「内容を覚えていないけど好き」という現象はこんなところから始まっていたんですね。

ちなみに今までの自分の中の最古の記憶が「幼稚園の初登園日にうんちを漏らす」だったので、入園前のこの記憶が記録を更新しました。ぱちぱち。

 

 

というわけで、昔を懐かしむエモエモモードに入った定久は、早速そのトーマスの絵本がどんな表紙だったかググってみることに。

お目当てはすぐに見つかりました。

 

 

 

 

 

 

な、なつかし~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!

 

このフォント、この横長で小さめのサイズ感、そしてこの絵のタッチ!!!!!

うわあゴードンが出てくる緑の表紙のやつとかもあったな~~~~~~!!!!

表紙はわりとゴツめで重厚感があるのも好きでしたね~懐かしい!!!!!

え、テンション上がってるの俺だけじゃないですよね??皆これなつかし~~~~~~!!!!ってなるやつでしょ?え、どうなんですか?え?俺だけ?・・・・え?????

 

 

 

 

 

と、いうわけで。同じ感覚を共有できた人も、「こいつバカなの?」とあざ笑ったそこのあなたも、トーマスとは一切関係ない外語祭公演をどうぞご覧下さい。

 

 

以上、もるくこと定久浩介でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

以下公演詳細↓↓↓

 

 

 

 

 

 

2020年度劇団ダダン外語祭公演(オンラインでの動画配信)

 

「必殺物語軌道修正人!〜シンデレラ篇〜」

 

 

 

赤ずきん、シンデレラ、桃太郎……古今東西のおとぎ話は、いつだってハッピーエンドがお約束。

 

けれど現実は、いつも思い通りに事が運ぶとは限らない。

 

物語の幸せな結末を守るため、今日も陰で東奔西走、孤軍奮闘する者たちがいた……

 

果たしてシンデレラの靴は脱げるのか。桃太郎は桃から生まれることができるのか。

 

これは、汗と涙と笑いに彩られた、彼らの戦いの記録である――

 

 

 

作 高岡祐奈

 

演出 高岡祐奈 土方漱真

 

 

 

出演

 

クリムラ 定久浩介

 

アンドウ 内田美友 

 

シンデレラ 落合恵菜 

 

王子 齋藤諒平 

 

父親 山田拓生 

 

継母 栗原優奈 

 

義姉 田中美羽 

 

義妹 佐藤結香 

 

魔法使い 篠原黄梨 

 

おばあさん 倉沢麻里江 

 

観客 Li Chun Kai